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ブックマーク / bijutsutecho.com (24)

  • 品川の旧原美術館、解体工事へ

    品川の旧原美術館、解体工事へ品川にある旧原美術館の建物が5月24日から解体工事に入ることがわかった。 今年1月に惜しまれつつ活動を終えた東京・品川の旧原美術館。その建物が解体工事に入ることがわかった。 旧原美術館の塀に貼られた解体のお知らせ 同館は、原俊夫(原美術館を運営するアルカンシェール美術財団理事長)の祖父にあたる実業家・原邦造の私邸を美術館として利用したもので、1979年に開館。しかしながら建物としての歴史はさらに古く、原邸自体は1938年に竣工した。 設計は東京国立博物館館や銀座の和光館などを手がけた渡辺仁で、白く平面的な壁やガラス窓、鉄格子などを取り入れたモダニズム建築として2003年にはDOCOMOMO(モダン・ムーブメントに関わる建物と環境形成の記録調査および保存のための国際組織)にも認定されるなど、名建築として評価されている。 旧原美術館 しかしながら、同館は老朽化を

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    frasca 2021/05/20
  • ピカソにリキテンスタイン、リヒターも。グッゲンハイム美術館が200冊の展覧会カタログを無料で公開中

    ニューヨークを代表する美術館のひとつであるグッゲンハイム美術館が、同館主催の展覧会カタログ約200冊を無料で公開している。 グッゲンハイム美術館では、2012年の時点で約60冊のカタログをオンラインで公開。その後、今追加されるかたちでリリースし、いまでは約200冊がarchive.org上で見ることができる。 ラインアップのなかには、1993年に同館で開催された「ロイ・リキテンスタイン展」や00年の「ジョルジオ・アルマーニ」展、02年に開催された「ゲルハルト・リヒター:エイトグレイ」展など、1936年から2006年までに開催された展覧会カタログが並んでおり、貴重な資料として活用できるだろう。 ユーザーは、それぞれのカタログを全ページ無料で閲覧できるほか、PDFやEPUB、Kindleデータとしてダウンロードすることもできる。 「Barnett Newman : the stations o

    ピカソにリキテンスタイン、リヒターも。グッゲンハイム美術館が200冊の展覧会カタログを無料で公開中
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    frasca 2020/12/30
  • 美術手帖プレミアム

    美術手帖プレミアム
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    frasca 2020/12/22
  • ゴッホの大規模データベース「Van Gogh Worldwide」が誕生。1000点以上の作品を掲載

    あるようでなかったアーティスト・データベースが誕生した。フィンセント・ファン・ゴッホの作品のみに特化した「Van Gogh Worldwide」だ。 このデータベースは、世界最大のゴッホ・コレクションを誇るオランダのゴッホ美術館と、それに次ぐ規模のコレクションを有するクレラー=ミュラー美術館、そしてオランダ美術史研究所がタッグを組んでローンチさせたもの。ゴッホは生涯に約2000点の作品を残したとされているが、現在このウェブサイトにはその半数に当たる約1000点もの作品データが掲載されている。内訳としては、ペインティングが338点、ドローイングが732点、版画が39点だ。 サイト内では、ゴッホの作品を「年代」「収蔵先」「技法」「素材」「テーマ」などで検索可能。作品詳細画面では、ビューワーによって作品画像をズームで鑑賞できるほか、作品の裏側も見ることが可能。また、展覧会出品歴なども記載されてい

    ゴッホの大規模データベース「Van Gogh Worldwide」が誕生。1000点以上の作品を掲載
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    frasca 2020/11/07
  • ポーラ美術館、30億円のゲルハルト・リヒター作品を落札。アジアにおける欧米作家作品の最高落札額

    アジアにおけるオークションで、欧米作家作品として過去最高額である約30億円で落札されたゲルハルト・リヒターの《Abstraktes Bild (649-2) 》(1987)。その落札者が、箱根のポーラ美術館だったことがサザビーズによって明らかにされた。 作は、10月6日にサザビーズ香港で行われた現代美術セールに出品されたもの。同セールは、総落札額約93億円で、サザビーズ・アジアで開催された現代美術のセール(単独の所有者によるものをのぞく)としては過去最高額となった。 この作品は同セールにおけるハイライトであり、当初の予想落札価格は16億〜19億円だった。サザビーズによると、10分間もの入札合戦が繰り広げられたという。 サザビーズ・アジアのコンテンポラリーアート部門アジア地区統括シニアディレクターである寺瀬由紀はこの落札を受け、「この素晴らしい作品が、アジアでもっとも権威のある私立美術館の

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    frasca 2020/10/09
  • 大型展覧会は変わるべき? 『美術展の不都合な真実』著者・古賀太に聞く

    大型展覧会は変わるべき? 『美術展の不都合な真実』著者・古賀太に聞く日の美術館で行われるメディア主催の大規模な展覧会(企画展)。その裏側を描いた『美術展の不都合な真実』が新潮新書より刊行された。このを執筆した背景について、著者の日大学芸術学部教授・古賀太に話を聞いた。 聞き手=橋爪勇介(ウェブ版「美術手帖」編集長) 新型コロナウイルスによって数ヶ月もの長い臨時休館を強いられてきた美術館が、6月に入り次々と再開した。多くの美術ファンにとって喜ばしいニュースだが、美術館は事前予約制など、これまでにない対応を迫られている。このコロナ禍を機に美術館のあり方を見直すべきだという声は、美術関係者からも聞かれる。そんななか、メディア共催展(マスコミが主催に入る展覧会)をはじめとする美術館展覧会の隠れた部分を顕にした書籍『美術展の不都合な真実』(新潮新書)が刊行された。 * ──古賀さんは現在日

    大型展覧会は変わるべき? 『美術展の不都合な真実』著者・古賀太に聞く
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    frasca 2020/06/08
  • 『現代美術史』著者・山本浩貴に聞く「コロナ時代の(と)アート」

    『現代美術史』著者・山浩貴に聞く「コロナ時代の(と)アート」「社会と芸術」の視点から第二次大戦以降の西洋と日の美術を総覧した『現代美術史 欧米、日トランスナショナル』(中公新書)を昨年上梓した山浩貴。気鋭の文化研究者の山書の狙いと「コロナ後」のアートに対する見解を聞いた。 聞き手=永田晶子(美術ライター) 「美術史を複数化する」意識──手に取りやすく、かつ格的な現代美術史の入門書は書が国内で初めてではないかと思います。山さんは1986年生まれで、正直その若さに驚きました。まずはその出版の経緯を教えていただけますか。 留学先であったロンドン芸術大学博士課程在学中にサントリー文化財団の若手研究者対象の研究助成に応募し、2016年度の助成をいただきました。その中間報告会が東京で行われ、そこで出版元の編集者と話したのがきっかけです。当初は90年代以降のいわゆるソーシャリー・エ

    『現代美術史』著者・山本浩貴に聞く「コロナ時代の(と)アート」
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    frasca 2020/04/22
  • いまこそ読みたい。アート・ブック10選

    いまこそ読みたい。アート・ブック10選新型コロナウイルスの影響で自宅で過ごす時間も多い昨今。そこで、この機会にぜひ読んでおきたい美術書10冊をピックアップ。比較的手に入りやすい2010年以降のをセレクトしてお届けする。 文=中島水緒(美術批評) 『アート・パワー』(ボリス・グロイス著、現代企画室、2017年) 出典=Amazon.co.jpより 美術批評の最前線を読む1『アート・パワー』ボリス・グロイス著、石田圭子、齋木克裕、三松倫代、角尾宣信訳(現代企画室、2017) 「アートとは何か」という問いが袋小路に陥り、作品の自律性がもはや信じられなくなった現在、芸術はなお「パワー」を有していると言えるだろうか? 国際的に活躍する美術批評家のボリス・グロイスによれば、あらゆるヒエラルキーを撤廃した「美学的平等性」のもとでこそ芸術の自律性は可能となり、文化的、社会的、政治的な問題に抗することが

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    frasca 2020/04/11
  • 自宅で名画を「再現」しよう。Instagramの新たなトレンド「#tussenkunstenquarantaine」とは?

    自宅で名画を「再現」しよう。Instagramの新たなトレンド「#tussenkunstenquarantaine」とは?新型コロナウイルスの影響により世界各国で外出禁止令の発令が続々と出ているなか、自宅で世界の名画を再現するトレンド「#tussenkunstenquarantaine」がInstagramに誕生した。 Instagram(@tussenkunstenquarantaine)より 新型コロナウイルスの感染急拡大に伴い、美術館や博物館が相次ぎ休館しており、世界各国では政府による外出禁止令の発令が続々と出ている。こうした状況下、自宅で世界の名画を再現するトレンド「#tussenkunstenquarantaine」がInstagramに誕生した。 オランダ人女性によって運営されているアカウント「Tussen Kunst & Quarantaine」(オランダ語で「アートと隔離の

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    frasca 2020/04/11
  • ピカソにリキテンスタイン、リヒターも。グッゲンハイム美術館が200冊の展覧会カタログを無料で公開中

    ニューヨークを代表する美術館のひとつであるグッゲンハイム美術館が、同館主催の展覧会カタログ約200冊を無料で公開している。 グッゲンハイム美術館では、2012年の時点で約60冊のカタログをオンラインで公開。その後、今追加されるかたちでリリースし、いまでは約200冊がarchive.org上で見ることができる。 ラインアップのなかには、1993年に同館で開催された「ロイ・リキテンスタイン展」や00年の「ジョルジオ・アルマーニ」展、02年に開催された「ゲルハルト・リヒター:エイトグレイ」展など、1936年から2006年までに開催された展覧会カタログが並んでおり、貴重な資料として活用できるだろう。 ユーザーは、それぞれのカタログを全ページ無料で閲覧できるほか、PDFやEPUB、Kindleデータとしてダウンロードすることもできる。 「Barnett Newman : the stations o

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    frasca 2020/03/29
  • いまこそキュレーターの給与を考えよう。衝撃のデータがウェブ上で公開

    いまこそキュレーターの給与を考えよう。衝撃のデータがウェブ上で公開5月31日、フィラデルフィア美術館のキュレーターがインターネット上で「Arts + All Museums Salary Transparency 2019」と題されたGoogleスプレッドシートを公開した。このファイルに含まれているのは、主要美術館やギャラリーなどをはじめとする、美術業界で働く人たちが自己申告したリアルな給与情報。ファイルの存在は、瞬く間に業界内に知れ渡った。アート界に大きな衝撃を与える「給与の透明化」への動き。その背景と、データから見えてくるものとは? 文=國上直子 「Arts + All Museums Salary Transparency 2019」を公開したのは、現在フィラデルフィア美術館でヨーロッパ装飾美術・デザイン部門のアシスタント・キュレーターを務めるミシェル・ミラー・フィッシャーという女性

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    frasca 2019/06/26
  • シリーズ:これからの美術館を考える(10) 日本の美術館はコレクション情報をどう扱っていくべきか

    シリーズ:これからの美術館を考える(10) 日の美術館はコレクション情報をどう扱っていくべきか昨年5月に政府案として報道された「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」構想。これを発端に美術手帖では「これからの日の美術館はどうあるべきか?」をテーマに、様々な視点から美術館の可能性を探るシリーズを掲載してきた。第10回は、国立西洋美術館で学芸課情報資料室長を務める川口雅子が、美術館の根幹を成すコレクション情報の重要性と、その未来について提言する。 文=川口雅子 美術館コレクション情報のあるべき姿とは? 美術品の価値はどうすれば高まるのか。アート市場活性化の議論のなかで投げかけられてきた問いだ。その答えを探るなかで情報の担う役割がにわかに脚光を浴び、すでに国レベルの取り組みも一部始まっている。たとえその発端が美術のもたらす経済波及効果への期待感にあったにせよ、情報というものが美術館の未来

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    frasca 2019/04/26
  • バンクシーからホックニーまで。2018年のアートマーケットを振り返る

    バンクシーからホックニーまで。2018年のアートマーケットを振り返るいくつかの“過去最高額”を記録した2018年のアートマーケット。美術手帖で取り上げたなかから、とくに振り返っておきたいオークションで起きた出来事をお届けする。 ・1月下旬、オークション大手のサザビーズは、画像認識とレコメンデーション技術を専門とするAIスタートアップ、スレッド・ジーニアス(Thread Genius)の買収を発表した。これによって、顧客の作品購入におけるより最適なレコメンデーション機能を提供するという。 >>AIがオークションを変える?サザビーズがAIスタートアップ買収で新たなサービスに着手 ・5月14日、美術作品の史上最高予想落札(1億5000万ドル)をつけた作品として注目を集めていたアメデオ・モディリアーニの《横たわる裸婦》が、1億5720万ドル(約172億円)で落札された。これは、サザビーズのオークシ

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    frasca 2019/01/01
  • いま、原美術館を見つめ直す。これまでの歩みと閉館の理由、そして美術館のこれから

    いま、原美術館を見つめ直す。これまでの歩みと閉館の理由、そして美術館のこれから2021年1月で閉館する東京・品川の原美術館。1979年に開館して以来、40年にわたって日の現代美術シーンを牽引してきた同館のこれまでと閉館の理由、そしてこれからを原美術館副館長の安田篤生に聞いた。 廃墟から美術館へ 2021年1で約40年の歴史に幕を降ろす原美術館。その歴史をあらためて振り返りたい。 原美術館が開館したのは1979年12月のこと。原俊夫(原美術館を運営するアルカンシェール美術財団理事長)の祖父にあたる実業家・原邦造の私邸を美術館として開館させたものだ。 原邸自体の竣工は、いまから80年前の1938年に遡る。この邸宅を設計したのは渡辺仁。渡辺は、東京国立博物館館や銀座の和光館などを手がており、当時を代表する建築家だった。白く平面的な壁やガラス窓、鉄格子などを取り入れたモダニズム建築である原邸

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    frasca 2018/12/30
  • 「超線形設計プロセス」で 展開される藤村龍至の作品群。 「ちのかたち」展で次世代の 建築の息吹を感じ取る

    単純な形状を出発点とし、細かな条件をひとつひとつ反映しながら、多数の模型で比較・検討を重ねていく独自の設計手法「超線形設計プロセス」を展開してきた建築家・藤村龍至。つねに現代に即した建築のあり方を模索し、評論活動や教育活動など、多岐にわたって活動することで、「集合的な知」を形成しようと試みている。 大宮駅東口駅前の小さな公共施設「OM TERRACE」は、藤村のその考え方を実践した一例で、全6回にわたる公開ミーティングを経て2017年に完成。街路を引き込むように設計された屋上のテラスは、若い世代を含む多くのひとを呼び込み、今後も様々なイベントでの活用が見込まれ、地域の活性化が期待されている。 Ryuji Fujimura OM TERRACE ©Takumi Ota 展は、建築を知識と形態の創造的な関係=「ちのかたち」としてとらえ、ときに機械による計算を伴いながら、設計作業をより多くのひ

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  • 昭和初期の東京を描いた「日本のゴッホ」長谷川利行の回顧展が開催。新発見の大作とともに画業をたどる

    昭和初期の東京を描いた「日のゴッホ」長谷川利行の回顧展が開催。新発見の大作とともに画業をたどる昭和初期の東京を自由奔放な筆致と明るい色彩によって描いた画家・長谷川利行の回顧展が全国5ヶ所で開催される。2018年3月24日〜4月22日開催の福島県立美術館を皮切りに、東京、愛知、福岡、栃木を巡回する。 長谷川利行(1891〜1940)は京都・山科生まれの画家。昭和初期の、モダンな東京の喧騒や、内面に寄り添うような人物像などを、自由奔放な筆致と明るい色彩によって描き出した。その画風や、波乱に満ちた生涯から、「日のゴッホ」とも呼ばれる。 長谷川利行 夏の遊園地 1928 キャンバスに油彩 112.0×163.0cm 個人蔵 青春時代を文学に傾倒し過ごした利行は、30歳頃になると画家を志し上京。独自に技法を体得し、30代半ばには二科展や一九三〇年協会展などで受賞を重ねるなど、その才能を開花させた

    昭和初期の東京を描いた「日本のゴッホ」長谷川利行の回顧展が開催。新発見の大作とともに画業をたどる
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    frasca 2018/02/04
  • ゲルハルト・リヒターが世界初公開作品を六本木で発表。「Painting 1992–2017」がスタート

    ゲルハルト・リヒターが世界初公開作品を六木で発表。「Painting 1992–2017」がスタートドイツを代表するアーティスト、ゲルハルト・リヒターの最新個展「Painting 1992–2017」が12月15日、東京・六木のWAKO WORKS OF ARTで開幕した。世界初公開を含む14点を展示する。 1932年にドレスデン(旧東ドイツ)に生まれ、世界のアートシーンの第一線を走り続けるゲルハルト・リヒターが、世界初公開となる作品を含む全14点を展示する個展「Painting 1992–2017」を六木のWAKO WORKS OF ARTでスタートさせた。 会場風景より。左から《Abstract Painting (950-2)》(2017)、《Abstract Painting (943-2)》(2016) リヒターは現在ケルン在住。72年のヴェネチア・ビエンナーレをはじめ、数

    ゲルハルト・リヒターが世界初公開作品を六本木で発表。「Painting 1992–2017」がスタート
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    frasca 2017/12/17
  • ムンク美術館所蔵の《叫び》が初来日。18年秋、東京都美術館でムンクの大回顧展を開催へ|美術手帖

    エドヴァルド・ムンク(1863〜1944)は、ノルウェーを代表する画家として知られ、これまで日では京都国立近代美術館(1970)、世田谷美術館(1997)、国立西洋美術館(2007〜08)など、数回にわたりその回顧展が開催されてきた。 2018年10月27日から始まる「ムンク展―共鳴する魂の叫び」は、オスロのムンク美術館が所蔵するムンク作品の油彩《自画像》(1882)、《絶望》(1893-94)、《星月夜》(1922-24)などを含む、約100点(油彩は60点以上)を一堂に紹介するもの。

    ムンク美術館所蔵の《叫び》が初来日。18年秋、東京都美術館でムンクの大回顧展を開催へ|美術手帖
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    frasca 2017/10/29
  • 杉本博司の原点と究極がここに。「小田原文化財団 江之浦測候所」がついにオープン

    博司の原点と究極がここに。「小田原文化財団 江之浦測候所」がついにオープン写真のみならず伝統芸能など様々な領域で活動する杉博司が、自らのこだわりを詰め込んだ施設「小田原文化財団 江之浦測候所」を10月9日に開館させる。その見どころとは? 「小田原文化財団 江之浦測候所」は、小田原市江之浦地区の箱根外輪山を背に、相模湾を望む地に誕生した施設。杉博司が施主で、新素材研究所(杉博司、榊田倫之による設計事務所)が主体となり、構想から竣工まで20年以上の歳月をかけて進められてきた大プロジェクトだ。敷地面積は9496平米。杉が蒐集してきた古美術や、光学ガラスなどがふんだんに使用されたこの巨大施設の見どころを紹介する。 明月門 まず来館者を迎えるのは、室町時代に鎌倉の建長寺派明月院の正門として建てられた「明月門」だ。関東大震災で半壊したのち、根津美術館の正門として利用されていたものを受贈する

    杉本博司の原点と究極がここに。「小田原文化財団 江之浦測候所」がついにオープン
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    frasca 2017/10/08
  • 六本木に出現した巨大なホッキョクグマが訴えるものとは? パオラ・ピヴィに聞く

    木に出現した巨大なホッキョクグマが訴えるものとは? パオラ・ピヴィに聞く今年6月に六木にオープンしたギャラリー「ペロタン」でオープニング第2弾として、イタリア出身のアーティスト、パオラ・ピヴィの個展「They All Look The Same」が11月11日まで開催されている。巨大で色鮮やかなホッキョクグマが目を引く展でピヴィは何を伝えようとしているのか? 人に話を聞いた。 「They All Look The Same」会場風景 Photo by Nacasa & Partners Inc. Courtesy Perrotin ギャラリーに入りまず目に飛び込むのは、2体のホッキョクグマの作品。等身大のクマはそれぞれ白と青の色の羽からなり、異なるポーズをとる。中庭に面した大きなウィンドウを眼前に宙に浮かぶ2体のクマは、まるでギャラリーを訪れるための目印のようにも見える。 「白い

    六本木に出現した巨大なホッキョクグマが訴えるものとは? パオラ・ピヴィに聞く
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    frasca 2017/10/08