<河村名古屋市長の発言の波紋> 河村たかし名古屋市長は2月20日、市役所を表敬訪問した中国共産党南京市委員会のメンバーと会談した際、旧日本軍による「南京事件」について、「通常の戦闘はあったが、南京事件はなかったのではないか」と発言した。この発言に対して、石原慎太郎東京都知事、上田清司埼玉県知事、山田宏前杉並区長などは、河村名古屋市長の発言を支持するコメントを発している。 これに対し、中国外務省の羅照輝アジア局長は22日、訪中している外務省の杉山晋輔アジア大洋州局長と会談し、河村名古屋市長による「南京事件」不定発言について「歴史の歪曲」と強い不満を表明した。南京市も行政当局の交流を当面中止すると発表した。 <「南京の真実」とは何か> 日本軍が南京を占領した昭和12(1937)年12月13日、南京には日本人、シナ人だけでなく、欧米の居留民やマスコミが多数いた。しかも、日本軍が南京入りした際には
河村たかしが南京事件否定論者であることについては当ブログで繰り返しとりあげてきたため、先週彼の口から発せられた与太についても驚かなかった(発言した機会についてはさすがに少し驚いたものの)のだが、その後一週間のマスコミ及びネットでの反響によって、改めて問題の根の深さと深刻さを思い知らされた。この社会は、質的に言って最低レベルの歴史修正主義すらきちんと批判できないのだ。 「河村たかし名古屋市長「南京事件は無かった」発言を訂正-南京事件関連本人気ランキング」 河村たかしの釈明を批判している記事なのだが、そのなかにこんな一節がある(強調は引用者)。 昭和史研究の権威である秦郁彦氏ですら、史料に基づく数ではなく「推論」でその数を主張しているのが現状だ。 この人が中公新書の『南京事件』を読んだことがないのはまず間違いない。あの本を読んで「史料に基づく数ではなく」なんてことが言えるはずはないから。また、
北海道のローカルフードを語る上で忘れてはいけないのが飲み物の存在。ビールや乳飲料と並ぶ知名度を誇る炭酸飲料、それがガラナです。他の都府県では手に入りにくい一方、道内ではファンが多く、熱心なコレクターによる先行研究webも存在します。本エントリではそれらを参照しながら、道内で手に入りやすい3種類のガラナを飲み比べたり、ちょっと大人の飲み方を工夫したり、古(いにしえ)のガラナを紹介してみようと思います。 ガラナについて−その普及と現在− そもそもガラナとは、南米アマゾン原産のつる植物の名前です。このガラナの種子からエキスを抽出し、飲み物にしたのが「ガラナ飲料」なのです。 それが何故北海道で普及したのか、について、「北海道ウォーカー」に面白い記事があったので取り上げてみましょう。 コカ・コーラの日本上陸に先立ち、炭酸飲料が売れなくなることを危惧した全国清涼飲料協同組合連合会が開発し、普及に取り組
1937年12月13日 南京陥落 便衣兵狩り・捕虜処刑激化 1937年12月15日 漢中門外・漢西門外における大量虐殺 犠牲者:市民 2千人 1937年12月15日 魚雷営における大量虐殺 犠牲者:市民・捕虜 9千人 1937年12月16日 中山埠頭における大量虐殺 犠牲者:難民 5千人 1937年12月16日 下関における大量虐殺 犠牲者:難民 4千人 1937年12月17日 煤炭港〜上元門における大量虐殺 犠牲者:捕虜・市民 3千人*1 1937年12月17日 日本軍南京入城式 1937年12月18日 幕府山事件 犠牲者:捕虜 5.7万人 1937年12月 上新河地区における大量虐殺 犠牲者:捕虜・難民 2.8万人 1937年12月 南門外における大量虐殺 犠牲者:捕虜2千人・難民5千人 1937年12月 燕子磯における大量虐殺 犠牲者:捕虜5万人 1937年12月 宝塔橋・魚雷営にお
私の実家には、祖母あたりの代からちょっとした機会があるとすぐ、お菓子を人にあげる習慣があります。その量がまた結構多くて、イベントによりますが実家に寄っただけで1500円〜3000円ぐらいのデパ地下お菓子の詰め合わせがどかーんと。お煎餅とかおかき、チョコレートだったら20〜30個の詰め合わせがどーん。で、たいがい家だけでは消費しきれないので、私は職場とかにそれをまるごと持っていってどんどん人にあげるようにしています。これを続けていると何が起きるかというと、しばらくすると職場の人からもお菓子をもらうようになります。もともと私のいる業界は出張が多く、たいがい出張先で同僚とか先輩が買ってきてくださるようです。出張先で、職場の同僚のことを思い出して菓子買うのって、(義務だと思わなければ)悪くないもんですよ、案外。ちなみに、バレンタインデーのことを私自身は空中散布と呼んでいて、やっぱりそれを機会に職場
印刷 関連トピックス菅直人参議院選挙原子力発電所野田佳彦 自民党の溝手顕正参院幹事長は28日の記者会見で、原発事故対応にあたった菅直人前首相を「後進国なら死刑」と切り捨てる一方、自民党幹部も「歯がゆい」などと激しく批判した。 溝手氏は民間の「福島原発事故独立検証委員会」が菅氏を批判する報告書をまとめたことに触れ、「後進国だったら裁判にかけ、死刑という話になりかねない大変な話」と指摘。29日に野田佳彦首相との党首討論に臨む谷垣禎一総裁については「(首相と)ディベート技術の差はかなりある。谷垣さんは純情。歯がゆいが、そういう男」。テレビ番組で「話し合い解散」に言及した安倍晋三元首相も「過去の人。一生懸命リハビリ中で、主導権を取ろうと発言するのだろう」と酷評した。(今野忍) 購読されている方は、以下のような関連記事も読めます。申し込みはこちら国民視点見失った党首討論野田首相、初の党首討論 T
Dan Kogai(小飼 弾)氏の 文脈論、または文法におけるその欠如、または"I love you"を日本語に訳せない理由という記事に反論を。 文脈というものがいかに文法において軽視。いや無視されているかは、Wikipediaをざっと眺めるだけでも感じ取れる。 (中略) 文法、あるいはGrammarに比べて、なんとそっけないことだろう。あたかも「文脈は文法ではスルーする」ということが、言語学者たちにとって世界共通の文脈であるかのように。 物理学の初心者向けのテキストで力学のごく基本的なところを学ぼうというとき、そのテキストが摩擦に触れていなかったとしたら、あなたはそれを評して『「あたかも「摩擦は力学ではスルーする」ということが、物理学者たちにとって世界共通の文脈であるかのように。』なんてことを言うのだろうか? 物理学者はスルーしているのでもなければ、研究していないのでもない。あくまで初心
ベンチの上にジャンプして飛び乗った。昨日まではこたつの上にすら飛び上がろうとしなかったのに。 一体何があったのか分からないが,どうやら復調は間違いない模様。動いていない分,食はいつもよりずっと細いのだが。 外に出せというの出だしたら,直後に豪雨になって,普段の彼なら心配しないのだがなかなか帰って来ない。思わず,彼の名を叫んだら,一瞬の雨間を突いて既に家の中に戻っていて,廊下をトコトコ歩いてきて,私の顔を見に来た。慌ててタオルで濡れた体を拭く。 外出時間は最小化しているが,基本,ちゃんと自分の体を分かっているのだろう。 チコが部屋にこもっている時間が長かったせいなのか,庭にはまたアナグマが侵入して,前回よりも激しく,あちこち掘り返してあった。それでも,チコは,他の猫が侵入してくるほどには気にしてないかもしれない。さしあたって,チコが気にするものなどと,資源重複は起こらないであろうことをなんと
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