4月5日に放送された『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送)のあるエピソードが話題となっている。それは、奈良県に住む18歳の青年からの依頼で、内容は次のようなものだった。 「僕は物心がついてから両親の会話を聞いたことがありません。59歳の父は僕たち子供には普通にしゃべるのに、母とは一言もしゃべろうとしないのです。理由はわかりません。このままでは熟年離婚なんてことにもなりかねません。父がしゃべらない理由を解明していただき、できることなら夫婦仲良く会話する姿を見てみたいです」 カンニング竹山が調査を始めると、依頼主と2人の姉、そして当事者である両親への聞き取りにより、両親が会話をしていない期間は「23年間」にもおよぶことが判明。隠し撮りした家庭内の映像では、父は子供たちには笑顔で話しかけるものの、母が何を話しかけても完全に無言を貫き、やり取りはすべて一方通行だった。 竹山に23年間話さなかった理由
亀山千広氏 フジテレビは13日、就任から6年を迎える豊田皓(こう)社長(67)が副会長に就き、後任の社長に亀山千広常務(56)が昇格する人事を固めた。6月27日の株主総会で正式に決定する。 1980年代から視聴率競争で常にトップ争いをしてきた同局だが、昨年はテレビ朝日に抜かれて3位に転落した。フジの黄金時代を築いた名物プロデューサーである亀山氏を抜擢(ばってき)してトップを一気に11歳若返らせ、復活を期す。日枝久会長(75)は留任する。 亀山氏は早稲田大を卒業し、80年に入社。主にドラマ畑を歩み「ロングバケーション」「踊る大捜査線」などの人気作をプロデュースした。近年は映画事業部門に移り、「踊る大捜査線 THE MOVIE」や「海猿」などテレビドラマの劇場版を次々にヒットさせ、邦画隆盛の立役者の一人となった。昨年6月、常務に就任していた。 関連記事フジ社長に亀山常務昇格 「踊る大捜査
外観を透視した、リニア新幹線の地上駅イメージ図=JR東海提供 【宋光祐】JR東海は13日、2027年に品川―名古屋間で開業予定のリニア中央新幹線の中間駅(地上駅)のイメージ図を公表した。座席は全席指定ですべて事前予約制にして、駅には切符売り場を設けないなど「コンパクトな駅」をめざす。高架下などのスペースは地元などに賃貸する。 この日、山梨県昭和町で開いた住民説明会でJR東海が明らかにした。 中間駅は、神奈川(相模原市)、山梨(甲府市など甲府盆地南部)、長野(高森町、飯田市)、岐阜(中津川市)の4県に建設するが、神奈川県以外は高架の地上駅となる。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら関連記事(ヒット!予感実感)超特急勢揃い、過去から未来から(5/2)リニア駅、
【ホッと一息@北海道】 北海道新幹線の開業まで3年を切った。4月には、とりあえずの終着となる新函館駅(仮称)と函館駅を結ぶ在来線の電化工事起工式が開かれるなど、着々と環境整備が進められている一方で、新駅の正式名称はいまだ決まっておらず、秒読み段階にはほど遠い。工事の槌音が響く新駅付近を訪ねると、ここがターミナルになるとは想像もできない殺風景な風景が広がっていた。(札幌支局 藤井克郎) 函館市に隣接する七飯町のJR七飯駅近くで4月20日、JR北海道が主催して「函館線五稜郭・渡島(おしま)大野間電化工事起工式」が開かれた。渡島大野駅は、平成27年度末に北海道新幹線が開業すると、その終着となる新函館駅(仮称)に生まれ変わる。五稜郭駅までの14・5キロを電化させることで、函館駅から新駅までアクセス電車を運行して新幹線利用客の利便性を高めることができる。 函館市長らと鍬入れ式に臨んだJR北海道の小池
上伊那郡中川村の第三セクター中川観光開発が同村大草(おおくさ)で運営する宿泊施設「望岳荘」は7日、主に村内で捕殺したニホンジカの肉を使ったソースカツ丼の販売を始めた。農林業被害対策でシカ肉活用に力を入れている同村の名物丼にしようと、村産リンゴの果汁を入れた特製ソースでさっぱりと味付け。他地域のソースカツ丼との違いを出した。 価格を抑え、食感や味の違いを楽しんでもらう狙いで、シカ肉と豚肉を80グラムずつカツに揚げる。シカ肉は牛乳で下処理するなどして特有のにおいを和らげた。 望岳荘は2月の節分に、シカ肉のカツを入れた「恵方(えほう)巻き」を販売。予想を上回る約230本が売れ、「カツ丼で食べたい」との声も寄せられたため、シカ肉料理の第2弾として考案した。 中川観光開発専務で、駒ケ根市のソースカツ丼店社長の片田秀昭さん(60)は「家庭でも調理できるメニューを積極的に仕掛け、シカ肉が普及すれば
二〇二七年の開通を目指すリニア中央新幹線計画で、長野県内の中間駅の建設候補地内にある飯田市座光寺の「恒川(ごんが)遺跡群」の一部を国の史跡とするため、飯田市教委が地元住民の合意を取りつける作業を進めていることが分かった。史跡に指定されれば開発が厳しく制限される。 遺跡群では奈良、平安時代に税金として集めた稲などを保管する「正倉(しょうそう)」の遺構が見つかっており、当時の行政機関「郡衙(ぐんが)」があった。市教委は一九八二年から文化庁の指導のもと、断続的に調査を続けている。 市教委が指定を目指すのは、約三十五ヘクタールの遺跡群のうち、正倉が確認された北東部約三・五ヘクタールと中央に位置する祭祀(さいし)が行われていた湧き水の「恒川清水(ごんがわしみず)」。既に地元説明会を開いており、地権者の同意が得られ次第、県を通じて文化庁に史跡指定の意見具申をする。関係者によると、長年の調査結果などから
全国で唯一しなの鉄道(上田市)だけで走っていた旧国鉄時代からの車両「169系」が29日、軽井沢(北佐久郡軽井沢町)―屋代(千曲市)間の特別列車での運行を最後に老朽化で引退した。1968(昭和43)年に旧信越本線横川―軽井沢間の碓氷峠の急勾配を走れる電車として誕生した。ラストラン出発式などがあった軽井沢駅には千人弱が詰め掛け、沿線からも多くのファンが見守った。 169系は県内を中心に使われ、しなの鉄道では開業した97年から使ってきた。主に朝の快速列車として運行した。ことし3月のダイヤ改正で通常運行を終了した。 出発式で、しなの鉄道の藤井武晴社長(68)は「(169系は)大きな故障もなく、地球と月の間を7往復分走った」と述べた。午後4時20分、軽井沢町の軽井沢中部小学校吹奏楽部が演奏する中、軽井沢駅を出発した。 最近は3両や6両での運行が多かったが、特別列車は、同社所有の全車両を連結し、
水産特区慎重審査を 宮城県漁協、農相に申し入れ 特区認定の慎重判断を求めて申し入れ書を手渡す菊地会長(右) 宮城県漁協の菊地伸悦会長は17日、農林水産省に本川一善水産庁長官を訪れ、県が申請した水産業復興特区は漁場のコミュニティーの崩壊をもたらしかねないとして、慎重な審査と判断を求める林芳正農相あての申し入れ書を手渡した。 菊地会長は特区について、「全員と言っても過言ではない数の組合員が反対している」と強調。被災地の実情を調査した上で認定の可否を判断するよう求めた。これに対し、本川長官は「法律にのっとって進めていきたい」と説明したという。 菊地会長は同日、根本匠復興相にも同様の申し入れを行った。
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