阿部守一知事は3日の定例会見で、東御市東部中学校教諭が女子高校生にみだらな行為をしたとして同市青少年健全育成条例違反容疑で逮捕された事件に絡み、「(県は)直接的に条例で規制するのではなく、地域の力、関係者の取り組みの中で青少年を守るというスタンスで取り組んできた」と述べ、淫行処罰規定を盛る県条例制定に否定的な考えを示した。 県内市町村で同規定を盛り込んだ条例を制定しているのは同市だけ。阿部知事は「あってはならない事件。教育関係者を含めて社会全体で子どもたちの育ちをしっかり守れる環境をつくっていくことが重要」とした。 知事は一方、公約の「子どもの権利条例」(仮称)制定の可否を有識者会議で検討していることに言及。同条例で何らかの規制を盛ることを想定しているかどうかについて「家庭や地域で温かく守り育てられる存在が必ずしもそういう状況ではなくなっている時代背景の中で、子どもたちをどうやって守っ
「春の嵐」から一夜明けた4日、県内では強い風雨は収まったものの、各地で建物の損壊や倒木などの被害が新たに判明した他、公共交通機関の乱れも広がった。 松本市開智の国重要文化財「旧開智学校校舎」では、八角塔上の風見柱(かざみばしら)の破損が見つかった。風見柱の落下で2階の屋根瓦の一部も壊れ、風見柱から四方に張り出した「東西南北」を示す銅製飾りのうち「東」の部分が校舎正面玄関の脇に落ちた。市教委は雨漏りしないよう屋根瓦の応急処置を急ぐが、本格的な修復は文化庁と協議して決める。 「さくら祭り」が開催中の伊那市高遠城址(じょうし)公園。雨や風で折れた桜の小枝などが散らばり、4日朝から関係者が後片付け。市高遠町総合支所によると、タカトオコヒガンザクラの古木の枝(直径30センチ、長さ約5メートル)が折れているのが見つかった他は大きな被害はなかった。公園を維持管理する市振興公社の桜守の一人、西村一樹さ
飯田商工会議所などでつくる飯田市中心市街地活性化協会は、市民や観光客に市中心部を楽しみながら歩いてもらおうと、店や公共施設を紹介した3種類の「飯田まちなか回遊マップ」を作成した。 利用者の年齢層などニーズに合わせて店を選んだのが特徴。フリーペーパーを編集・発行している市民団体「丘の上通信 まいかみ編集部」など3団体が実務を担当し、4か月かけて3月末に完成させた。 出来上がったのは、家族連れで楽しめる施設や店を紹介した「かるがもマップ」、20~30歳代の女性向けの飲食店を中心にした「いいトコ行っとこマップ」、仕事帰りに飲食を楽しみたい40歳代以上向けの「いいだ丘の上5時からとぼとぼマップ」。 このうち「とぼとぼマップ」は中心部の約100軒の飲食店から、20年以上続く店を中心に雰囲気が良く一人でも気軽に入れる24軒を厳選。各店の住所、電話番号、営業時間と特徴を紹介している。 同協会は「観光や回
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