視点・論点 「強い参議院と"ねじれ"国会」 | 視点・論点 | 解説委員室ブログ:NHK

中央大学教授 橋本基弘 憲法は施行から65年が経ちました。日本国憲法に基づく政治は完全に定着したように思われます。一方で、昨年の東日本大震災をきっかけとして、政治の機能不全が明らかになりました。いわゆる「決められない政治」の問題です。 しかし、「決められない政治」の原因は「ねじれ」にあるのでしょうか。参議院が強いからでしょうか。ここではこの問題を考えてみたと思います。「ねじれ」は本当に病理現象なのか、あるいは異常な事態なのでしょうか。わたくしはそうは考えません。 まず、現在の衆参両院それぞれの選挙制度を見てみましょう。 衆議院は、「小選挙区比例代表並立制」と言われる選挙制度により議員が選出されています。総議席数は480名です。そのうち300名を小選挙区制から選び、180名を11の比例区から選びます。これに対して、参議院は選挙区選出と比例代表区を組み合わせた選挙制度です。 議員総数24

[lcwin]

でもコンセンサスで得られた成果を国民は世論調査上は評価してくれないんですよ。これがいろいろなネックになってる。/強硬姿勢にインセンティブを与えているわけ。

[call_me_nots]

自分の考えをていねいに表現してもらった感覚

[maximstyle]

メモ）

[TOM2005]

ひとつの見識。確かにこういう見方はあると思う。ただし、これだけでは説明不足なわけだが、時間制限のあるテレビ番組じゃあしょうがないか

[as62]

これはひどい。憲法の定める衆議院の優越には脆弱性があるのはだいぶ前から言われてるじゃないか。これをふさぐパッチを当ててないのは政治の怠慢だろ。

[umeten]

とぉころがこれがファシズム一直線なんだなぁ（山田ルパン声で）　>ねじれは二院制の病理現象なのではなくて、むしろ生理現象と見ることが適切です。それは有権者の合理的な選択行動なのです。

[myogab]

ねじれが病理なのではなく、ねじれ程度で機能停止する国会のメンバーが未熟なんだと。同意。未熟である事を前提にし未熟な議員に合わせて制度を劣化させよと言うのが首相公選制や参院廃止論。未熟な国ほど独裁を求。

[gohshi]

"首相公選制を導入したり、参議院を廃止したらねじれは解消できるのでしょうか。答えはNOです。有権者は、首相の政党とは異なる政党を多数派として選ぶ可能性があるからです" アメリカとかフランスとか