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「カチンの森事件」追悼集会で70年後の和解 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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「カチンの森事件」追悼集会で70年後の和解 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
【モスクワ=貞広貴志】第2次世界大戦中の1940年にソ連の秘密警察が捕虜のポーランド軍将校ら約2... 【モスクワ=貞広貴志】第2次世界大戦中の1940年にソ連の秘密警察が捕虜のポーランド軍将校ら約2万2000人を虐殺した「カチンの森事件」から70年を迎え、追悼集会が7日、ロシア西部スモレンスク郊外で行われた。集会には、プーチン露首相とポーランドのトゥスク首相が初めてそろって出席、慰霊碑の前でひざまずき、緊張が続いた両国関係の歴史的和解に一歩をしるした。 式典でプーチン首相は、「全体主義による残虐行為は明白で、決して正当化出来ない」と述べ、事件に対するソ連の責任を認めた。 ソ連は戦後、事件をナチスの犯行と主張してきたが1990年にゴルバチョフ大統領がソ連の関与を認め謝罪した。ただ、ポーランド議会が2005年、事件をジェノサイド(集団殺害)と認めるよう要求したことなどで、ロシア側に再び反発が生じていた。 プーチン首相は、昨年のポーランド訪問で事件を「犯罪」と呼び、許しを求めた。北大西洋条約機構