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トランプは北朝鮮核問題を外交解決へと導けるか
<北朝鮮に核開発を放棄させる外交的解決策が周辺国間で探られるなか、来週日中韓を歴訪するトランプに... <北朝鮮に核開発を放棄させる外交的解決策が周辺国間で探られるなか、来週日中韓を歴訪するトランプには調整役を果たす期待がかかるが> トランプ大統領の東アジア歴訪が迫る中、ここ45日間ほどの間、北朝鮮はミサイル発射や核実験などといった軍事的挑発を控えています。この点に関して11月1日に新内閣発足にあたって会見に臨んだ安倍総理は、「言葉による挑発は続いている」としながらも「北朝鮮側から対話をしてほしいと言ってくる状況をつくらなければならない」という基本スタンスを表明していました。 では、今回行われる東アジア諸国とアメリカの一連の首脳会談では、北朝鮮問題については、本当に外交的な解決へと向かうのでしょうか? この点を占う上で、関係5カ国の立場を確認してみます。 まずアメリカでは、トランプ大統領としては「国内のトラブル」を多く抱える中で、外交的成果を出さなくてはならない状況に追い込まれています。ロシ