“俺の嫁”が2次元からやって来る――IoT(Internet of Things)ベンチャーのウィンクル(東京都千代田区)が12月14日、好きなキャラクターと一緒に暮らせるという装置「Gatebox」の予約受け付けを日米で始めた。限定約300台で、価格は29万8000円(税別)。2017年12月から配送予定。 Gateboxは、円筒形の装置内部に身長約15センチの3Dキャラクターを投影し、コミュニケーションが楽しめるマシン。主人(ユーザー)の行動をセンサーで認識し、朝になると主人を起こしたり、夜に帰宅すると出迎えたりしてくれる。VOCALOIDキャラのコンサートイベントなど、2次元キャラクターをリアル世界に投影する技術もあるが、それらと比べて「いつでも隣にいてくれる、身近な距離感」(同社)を実現したという。 インターネット経由で家電製品ともつながり、照明やエアコン、テレビなどのオン・オフ操