信濃毎日新聞［信毎web］ ナウマンゾウの大きさ実感して 塩尻市図書館に実物大模型登場

長野県塩尻市立図書館に１５日夜、段ボールで作られた実物大のナウマンゾウの模型が登場した。同館で８月に開く講演会のＰＲを兼ねた企画で、段ボール製品製造の中信紙工（塩尻市）が組み立てた。高さ２・８メートル、長さ４・７メートルの模型が完成すると、館内で見守っていた人たちから拍手が起こった。 上水内郡信濃町の野尻湖ナウマンゾウ博物館と連携しており、同博物館にある５分の１サイズのゾウの模型データを基に、３ＤＣＡＤ（コンピューター利用設計システム）で設計した。 この日は、同社社員ら９人が１３２個の部品をはめ合わせ、約２時間かけて完成させた。図書館職員の矢沢昭義さんは「子どもたちにナウマンゾウの大きさを体感してほしい」。図書館内にはほかにも、国内最大のナウマンゾウの牙や背骨、大腿（だいたい）骨などのレプリカを展示。１６日は休館日で、１７日から見学できる。 講演会は８月２日午前１０時から、野尻湖ナウ

[shibure]

段ボールで作られた実物大のナウマンゾウの模型