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ナラ枯れ(ナラ類の集団枯死) 神戸大学 森林資源学研究室 黒田慶子 Kuroda, Keiko
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ナラ枯れ(ナラ類の集団枯死) 神戸大学 森林資源学研究室 黒田慶子 Kuroda, Keiko
ナラ枯れとは ❖ナ ラ枯れは、菌(カビ)による伝染性の萎凋病(感染木が急激に枯死する病気)です。 ❖病... ナラ枯れとは ❖ナ ラ枯れは、菌(カビ)による伝染性の萎凋病(感染木が急激に枯死する病気)です。 ❖病 原菌をカシノナガキクイムシという養菌性キクイムシが媒介します。つまり、感染して枯死した樹木から健康な 樹木に病原菌を運ぶ役目をしています。カシノナ ガキクイムシは直径10cm以上の樹木で繁殖効率が良いため、大径木ほどたくさん羽化し、翌年の被害拡大につながります。そのため、高齢のナラ林で被害が 激しくなります。 ❖昔 の薪炭林は20年前後の若齢林のため,カシノナガキクイムシの繁殖は,ほとんど見られませんでした。 ❖カ シノナガキクイムシは枯死木中で繁殖して初夏に羽化し、健康なナラ類(ミズナラ、コナラなど)、シ イ、カシ類などの樹木樹幹に穿入し、病原菌を感染させます。感染木は梅雨明け直後(7月後半)から 枯れ始めます。 ❖ブ ナ科の中で,ブナ属以外の属の樹木は枯死の記録があります。ミズナラが