誰もが自分の雇用の優先順位の頂点に正社員を設定しているわけではないということを世間の人はどれだけ理解してるんだろうか。さらに、正社員に向いていないのに正社員になりたがってる派遣社員というのも実は世の中結構居るってことを知っとけ。学校卒業後、非正規雇用のまま働いて結局一度も正規雇用者の身分で働いたことのない奴が非常に多く居るのは事実なので、正社員というのがどういうものなのかを知らないまま、正社員になることに憧れている奴も多いのだ(こういうのは同時にホワイトカラーへのコンプレックスを抱いていることも多い)。 だからここで正社員になることがどういうことなのかということを整理しておきたい。正社員として入社してきた人間は、ほぼ例外なく管理職候補生であるということだ。大卒であれば役員候補生にもなりうるだろう。たとえライン工場であってもヒエラルキーは存在する。在職している限り管理職候補生としてのリテラシ