鉄道の車両デザインを個人のデザイナーが手がけるということは、いまではさほど珍しいことではない。JR九州では水戸岡鋭治という工業デザイナーが九州新幹線「つばめ」の800系電車をはじめ数々の車両をデザインしているし、JR東日本が2013年春より秋田新幹線での営業開始をめざして現在試運転を繰り返しているE6系電車は、フェラーリのカーデザインなどで知られる奥山清行がデザインを監修したものだ。 それでも民営化前の旧国鉄時代には、車両をつくるのに民間からデザイナーを起用するなんてことはなかったんだろうなあ……と思いきや、じつは50年以上前にすでに先例があった。それは1958年、東京~博多間を結ぶ寝台特急「あさかぜ」に20系客車という新鋭車両が登場したときのこと(この客車は外部塗装を青一色にしたことから、寝台特急が「ブルートレイン」と呼ばれるきっかけをつくった)。このとき国鉄から発注を受けた日本車両と日
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