「以」の左側は刃の丸いスキで右側はそれを使う人だっていわれていたんだけど、〈右側はスキの柄ではないか〉というのがぼくの主張です。 詳しくは http://tonan.seesaa.net/article/35153251.html をご覧ください。 「尉」というのは衣服または布に手で火のし(アイロン)をかけている形で、説文解字では手は「又」の形なんです。これが後になって点がついて「寸」になったと思っていました。ところが説文よりも古い字でも「寸」なんです。 「寸」というのは手(又)に手首から一寸の位置を示す字とされているのですが、「尉」にある「寸」は一寸という意味ではないと思うのです。 080223-004-005.pdf