異常事態、司法ファッショ…判事が判決で批判 : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

利息制限法の上限（年１５〜２０％）と、出資法の上限（年２９・２％）の間の「グレーゾーン金利」で支払った利息を「過払い金」として返還するよう貸金業者に命じる判決が２００５年の最高裁判決以降全国で急増したことについて、神戸地裁社(やしろ)支部の山本善平裁判官が、担当した返還訴訟判決の中で「異常事態」「司法ファッショ」などと批判していたことがわかった。 原告の兵庫県内の女性は、大手消費者金融会社（東京）との間で、借り入れと返済を繰り返していたが、金利がグレーゾーンと知り、過払い金２３５万円の返還と利息５％の支払いを求めて昨年９月に提訴した。 貸金業界では、貸金業法のみなし弁済規定を根拠に、グレーゾーン金利で営業して利益を得ていた業者が少なくなかったが、最高裁は２００５年１２月〜０６年１月、この規定の適用条件を厳格にとらえる判決を相次いで言い渡した。０７年７月には、規定が適用されないのを知りながら

[ppg-01]

そーいや例の最高裁判決の判事が、退官後にあーだこーだコメントしてたりしてたしな。

[shipposhippo]

「被告のような大手が要件を順守してみなし弁済の適用を目指したのは当然」はどうかと思うなぁ。みなし弁済の要件が厳格化される前でも，裁判でみなし弁済が認められることは稀だったが，業者は対応しなかった。

[oguogu]

消費者金融に過剰に厳しいとウラ金融がはびこりかねないと思っているから、この判断は良いと思う。そもそも最高裁が金貸しに対して潔癖すぎだと思う。

[narwhal]

んー。

[the_sun_also_rises]

タイトルが変だと思う。つまりみなし弁済規定金額分＝とり過ぎ金利分は返還すべき。しかしとり過ぎ金利分について更に金利をつけて返還すべきとは思えないという趣旨でしょ？理屈は通っていると思う。後は控訴審で。

[Moonlightdance]

本来はケースバイケースで見ても良かったものを、一律に借り手側に立ってしまったがゆえの問題点か。司法ファッショと言うよりは、世論のヒステリーのほうが問題では。

[rajendra]

"「法律がみなし弁済の可能性を容認しているのに、司法が極端に要件を厳格に設定して、（みなし弁済規定を）事実上葬り去るのは異常事態で、司法ファッショと批判されかねない」"

[mainichigomi]

法解釈に統一性が無い国で良いと言うことですね

[frsatti]

明日の改正貸金業法の施行でみなし弁済規定が廃止されるのか。利息制限法・出資法も改正されるから日本貸金業協会がCM流しまくってるね。

[syujisumeragi]

ずいぶん前、どっかのサラ金が取り立ての際に弁護士を立てずヒラ社員を法律上の「支配人」にして訴訟をさせたという記事があった。サラ金は弁護士に払うものを払わず司法の逆鱗に触れたと直感した。

[bn2islander]

貸金法がらみの判決に関しては，確かに裁判所が積極的に政策形成に関わっていたような感はあるんだよな．「金貸しで儲けるような奴らは許さない」という意思が込められている様にすら感じた

[orihime-akami]

うわぁ、日本っぽくない判決だなぁ。しかし同時に日本的でもある。

[hounavi]

"裁判官が、担当した返還訴訟判決の中で、「下級審が（最高裁判決に）いささか過剰に反応している」" - 読売新聞｜異常事態、司法ファッショ…判事が判決で批判

[wackunnpapa]

うーん。