◆ツインズ4―3ロイヤルズ(17日・ミネアポリス) 「なでしこジャパン」を信じたツインズの西岡剛内野手(26)が、ガーデンハイアー監督との“男の勝負”に勝った。 本拠でロイヤルズに勝利後、監督室内のテレビは女子サッカーの生中継を映していた。その時点では延長後半で米国1点リード。「もう残り時間も少ないし、ニシ(西岡)がこれから1週間、あのTシャツを着て、いじられることになるな」とニヤけた。日米とも準決勝進出が決まった際、指揮官は西岡と会談。母国が負けた方が、相手国の国旗入りで“相手国の女子チームが大好き!”と書かれたTシャツを着ることで合意、すでに球団関係者によって2枚のTシャツは用意されていた。 次の瞬間、ロッカーで西岡の雄たけびが響いた。3打数無安打で終わった試合を日本報道陣の前で振り返っている最中に、日本が追いついた。「イエィ!」。PK戦で決着後、西岡はすぐに監督室に押しかけ、抱き