飯田市今宮町の障害福祉サービス事業所「いずみの家」は4月3日、同事業所に通う精神障害者が焼いたパンなどを出す喫茶店「Yuicafeizumi」を飯田市の中心市街地に開店する。軽乗用車で市内の企業を回ったり、同事業所でパンを販売したりしてきたが、店舗を構えるのは初めて。市街地で住民と触れ合うことで通所者が接客の経験を積み、工賃アップにつなげていく狙いだ。 店舗は、中央通りに面した1階部分に借りた約60平方メートル。店名は、地域住民の結び付きを示す言葉「結い」と事業所名から取った。店内では、同事業所で焼いたパン30種余りを出すほか、飲み物やバニラアイスにエスプレッソコーヒーをかけたデザートなども用意する。 同事業所の職員1人と通所者5人が調理から接客までを担う。座席数は24。営業時間は火~土曜の午前9時~午後5時。 同事業所には精神障害者約40人が通っている。昨年から障害者就労支援に取り
飯田市内の製造業5社が連携し、夜桜を照らすための発光ダイオード(LED)を使った照明装置を完成させた。市観光課は、市内の桜名所をライトアップする予定で、消費電力を少なくできるようにと開発を依頼。5社は昨年作った試作品に改良を加えた。 出来上がった照明装置は横12センチ、縦9センチ、高さ12センチの箱型。地面に置きやすい形で、照らす範囲を調節する金属製の枠があり、防水機能を備えている。LEDなので13・5ワットと消費電力も少ない。 5社のうち4社は2009年、市の依頼でLED防犯灯を共同開発した。5社の代表を務める機械設計会社社長の加藤博志さん(53)によると、今回の照明にもこの時の企業連携や技術が生かされたという。 市観光課は10年、消費電力を減らす取り組みとして、4カ所の桜をLED防犯灯で照らした。昨年は桜用の試作品を加藤さんらに発注。試作品25基を5カ所で活用した。 同課による
国土交通省は21日、2025年度末を目指す北陸新幹線敦賀(福井県)延伸に合わせ、フリーゲージトレイン(軌間可変電車)を導入する方針を固めた。工事実施計画に敦賀駅付近で軌間を変更させる装置などの設置を盛り込む。JR側との手続きも経て、認可は4月以降になる見通し。 同日の交通政策審議会整備新幹線小委員会が、昨年末に新規着工方針が決まった北陸新幹線金沢―敦賀、九州新幹線長崎ルート・諫早―長崎、北海道新幹線新函館―札幌の3区間について、投資効果や採算性が確保できるとした国交省の試算は妥当―とする報告書をおおむね了承。北陸新幹線と長崎ルートにフリーゲージの「積極的な活用」を提言する内容も確認した。 報告書にフリーゲージの運行区間は明記しないが、国交省は現時点で富山―敦賀間は新幹線、敦賀―大阪間は湖西線など在来線に乗り入れて運行する想定をしている。 長野県内からの利用を考えると、現時点の想定では
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