86歳。告別式は近親者で済ませた。喪主は長男、一樹(かずき)氏。 1947年に大映京都撮影所に入社し、カメラマンとして、「眠狂四郎」「座頭市」「大魔神」シリーズなどに参加。「大魔神」シリーズでは「ブルーバック法」という映像合成技術を日本で初めて使った。その後も「鬼龍院花子の生涯」「吉原炎上」「利休」など話題作の撮影を担当。「木枯し紋次郎」などテレビ時代劇も手がけた。
「大魔神」「鬼龍院花子の生涯」などの映画を撮り、日本映画の黄金時代を支えた撮影カメラマンの森田富士郎(もりた・ふじお)さんが11日、神経膠芽(こうが)腫で死去した。86歳だった。葬儀は近親者で行った。 京都市生まれ。47年、大映京都撮影所に入社。60年代以降、市川雷蔵主演の「眠狂四郎」、勝新太郎主演の「座頭市」、特撮映画「大魔神」各シリーズなど、大映京都を代表する時代劇や特撮作品の数々に携わった。 その後、五社英雄や勅使河原宏ら名監督と組み、「極道の妻(おんな)たち」(86年)、「吉原炎上」(87年)、「利休」(89年)などの撮影を手がけた。「陽暉楼」(83年)などで日本アカデミー賞最優秀撮影賞を受賞。95年には紫綬褒章も受けた。
「完璧に台本を覚えたのに収録がうまくいかない」。そんな不調を救ってくれたのが趣味のプラモデル作りという(大山実撮影) 俳優の石坂浩二さん(72)もプラモデル愛好家「モデラー」の一人で、同好会「ろうがんず」を立ち上げ、老眼モデラーと交流を続けている。6年目の今秋には横浜市内でコンテストを開くという。プラモデルへの思いを語ってもらった。◇ 子供時代、プラモデルは高価でね。木を削って模型作りをしていたが、芝居に熱心になって中断。再開後からのプラモデル歴は50年は超えました。作るのは飛行機で、第二次世界大戦中の欧州機が好き。接着工程は急ぐと部品が後から取れることもあるから、きりのいいところまで毎日少しずつ作っています。昔と比べ精密になり、細部の再現力が上がり、飽きがこない。1人で全部やれるから、自分でいいと思うようにやればいいのも魅力だと思う。 プラモデルを趣味にしてきたことで、気づかぬうちに仕事
人気映画シリーズ「ゴジラ」の第1作の公開からことしで60年になるのを記念して、映画を撮影した東京都内のスタジオに巨大なゴジラの壁画が完成しました。 映画「ゴジラ」は、昭和29年に第1作が公開され、これまでの60年間に国内で28本が作られた人気シリーズで、ことしアメリカで公開されたハリウッド版の最新作が来月、日本でも上映が予定されるなど、注目を集めています。 このため、劇場公開60年を記念して、映画を撮影した東京・世田谷区の東宝スタジオに巨大なゴジラの壁画が完成し、5日、関係者に披露されました。 式典では、1作目で主演を務めた俳優の宝田明さんが「60周年ゴジラ復活」と合図を出すと、白い幕が外され、スタジオの壁に鋭い目つきで大きな口を開けた巨大なゴジラが現れました。 壁画は、アーティストの塙雅夫さんがことし3月から3か月間かけて製作したもので、高さが14メートル、幅が17メートルあります。 式
「海街diary」は月刊flowers(小学館)にて不定期連載中。鎌倉を舞台に、新たな家族を迎えることとなった姉妹の共同生活を描き、第11回文化庁メディア芸術祭のマンガ部門優秀賞やマンガ大賞2013を受賞してきた話題作だ。是枝監督は同作を手にとった際に「どうしても自分の手で映画にしたい」と思ったといい、「念願かなってその映画化に監督として関われる」と喜びの気持ちを述べている。 今後のキャスト情報などは、映画の公式サイトや月刊flowers誌上にて告知されていく予定。原作者の吉田も「会うのが楽しみ」と語る、スクリーン上の四姉妹に注目したい。映画は2015年初夏に全国ロードショー。 吉田秋生コメント 映像化のお話はいろいろいただいていましたが、一番に手を上げて下さっていた是枝監督にお任せすることにしました。私自身、是枝監督の処女作品からのファンでしたし。スクリーンの香田姉妹、私も会うのが楽しみ
前列左から、坂本浩一監督、桃瀬美咲、川本まゆ、森永奈緒美 後列左から、渡洋史、三浦力、岩永洋昭、石垣佑磨 往年の人気ヒーロー「宇宙刑事シャリバン」「宇宙刑事シャイダー」を現代に復活させるVシネマ「宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION」「宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION」が製作されることが明らかになった。16日、東映東京撮影所で会見が行われ、2代目シャリバン役の三浦力、2代目シャイダー役の岩永洋昭をはじめ、初代シャリバン役の渡洋史、アニー役の森永奈緒美、桃瀬美咲、川本まゆ、2代目ギャバン役の石垣佑磨、坂本浩一監督が出席した。 新旧キャストが共演!フォトギャラリー クランクインを前にした同会見で、シャリバン役の三浦が「ギャバンの映画に出演した時から、ずっとこの日を熱望してきました。この日を幸せに思っています」と誇らしげな顔を見せると、シャイダー役の岩永も「僕が4
ハリソン・フォード - Florian Seefried / Getty Images 俳優ハリソン・フォードが、SF映画の金字塔『ブレードランナー』(1982年)の続編への出演を正式にオファーされたことが明らかになった。現地時間14日、製作会社のAlcon Entertainmentが発表した。 SF映画史上に残る名作!『ブレードランナー』フォトギャラリー 同社はプレスリリースを通じて、ハリソン・フォードに『ブレードランナー』の主人公デッカード役をオファーしたことを発表。「わたしたちはハリソンがこのプロジェクトに参加してくれれば光栄だと思っていますし、見通しは明るいと思っています」とコメントしている。 ADVERTISEMENT 出演をオファーしたことがこうした形で大々的に発表されるのは異例中の異例。そのため、すでにハリソンの出演は内定しているものの、スケジュール交渉などの詳細が詰められ
閉館の決定した新宿ミラノ 東急レクリエーションの運営する映画館「新宿ミラノ」「シネマスクエアとうきゅう」「丸の内ルーブル」が閉館されることが明らかになった。13日、同社が発表した。「新宿ミラノ」「シネマスクエアとうきゅう」は今年12月31日まで、「丸の内ルーブル」は同8月3日までの営業を予定している。 「新宿ミラノ」は、1956年に新宿・歌舞伎町に開館した複合ビル「新宿TOKYU MILANO(旧・新宿東急文化会館)」内に「ミラノ座(現・新宿ミラノ1)」「新宿東急(現・新宿ミラノ2)」としてオープン。1981年12月には同ビル内に「シネマスクエアとうきゅう」が、1971年には新宿ミラノ新館内に「名画座ミラノ(現・新宿ミラノ3)」がオープンした。閉館の理由としては、近隣にシネマコンプレックスの出店が相次ぎ、業績が悪化したこと、そしてビル全体の老朽化が挙げられている。同ビルに入っている「新宿ミ
H・R・ギーガーさん - 画像は1980年のアカデミー賞受賞時のもの - ABC Photo Archives / Disney ABC Television Group / Getty Images 映画『エイリアン』のデザイナーとして知られる画家のH・R・ギーガーさんが現地時間12日、74歳で死去した。現地メディアSRFによると、ギーガーさんは階段から転落し、その後搬送された病院で息を引き取ったという。 ギーガーさんがデザイン!映画『エイリアン』フォトギャラリー ギーガーさんは1940年生まれ、スイス出身。チューリヒで建築とインダストリアルデザインを学んだ後、画家として活動。1960年代から70年代にかけて多くの音楽バンドのジャケットを手掛けた。 ADVERTISEMENT 1979年には、リドリー・スコットの映画『エイリアン』に登場するクリーチャー(エイリアン)をデザインし、同作でア
Alien director Sir Ridley Scott has paid tribute to Swiss artist HR Giger, who has died aged 74 - describing him as "a true original". Giger was best known for his xenomorph alien design in Sir Ridley's sci-fi horror masterpiece for which he won a visual effects Oscar in 1980.
The renowned Swiss artist H.R. Giger has died at the age of 74, as a result of injuries sustained in a fall. Giger, who passed away in a Zurich hospital, was most famous for the alien monster he created for the movie of the same name. The terrifying creature and sets he created for Ridley Scott’s film earned him an Oscar for special effects in 1980. In the art world, Giger is appreciated for his w
コスプレという言葉ない時代に、コスプレ誘うデザインの先見性…から続く ガンダムにザク、グフ、ドム…。昭和54年にテレビで放送され、今年35周年を迎えた「機動戦士ガンダム」は、主人公の搭乗メカを始め、数々の敵役メカなどの傑作を生み出した。これらメカのプラモデルは“ガンプラ”と呼ばれ、国内外で累計4億個以上を販売、今も次々と新製品が作られている。「子供向けの玩具ではない、大人も夢中になれるメカをデザインしてほしい」。この富野由悠季総監督(72)の高い要求に応えたのが、人気アニメ「科学忍者隊ガッチャマン」で敵メカのデザインを担当した新進気鋭のメカニック・デザイナー、大河原邦男さん(66)だった。シリーズ第3回に登場するのは大河原さん。私の脳の中にCADが入っている 富野監督、キャラクター・デザイナーの安彦良和さん(66)、そしてメカニック・デザイナーの大河原さんの3人の自伝的漫画『「ガンダム」を
「アムロ」「シャア」軍服は学生服改良してマネしやすいように…“コスプレブーム”見越し“マネ”を誘発、「ガンダム」キャラデザイナーの“策士ぶり” 「アニメは子供」覆した3御大のバクチ…から続く ガンダムのエースパイロット、アムロ・レイ、そのライバル、シャア・アズナブル…。昭和54年に放送され、今年35周年を迎えた人気アニメ「機動戦士ガンダム」は、多くの伝説的キャラクターを輩出した。個性あふれる魅力的な登場人物を作り上げたのが、富野由悠季総監督(72)からキャラクター・デザイナーに指名された安彦良和さん(66)だ。人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」の絵コンテなどで頭角を現した若きアニメーターは、どんな発想からアムロたちを創出していったのか。シリーズ第2回に登場するのは安彦さん。大ヒット、プレッシャーに 35周年の企画は目白押しで、中でも注目されているのが、安彦さんが漫画家として、54年放送の「機動戦
日本アニメに変革をもたらした「機動戦士ガンダム」が昭和54年にテレビ放送され、今年35周年を迎えた。今なお衰えない人気の秘密を探ろうと、総監督の富野由悠季さん(72)、キャラクターデザイナーの安彦良和さん(66)、メカニックデザイナーの大河原邦男さん(66)ら“ガンダム生みの親”の創作の原点に迫る漫画『「ガンダム」を創った男たち。』(KADOKAWA)が刊行された。漫画家、大和田秀樹さん(44)が漫画で綴る壮絶なエピソードとともに、記者が3人や声優たちから取材で聞いた創作秘話を4回シリーズで紹介する。第1回に登場するのは富野総監督。ハリウッド映画に? 今年1月、35周年を飾るにふさわしいビッグニュースが発表された。富野さんが、ハリウッド大作「アバター」などを手掛けた米特撮スタジオ「レガシー・エフェクツ」と組んで新作を製作すると記者会見で公表したのだ。 作品名こそ明かされなかったが、「ガンダ
ロサンゼルス(CNN) 米ウォルト・ディズニーは、映画「スター・ウォーズ」シリーズ最新作の出演者を発表した。1977年の第1作に出演したマーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー役)、ハリソン・フォード(ハン・ソロ役)、キャリー・フィッシャー(レイア姫役)などの俳優陣が、同じキャラクターで登場する。 最新作の「エピソード7」は、「エピソード6:ジェダイの帰還」から30年後という設定。主役のほかにもチューバッカー役にピーター・メイヒュー、ロボットのC-3POにアンソニー・ダニエルズ、R2-D2にケニー・ベイカーなど、これまでの作品と同じ顔触れが勢ぞろいする。 「スター・ウォーズ」は2年前にディズニーがルーカスフィルムから買収して続編を制作。J.J.エイブラムス監督は、「愛すべきオリジナルキャストと素晴らしい新出演者が結集して再びこの世界がよみがえるのは、スリリングで夢のようだ」と語った。 新し
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く