有人駅としての営業を終えて、カーテンが閉められるJR飯田線平岡駅=3月31日午後5時10分すぎ、天龍村平岡 県南端の下伊那郡天龍村の中心部にあるJR飯田線平岡駅が31日、有人駅として最後の日を迎えた。村民ら数人が見守る中、午後5時すぎに駅事務所のカーテンが閉められた。 駅員の佐藤幸宏さん(56)は「20代に勤務したころと村人の人情は変わらなかった」と、同駅での1年9カ月を懐かしんだ。3月に入ってからは入場券を求める人が急増。31日はその数が100人近くに上ったという。 駅事務所が入った建物内にある売店に勤める熊谷明美さん(56)は「駅員さんは親切な人ばかりだった。無人になると年配者が困るかな」と寂しさをにじませた。 04月01日(日)の県内ニュース 長野電鉄屋代線、90年の歴史に幕 1日から代替バス運行 (4/1 08:09)立科町で観光バス衝突、横転 愛知発ツアーの16人重軽傷(4/
長野電鉄屋代線(須坂市・須坂―千曲市・屋代、24・4キロ)が31日夜、最後の運行を終えて廃止された。1922(大正11)年の開業以来、90年間地域を支えてきたが、利用者の減少で経営が悪化。長年親しまれた鉄路に別れを告げようと、この日は列車内や駅周辺が多くの人で終日にぎわった。 沿線の各駅では、住民が感謝の思いを込めたイベントを実施。一般客が利用できる最終電車は松代駅(長野市)を出発し、午後11時10分すぎ須坂駅に到着。鉄道ファンや地元住民らが大きな拍手で迎えた。その後、長野電鉄が貸し切り電車を1便走らせ、全ての運行を終えた。 屋代線は、河東鉄道河東線の一部区間として開業した長野電鉄で最も古い路線。同社で廃止となるのは2002年3月の木島線(中野市・信州中野―飯山市・木島)以来。4月1日からは、屋代線沿線を代替バスが運行する。 04月01日(日)の県内ニュース 長野電鉄屋代線、90年の歴
県が今年度実施した商店街実態調査によると、県内の商店街での空き店舗率は8.5%で、前回2008年度調査より0.8ポイント増え、過去最悪を更新した。近隣への大型店出店や商圏人口の減少、店主の高齢化・売り上げ低迷に伴う後継者の不在などが影響したとみられる。08年度に比べて景況が「好転」したとする商店街が全体の2.5%にとどまる一方、「悪化」したとするのは54.5%に上り、苦戦が続く中心市街地の姿が改めて浮かんだ。 商店街の数は242で前回より18(6.9%)減り、1981年と比較すると5割強までに落ち込んだ。08年比で店舗が減った商店街は64%、増えたのは12.5%、景況で「変わらない」との回答は38%だった。 242商店街の店舗総数は1万384軒、空き店舗数は961軒だった。空き店舗となった原因は、後継者不在や経営不振による廃業が大半を占め、今後の活用について尋ねたところ「貸したい(売り
戦国〜江戸時代初期の名医で、岡谷市長地柴宮に眠る永田徳本をテーマにしたまちおこしを進める岡谷商工会議所は新年度から、卓上薬草栽培機の開発プロジェクトを産学連携で行う。薬草のスプラウト(芽)を育てる小型の植物工場を想定した装置の開発と同装置を活用したビジネスモデルを確立する。諏訪東京理科大学(茅野市)や地元の研究開発型企業3社と連携して事業化を目指す。26日に同商議所で開いた臨時議員総会で構想を説明、承認された。 開発を目指すのは、少ないエネルギーを効率的に活用し、薬草を種から育てて収穫する装置。参画企業が持つ植物工場のノウハウや植物を照らす光を光合成に最適な光に変換するフィルムの技術などを活用して、最適な生育環境を整える卓上型程度の大きさの栽培機を作る。購入者がほとんど手を掛けずに、無農薬のスプラウトを安定的に収穫できるようにすることを目指す。必要に応じて自家消費や出荷できるようにする。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く