君は心を躍らせて感動のWOWをどれだけ発したか: 聞こえるように独り言

‘23年11月10日（金） 英語で「ＷＯＷ（ワオ）」といえば 驚いたり喜んだりした時、 つい出る言葉だ。 日本語なら「わぁ、すごい！」が 近いだろうか ▼そんな感動体験を子ども時代に 積む大切さを高校生に教えられた。 京都市に住む山本・リシャール登眞 （とうま）さん（18）。 先週、岡山市であった 岡山ユニセフ協会の記念事業で 講演を聴いた ▼日本、スイスなど3.カ国にルーツを 持ち、4カ国で暮らしてきた。 見たことのない景色、おもしろい本、 おいしい料理…。 心を躍らせたものの中に世界遺産が あったという。 もっと知りたいと世界遺産検定に挑み、 史上最年少の11歳で最高位の 「マイスター」を取得した ▼そこまでなら秀才の話で終わるが、 「ＷＯＷは困難を乗り越える力になる」と 山本さん。 著書「ＷＯＷファクター」（小学館）では 日本の学校生活で嫌がらせを受けた 経験も明かしている ▼つらい

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われわれは日々の生活の中でどれだけの感動体験があるか。それが困難を乗り越える力になるという。