末續選手の走法を、誰が間違えて「なんば走法」と呼んだのでしょうか。沢山の誤解を招き、スポーツ、教育、そして報道関係者も混乱しています。「新語作り」に命を燃やす不見識な人の「作」としか思えません。 「なんば」は、理想的動作ではなく、右手右足、左手左足が同時に出ることを戒め、自然な動き、しなやかな動きができない動作であると注意を促しています・・・・・・。「なんば」では走れません! 歩くことも窮屈です。 末續選手の走法は「なんば」ではなく、「初動負荷理論」でしか説明できないので、私が解説します。 「普通の人間は右手が出たら左足が勝手に出る」という一見自然そうなこの動作は、出る足と同側の引く腕が「拮抗」状態を作るので、決して望ましい動作ではありません。 この足と腕の関係を解明した初動負荷理論では、次のように説明します。 「反射的・加速的に動くためには、右足が出る時に、右足に右胸を乗せるよう
男性は平均体重の四五%が筋肉です。女性の場合は同三六%。その筋肉の七五%は、おへそから下に存在しています。そして、筋肉が発達すると、その周りには毛細血管がいくらでも増生します。若い時は誰でも尻が大きいし、太ももも太い。ということは毛細血管も多いから下半身に多くの血が行きます。これは、頭寒足熱といって非常に健康にいい状態にあるということです。 ところが、だんだんと年をとってくると、尻の筋肉が落ちてくるし、下半身はどんなに太っている人でも細くなってしまいます。銭湯なんかで、お腹が出ているのに、足が細いご年配の方を見た経験はどなたも一度や二度くらいあるでしょう。 そうなると血の行き場がなくなってしまいます。行き場を失った血液は上に向かうしかなくなる。そして、上半身に血が集まりますから、血圧が上がってしまう。西洋医学では原因がわからないという意味で「本態性高血圧」と言っていますが、私からいうと「
誰もやっていない発見を仕事にするうちに、いわゆる「優秀な人材」に疑問を抱くようになりました。 最近は学者を信用していません。学者は周知の研究は得意だけど、未知の発見や技術の革新という「企業存続の唯一の方法」は、下手ですから。 私が経営に携わった四十数年だけでも、日本のベンチャー企業の流行が何回もありましたが、今そのほとんどが残っていません。それは、なぜか? 自分の発見や発明を大切にしすぎて、「作ること、売ること」の全部を最後まで自前でやろうとしてしまうからではないでしょうか。発明と販売の両方を器用にこなせる人はほとんどいませんよ。 林原の仕事は、研究と他社への原料供給という本業だけに絞っています。通常の販売に手を出したら、地方の中小企業は東京の大企業には負けますから。「大企業になりたい。余所の会社よりも儲けたい」――こういう発想こそ会社をダメにすると思います。もちろん経営には儲けは不可
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