厳冬の真夜中、裸の男たちが「蘇民袋」を奪い合い五穀豊穣や無病息災を祈るお祭り「蘇民祭」。 1000年以上続くとされる伝統の祭りだったが、担い手不足から、ことし2月を最後に、惜しまれながら歴史に幕を閉じた。 なぜ終了を決断せねばならなかったのか。取材を進めると、裸の男たちが躍動する場面とは別のところに祭りの“核”があり、守り抜いてきた信仰を大切に思うからこそ、そう決断をせざるをえなかった実情が見えてきた。 (盛岡放送局 ディレクター 山本恭一郎)
悪しき因習としてネット上で有名な“おじろく・おばさ”について、長野県民が実際に論文を取り寄せて調べてみました。 なぜ調べようとしたのか、その動機や、長野県の地理的特色などをまとめたものが、前回の記事となります。 この記事は最後まで無料で読めます。 1. “おじろく・おばさ”は誇張されているのではないか?1.1. 調べることになった発端ネットロア(インターネットの都市伝説)やオカルト系サイトで有名な「おじろく・おばさ」ですが、それについてのしっかりとした論文があるということから、“実在した忌まわしい因習”として時々ネットにて話題になります。 正直、長野県民として微妙な気持ちでしたが、論文があるのだから本当なのだろうとぼんやり思っていました。しかし、最近その論文自体に疑問を呈する動画を発見しました。 簡単に動画の内容を要約します。 ・「おじろく・おばさ」は1960年代に書かれた2つの論文、①水
冬の入り口が見えてきた昨今、インフルエンザの予防接種を受けた。 なんだかんだで20年以上続く年中行事である。最初は「インフルエンザで1週間寝込むよりはワクチン接種したほうがまし」という判断で接種を始めたのだが、ここ数年は欠かすわけにはいかない義務となった。グループホームに要介護5で寝たきりの母がいるので、毎年の接種は欠かせないのである。万が一にでも、施設にウイルスを持ち込むわけにはいかない。 涼しくなってもう一つ、楽になったこと――味噌汁などの自炊の汁物の扱いである。暑い間は、作ったらすぐに小分けして、冷蔵庫で保存していたが、ここまで気温が落ちれば一晩ぐらいなら鍋のまま台所の常温保管でも大丈夫だ。晩に作って、翌日の朝もすぐに鍋で温めて食べるということが可能になった。 酷暑の今夏は、本当に台所の衛生管理には気を使った。せっせと流しを掃除し、気が付いたタイミングでアルコールを噴霧し、食器洗いの
2023年はダイヤモンド業界にとって大きな変革な時になりそうです。これを書いているのが、2023年7月28日ですが、今ダイヤモンド業界は揺れに揺れています。 ダイヤモンドの相場の下落が止まりません以下はラパポートの最新のニュースです。 簡単にまとめると デビアス、厳しい上半期で業績が下降 デビアスの利益は、消費者需要の低迷、平均販売価格の低下、経費の増加を受けて、今年上半期に大幅に減少した。 ダイヤモンド鉱山会社の基礎収益は83%急落し、8500万ドルとなったと親会社アングロ・アメリカンが木曜日に報告した。販売量は1,530万カラットで横ばいにもかかわらず、収益は前年比21%減の28億3,000万ドルとなった。平均価格は23%下落し、1カラット当たり163ドルとなった。 他のニュースには書いてますが、前年比−30%以上くらい、利益が減っています。 デビアスとは? みなさんご存知のように、ダ
Photo by Astemir Almov on Unsplash「しあわせに暮らせる場所は,この世に2つだけ.我が家と,パリだ.」――アーネスト・ヘミングウェイ 地上で最高の都市はどこだろう? 「ニューヨーク市」って答える人がいても,笑い飛ばしたりはしない.いまなお名目上は世界最大の経済大国で金融ハブの役回りをしているニューヨーク市は,他のどこの都市でもかなわないほどの経済力を有しているし,地球上の名もなき数百万もの人々にとって,いまでもあそこは夢の都市だ.「上海」って答えが返ってきたら,ぼくとしては懐疑的になってちょっと口を「へ」の字に曲げてしまうかもしれない.とはいえ,富と権力の中心としていずれ中国が先進諸国を圧倒する定めにあると思ってる人にとっては,上海はなるほど論理的な選択だろうね. でも,実のところ,最高の都市といったら東京だ. かくいうぼくは,またまた東京にいくべく支度を調
青山泰文 @bmyasu 有限会社ニュートロン『白白庵』@pakupakuan_ 店長 / PAKUPAKUAN gallery manager/ゆめしか出版 @ymskpublishing 「日本現代うつわ論 3」2023年11月発刊。 https://t.co/N05dCKkF4y 青山泰文 @bmyasu 日本では「誰もが当然のように陶磁器のうつわを使える時代」というのは既に終わりつつあって、あと20年後には陶磁器のうつわを使っているというだけで高級店、30年も経てば「料理とうつわ」の美意識はロストテクノロジーになるだろうというのが陶磁器産地の老人によるリアルな肌感覚だそうだ。 2023-08-15 23:39:04 青山泰文 @bmyasu まずは大量生産用の原材料の確保がもう難しい。最大の産地である美濃地方は地場産業より名古屋のベッドタウンとしての宅地造成に今も熱心で、土を掘る場
「1日外出録ハンチョウ」で国立科学博物館(科博)が「圧倒的…」と描かれる いや唐突だったな。これは1日外出録ハンチョウの53話「科学博物館回」 comic-days.com 今回の騒動があったあと、この過去記事にも来訪者多かった。ありがとさん。 「1日外出録ハンチョウ」で国立科学博物館がテーマに。8月12日無料公開!!(2019年) m-dojo.hatenadiary.com あっ、そして臨時に無料になったよ!昨日から!!! 【限定無料公開‥‥!】 国立科学博物館さんの危機的状況‥ クラウドファンディングを受けて‥ ”かはく”回の第53話「観覧」を限定無料公開‥‥! 大槻たちの休日を彩った国立科学博物館さんに‥ ぜひ皆様足をお運びください‥!https://t.co/4yXQfw6LG4… 8/14(月)23:59まで‥!#地球の宝を守れ— 【公式】『1日外出録ハンチョウ』@第16巻好評
2013年2月6日 会田誠展について みなさまへ 森美術館館長 南條史生 日頃より森美術館をご愛顧、ご支援いただき誠にありがとうございます。 現在、弊館で開催中の「会田誠展:天才でごめんなさい」では、既にご案内のとおり、展示内容に性的表現を含む刺激の強い作品が含まれております。これらの作品は特定ギャラリーに展示し、18歳未満の方や、このような傾向の作品を不快に感じる方のご入場をご遠慮いただいておりますが、この展示内容についてさまざまなご意見が寄せられていることから、あらためて、本展の開催趣旨について、これらの作品の展示意図を含めお伝えしたいと思います。 森美術館は、開館以来、内外の現代美術の重要なアーティストを日本、および世界に紹介することを一つの使命としてきました。現代美術は、我々の生きる現代社会の諸問題を実験的・批判的・挑発的に取り上げる場合も多く、まだ評価の定まらない多様な視点が登場
小倉ヒラク | Hiraku Ogura @o_hiraku ほんとはヨーロッパみたいに街の真ん中にある広場とか公園が「なんとなく」「ぶらぶら」の受け皿になるといいんだけど、日本の行政は「みんながのびのび楽しむ」を病的なほど嫌っている(原因は不明)ので、公共の場所にはまったく期待できない。なので地域の人がつくる「お店のフリした公園」が大事 2023-03-12 11:25:27 小倉ヒラク | Hiraku Ogura @o_hiraku 発酵デザイナー / アートディレクター。最近多忙につき、依頼がある方は必ず!公式サイトの問合せフォームからお願いします(個人のDMやメールはもう追い切れない!)。新著『アジア発酵紀行』。 下北沢発酵デパートメントオーナー。ラジオ『発酵兄妹のCOZY TALK』『#ただいま発酵中』パーソナリティ。 https://t.co/rDBQPr0TQm
2022年 12月 12日 コメントは受け付けていません。 監査文化の人類学 アカウンタビリティ、倫理、学術界 《人類学の転回》 マリリン・ストラザーン(編) 丹羽充+谷憲一+上村淳志+坂田敦志(訳) 判型:四六判上製 頁数:440頁 定価:5000円+税 ISBN:978-4-8010-0694-2 C0010 装幀:宗利淳一 12月下旬発売! 人類学者たちが直面するブルシット・ジョブ?! 《説明責任を果たせ!》、《それは何の役に立つのか?》――私たちの日常に忍び込んできた「監査文化」。 市場原理と結びついた生産性の追求とペーパーワークの増大によって、社会はどのように変容したのか? 新自由主義に基づく大学再編成の波を背景に、雑務に忙殺される人類学者たちがみずからの職場を描きだす! 【目次】 序文 序論 さまざまな新しいアカウンタビリティ マリリン・ストラザーン 第Ⅰ部 第1章 国際通貨
キャンセルカルチャー:著名人をはじめ特定の対象の発言や行動を糾弾し、社会的制裁を加えて排除しようとする動きのこと。 発端は何気ないツイートだった。英国フォークロックバンド、Mumford & Sons(マムフォード・アンド・サンズ)のバンジョー奏者Winston Marshall(ウィンストン・マーシャル)は、運命の3月6日こう呟いた。 「新刊おめでとう、Andy Ngo。ようやくこの重要な一冊を読む時間が取れた。君は勇敢な男だ」 Andy Ngo(アンディ・ノー)は、長年に渡り極左集団ANTIFAを追い続けているアジア系ジャーナリストだ。黒装束に素性を隠してANTIFA内部に潜り込み取材を重ねてきた。ANTIFAや彼らに迎合するサヨク達にファシストだ極右だと罵られ、暴徒に何度も殺されかけながらも連日Twitterに生々しい現場の動画を投稿、保守系ニュース番組に出演したり、上院議会で証言し
「日本による“文化侵略”を許すな!」──近頃、中国のSNS上では日本文化へのバッシングが一段と高まっている。なかには、イベントが中止に追い込まれたり、関係当局が調査に乗り出したりする事態も起きている。 一連の騒動の発端は、「夏日祭」と題した日本の夏祭りをテイストに取り入れた漫画アニメ関連イベントがSNS上で炎上したことにある。このイベントの開催会場の一つに南京市が含まれていた。中国では南京市内の寺に旧日本軍人の位牌が祭られていたことが同時期に判明したばかりで、高まっていた反日感情が炎上に拍車をかけたものと見られる。 イベントには中国アニメやゲームのブースが出されるほか、中国伝統衣装の漢服に関連するプログラムも用意されていた。しかし、会場の一部に日本風の設営がこしらえられることや、夏祭りという言葉(「祭」は中国語で「死者への追悼」を意味する)のネガティブなイメージなどが重なり、多くの中国人の
ブラジルで外界と接触を絶っていた先住民部族の最後の1人が死亡した。ブラジルの国立先住民保護財団(FUNAI)が28日、発表した。 死亡した先住民の男性は、ブラジル北西部ロンドニア州にあるタナル先住民地区で約26年間、1人で暮らしていた。今月23日、小屋の前のハンモックで死亡しているのが発見された。暴力を受けた形跡はなく、自然死と見られている。推定60歳だった。
「ほんまの事やからばらされても仕方ない」 このツイートは注目を集め、現在30万回以上のいいねがつき、12万回リツイート(※6月30日現在)されている。これに当惑したのは花街の関係者だ。 「投稿があった翌日の朝、花街では『舞妓は一般人の目があるところで飲酒せず、お茶屋の中で飲酒するように』とお達しがあったそうです。お客様からも、自分まで不健全な客だと思われたら困ると言うことでキャンセルが相次いでいるようです。 現役の舞妓ちゃん達は、『ほんまの事やからばらされても仕方ない』『もっといろいろ公にしてほしい』と思っているようです」(花街関係者) 白塗りの化粧に華やかな振袖で花街を歩き、宴会に花を添える舞妓の存在は、京都の伝統的な文化として世界的にも認知されている。 ※写真はイメージです ©iStock.com 舞妓とは芸妓になるために修業する15歳から20歳の女性のこと。彼女たちの多くは10代で京
『「育ちのいい人」だけが知っていること』という本が60万部を超える大ベストセラーになっています。実はこの本、今話題のドラマ『やんごとなき一族』にも登場します。主人公の佐都(土屋太鳳)が超上流階級の深山家に嫁いだ際、上流階級の振る舞いについて学ぶために大量の教材が用意されるのですが、その中にも入っていました。 本書の紹介文には「真似するだけで、今からでも育ちはよくなる!」という文言があり、育ちの良さは後天的に身につけられる前提のもと、書かれているようです。 例えば、イチゴのショートケーキを食べるときいつイチゴを食べるか? というものや、仕事の昼休みに会社用のサンダルのまま出かけていいのか? といった、考えたこともないような細かなシチュエーションまですくい上げ、「育ちがいい」と思われるためのティップスを紹介しています。 確かにマナーを知っていることは社会に出たときに大切なことです。筆者は貧困家
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