2024/01/26 (金) - 2024/02/12 (月) CHALKAK MAGAZINE EXHIBITION 「NEW ASIAN PHOTOGRAPHY & SEOUL VIBE」 PARCO MUSEUM TOKYO 2024/02/17 (土) - 2024/03/04 (月) ART OF MIKU -Hatsune Miku × Contemporary Art- PARCO MUSEUM TOKYO
![パルコアート | PARCO ART](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/deafad4465c37c1fd9fc3d3909373935fda01ca6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fart.parco.jp%2Fassets%2Fimages%2Fcommon%2Fogp.png)
(かな民友ゴシックの文字盤) 有限会社字游工房では、東京築地活版製造所の「初号明朝体活字」の和字書体をベースとした「游築初号かな」ファミリーとともに、「游築初号ゴシックかな」ファミリーを開発、販売している。この「游築初号ゴシックかな」について、つぎのように説明されている。 私たちがベースにしたのは『藤田活版製造所・ボックス式鋳造初号ゴシック』の見本帳です。昭和6年5月というクレジットが入っています。母型は東京築地活版製作所のものだろうと思っていますが、違うかもしれません。いずれにしても金属活字時代の見出しゴシックを代表するかなです。写植書体の『かな民友ゴシック』も同じ系統のかなです。 ここで触れられている「かな民友ゴシック」を私が担当したのは、1981年だった。ベースとして渡されたのは初号活字が並んだ印刷物のコピーのフィルムだったのだが、民友社初号ゴシック体の和字書体ということであった。
このやり方にも2通りあり、醸造の時に白葡萄と黒葡萄を混ぜて醸造する場合と、出来上がったワインを混ぜる方法。フランスのボルドーで良く用いられる方法です。今回紹介するのは後者。
時代を彩った名機たち?1980年代・国産パソコン戦国時代を振り返る: マイナビ 作者: みやびはじめ出版社/メーカー: マイナビ出版発売日: 2013/03/18メディア: Kindle版 クリック: 1回この商品を含むブログ (7件) を見る 内容紹介 富士通FM-7やシャープX1、ソードm5やMZ-700といった、1982年に発売された日本国内メーカー製パソコンたちを中心に、当時の日本で繰り広げられていた「国内パソコン戦国時代」を振り返る一冊。 そのパソコンは、発売時ユーザーからどんな評価を受け、どんな活躍をし、そして…どうして消えていったのか。後に訪れる、Windows 95/Macintosh旋風で消えていく日本国内メーカーパソコンたちの栄枯盛衰を、当時のユーザーである著者の視点から語ります。 これはなんという「おっさんホイホイ」…… ☆5つなんですが、この本、「読む人を選ぶ一冊」
2013年3月29日〜31日に打楽器奏者の松本一哉+齊藤功という二人が北陸ツアーを敢行する。 打楽器奏者というメロディー楽器ではない二人のライブに興味があったので、彼らとカフェで話をする機会をいただいた。 僕は以前、インプロビゼーションにとても興味をもっている頃があり、その深さ、その危うさに善くも悪くも様々な音源を聞いた。 エリック・ドルフィーは言った。 “When you hear music, after it’s over,it’s gone in the air. You can never capture it again.” 「音楽は聴き終わると、空中に消えてしまう。再びそれをつかまえることはできない」 インプロビゼーション(即興演奏)にはもちろんルールは無いので、 音楽的な感動はいわゆる普通の音楽と同等とは限らない。だが稀に、そう稀にではあるが、それ以上の可能性を秘めている。
ReVIEW、以前教えてもらった時にはスライドを見て、「また変なオレオレフォーマットが生まれたのか〜」とか思ってスルーしていたのだけども、今日またReVIEWが良いよと布教されたのでもう一度きちんと見てみたら、これはなかなか良い! スライド: http://kmuto.jp/events/page2012/page2012.pdf https://github.com/kmuto/review/blob/master/doc/quickstart.rdoc https://github.com/kmuto/review/blob/master/doc/format.rdoc https://github.com/kmuto/review-el TeX形式で数式が書けることも僕にとっては重要なポイントだけども、個人的に燃えるのはコマンド実行結果を埋め込む機能。 quickstart.rdoc
いつの時代も、創造性の核には個人の「発想」があった。「発想」をかたちにするには技術のたすけが必要だが、情報通信技術の発展は、そのプロセスを大きく変えた。「発想」にはじめから、技術がビルトインされるようになったのだ。そうした発想のあり方を、かりに「数理的発想法」と名づけてみた。 詳細を読む いつの時代も、創造性の核には個人の「発想」があった。「発想」をかたちにするには技術のたすけが必要だが、情報通信技術の発展は、そのプロセスを大きく変えた。「発想」にはじめから、技術がビルトインされるようになったのだ。そうした発想のあり方を、かりに「数理的発想法」と名づけてみた。 詳細を読む いつの時代も、創造性の核には個人の「発想」があった。「発想」をかたちにするには技術のたすけが必要だが、情報通信技術の発展は、そのプロセスを大きく変えた。「発想」にはじめから、技術がビルトインされるようになったのだ。そうし
文化庁は3月26日、都内で開いたシンポジウム「著作物の公開利用ルールの未来」で、著作物の利用許諾について意思表示するライセンスとして、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)を支援していくことを明らかにした。2007年~10年にかけ、独自のライセンス「CLIPシステム」の策定を検討してきたたが、普及の可能性が低いと判断。民間のライセンスとの連携を進める。 同庁は03年、著作物の公開利用ルールとして「自由利用マーク」を策定したが、あまり普及しなかった。その後、ネット時代に対応したライセンスとして「CLIPシステム」を構想。07年~10年にかけて検討し、システムの詳細を詰めていたが、その間にCCの普及が進んだ。 11年には検討委員会(主査:福井健策弁護士)を設け、有識者や事業者などへのヒアリングを行ってニーズを検討。検討委は、CCライセンスなどの民間の取り組みが進む中で、国が独自
→紀伊國屋書店で購入 「ポピュラー文化のミュージアム化/ミュージアムのポピュラー文化化」 待望の一冊である。子どものころ、博物館に出かけて、いつまでも飽きることなく展示物を眺めていたような興奮に近い感覚を持って読んでしまう著作である。 日ごろ、研究書に対してそのような感覚を持つことはあまりないのだが、本書は、ポピュラー文化に関する様々なミュージアムを題材にした、その情報量の豊富さからしても、多量な展示物を眺めるときの、あの楽しさの感覚を持って読んでしまう著作である。 思えば昨今では、ポピュラーな題材を扱ったミュージアムが増えてきた。本書の第8章で取り上げられているマンガ関連ミュージアムなどはその好例としてすぐに思いつくものだが、その中には大学と協力関係にあるものや、著名なマンガ家を記念したものなどが、いくつも存在する。 これは、日本社会におけるポピュラー文化がその歴史的な積み重ねの中で、一
→紀伊國屋書店で購入 「鉄道そのものを楽しむ、成熟した旅行文化へ」 本書は、JTBグループのシンクタンクである、旅の販促研究所が刊行している「旅のマーケティングブックス」シリーズの第6冊目にあたる。そうしたシンクタンクの存在そのものもさることながら、これまでにも「長旅時代(ロングツーリズム)」「食旅入門(フードツーリズム)」「犬旅元年(ペットツーリズム)」「祭旅市場(イベントツーリズム)」「島旅宣言(アイランドツーリズム)」といったユニークなテーマを掲げた著作が刊行されてきた。 そして本書は、鉄道で旅すること、そのものを楽しむこと(レールウェイツーリズム)を主眼に、鉄道と旅の歴史的な関係の説明に始まり、さまざまな魅力的な「鉄旅」の事例がふんだんに織り込まれていて、それだけでも読んでいて楽しくなってしまう一冊である。 だが、評者の関心を最も惹いたのは、第2章「鉄旅の実態」における「鉄旅調査」
→紀伊國屋書店で購入 「経済成長」と「縮小均衡」 私は1960年代から70年代の初めにかけて10歳までの子供時代を過ごした世代なので、まさに高度経済成長時代の申し子といってもよい。一昨年、総合雑誌『中央公論』が「私が選ぶ『昭和の言葉』」という特集を組んだとき、私も何か書いてほしいと依頼されたのだが、正直に最初に脳裏に浮かんだ「昭和元禄」という言葉を選んだ。短い文章なので、それを最初に読んでもらうことにしよう。 「私が生まれたのは、昭和37(1962)年である。日本が『高度成長の時代』を突っ走っていた頃と言ってもよい。私の専門は経済学だが、私よりももっと上の世代のなかには、河上肇の『貧乏物語』(1917年)を読んで社会意識に目覚め、経済学を志したという碩学が少なくない。残念ながら、私にはそれに似たような経験はない。幼い頃の思い出のなかで今でも鮮明に記憶に残っているのは、両親や兄弟と一緒に東海
PC遠隔操作事件は、大阪の男性のパソコンから日本航空に爆破予告のメールを送った件などで、逮捕・勾留されていた片山祐輔被告が起訴されたことで、新たな段階に入った。とはいえ、捜査側は他の三重県警が扱った伊勢神宮への爆破予告など、警察が誤認逮捕した他の事件についての捜査を続けていて、捜査終結には今なお時間がかかりそうだ。現時点では、片山被告は否認を続けているうえ、捜査側から伝わってくる情報も断片的。弁護人に証拠が開示され、裁判が始まって事件の全体像が私たちの目に見えてくるのは、まだだいぶ先のことになる。 今回の捜査は、誤認逮捕した人を虚偽の自白に追い込んだ警察が汚名返上すべく取り組んでいるのだから、よほどしっかりした証拠があるに違いない、と見る向きもある。確かに、誤認逮捕4事件の轍は踏まない、という意気込みで捜査に当たっているとは思う。だが、今回の捜査で、もしかしたら捜査機関にとって、後々致命的
『ファイナンス』のバックナンバーを読んでいたところ、平成21年1月号(Vol.44, No.10)の「新・私の週末料理日記・その25」(pp.58-60)に、見おぼえのあるネタを見つけた。 微醺を帯びて気分よく帰宅してから、ふと忘年会はいつ頃からの習慣なのだろうと思ってパソコンで検索してみた。文明の利器はたいしたもので、どこかの博学の人が書いてくれた記事がすぐに出てきて、いろいろと学ぶことが出来る。忘年会は日本独特の行事であること、起源は鎌倉時代まで遡れること、当時は「年忘れ」といって連歌を詠う行事であって今のような酒を飲んで大いに騒ぐというスタイルは明治になってからのものであること、そして「忘年会」という名前が文献に初めて出てくるのは、夏目漱石が明治後期に書いた「吾輩は猫である」であって、文中特に注釈もなく「忘年会」という言葉が使われているため、この頃には忘年会もかなり普及していたと考え
きのうは思いがけず、たくさんのはてなスターやブックマークをいただいて、おどろくと共に、嬉しかったです。 ああ、しなもんのこと、みんな覚えていてくれた、もしくは思い出してくれたんだなあ。もっとブログで様子を報告しなくちゃ、と思いました。 昨日も書きましたが、15歳のしなもんは、ずいぶんと年をとりました。 もうテニスボールを追うこともなく、ほとんどの時間をゆっくりと寝て過ごしています。 でも、波はあるものの食欲もあって、アイコンタクトもしっかり取ってくれます。 写真は、病院の行き帰りで通る御所(京都御苑)の森でくつろぐしなもんです。 御所のすがすがしい空気のなか、気持ち良さそうです。 通りかかる人からも「かわいいね」と言ってもらえて、なかなか見た目は若いようです。 これから良い季節になりますし、できるだけ外にも連れて行ってあげたいです。
2013-03-27 じーさんばーさんとタッチパネル http://mainichi.jp/feature/news/20130326dde012040063000c.html 読んだ。 洗濯物の乾燥が終わるまでヒマなので書いてみる。 常日頃じーさんばーさんの相手する商売やってるわけだが、ATMの操作なんかでもじーさんばーさんに教えるのはひと苦労である。まったく操作できない人というのがいるわけだが、また考えてもしゃーないのに「なんでこんなに使えないんだろう」というようなことはよく考える。 で、まず思いつくのは「そもそもタッチパネルというものの意味がわからん」ということがあるようだ。つまり「画面に触ると操作される」というのが、どうしても感覚的に納得がいかないらしい。操作体系ってのはなかなかに厄介なもので、たぶんその人が三十代とかそれくらいの年齢で「体系」まるごとが新しく入ってくる段階ってのは
多くの歴史上の人物が登場する高校の社会科教科書では、おなじみの肖像画が「別人」と判明して掲載されなくなったり、説明を変更したりするケースが近年相次いでいる。代表的なのは源頼朝と足利尊氏。実教出版の日本史Bでは、2人の肖像画をめぐる話題をコラムで取り上げた。 黒い馬にまたがり、刀を担ぐ武将。かつて「足利尊氏像」とされていた肖像画だが、現在は単に「騎馬武者像」とされ、他社の教科書にもあまり掲載されなくなった。コラムは、馬具の家紋などから「(尊氏の重臣の)高師直(こうのもろなお)、あるいはその一族の者と理解されるようになった」としている。 源頼朝として有名だった神護寺(京都市)所蔵の肖像画も「伝源頼朝像」と記載。頼朝像の真偽をめぐっては、冠の特徴などにより50年以上前から多くの疑問が出されていたと説明している。 また、東大寺南大門の金剛力士像はこれまで、仏師の運慶と快慶による制作とされてきたが、
2013年3月26日火曜日 事実は小説より奇なり!『犬の伊勢参り』 今年は、伊勢神宮が20年に一度の式年遷宮ということで、 伊勢神宮関連の本が多数でています。 平凡社も、1月に太陽の地図帖『伊勢神宮』を刊行、 4月22日には別冊太陽『伊勢神宮』を発売の予定ですが、 きょうは、平凡社新書3月の新刊、仁科邦男さんの 『犬の伊勢参り』をご紹介します。 『犬の伊勢参り』。 この本は、江戸時代後半から明治の初めにかけて、 単独で伊勢参りをする犬がしばしば現れたという不思議な話を、 多くの記録を渉猟しながら見ていく読み物です。 本書の「はじめに」から、一部抜粋してみました。 ---------------------------------------------------------------- 江戸時代、将軍でいえば第十代徳川家治、幕府では田沼意次が実権を握っていたころ、犬が突然、伊
今週号の「週刊文春」の宮崎哲弥氏の「時々砲弾」の「歴史の概念について」というコラムで、氏はロシアのウラル山脈への隕石の落下を枕に、巨大な隕石の落下が地球の生態系を更新してきたことを述べ(中生代の恐竜の絶滅など)、そうであるなら人間の歴史もまた同じなのであって、小谷野敦氏が「日本人のための世界史入門」でいっているように、「歴史は「偶然の連続」」に過ぎないのだと述べている。 そのような、歴史は「偶然の連続」であるという見方に真っ向から対立するものとして50年前まで猖獗をきわめていたのがヒストリシズム(歴史法則主義)という「人類史の展開には何らかの法則があり、われわれが現在かくあるのは必然である」という見方で、その代表がマルクス主義なのだったといっている。 氏は、「宗教のように生死など個の実在に関わる思考や経験ならば、もっと普遍的で、効力が長持ちするけれども・・」などと宗教方面には甘いことをいっ
千葉に、イチジクをこよなく愛するオーガニック農家さんがいます。 夏の収穫時期になるとイチジク狩りができるので、ぜひ行ってみたいと思っていたところ、今年からイチジクの栽培の体験プログラムを始めるとお聞きし、第1回の植え付け作業に参加してきました。 イチジクの魅力を伺う 主催者は、農業組合法人成田ガイヤの服部素子さん。 普段は千葉県北東部の匝瑳市にある畑を中心に、イチジクの生産や加工を行っていますが、この日の体験プログラムは、提携先であるという千葉市緑区の観光農園、「横田ファーム」さんの一角で行います。 最寄りのJR鎌取駅に集合し、車を5分ほど走らせると、あっという間に里山の風景にかわり、広大な敷地の農園に到着。穏やかな天候に、「風が強い日は、顔中土埃だらけになって大変、今日はラッキーですよ!」と服部さん。 横田ファームさん。大地と空が心地よい良い場所です。 早速、イチジクをよく知る服部さ
紹介数右、カッコ内の数字は前年からの増減数になっています。紹介数が通年で±4程度に収まっていて、だいたい同じバランスになっているのが自分で作った記事ながら少し驚きです。 以下、事務所・デザイナー単位で語りを補足します。 名和田耕平デザイン事務所 1年を通して数多く生み出される名和田デザインの中でも、シギサワカヤ作品、水谷フーカ作品、びっけ作品など相性が良くコンスタントに目立つ組み合わせがいくつかあります。その中でも最近面白いことになっているのが 一條マサヒデ作品。『殺し屋さん』や『4ジゲン』など、一条氏が原作として参加しているいくつかの作品はこれまでも名和田耕平デザイン事務所が担当していました。そしてここ最近は、イラストをテープで継ぎ合わせたような装丁の『原作さん』、帯がいかがしい感じにモザイク処理されている『きょうの思春期』1巻、カバーを外しすと渾身のオチが待ち構えている『2まいめ』1巻
ガウラヴ・スリ&ハートシュ・シン・バル 東江一紀 訳 四六判/並製/480頁/定価2,415円/2013年2月 ◆この世界の“確かさ”を探究する、数学青春小説 本書は古代から20世紀までの数学の歴史を辿りつつ、若者たちがこの世界の“確かさ”を探究する数学青春小説です。 インドからアメリカに留学した青年が偶然、祖父の暗い過去を知ってしまうところから、物語ははじまります。数学者だった祖父は若いころ、1919年にアメリカで逮捕され、拘置所にいたことが明らかになるのです。逮捕の理由は、神の冒涜を禁じた州法に触れた疑い。青年はその顛末を知ろうと、祖父が獄中で判事と繰り広げた数学対話の記録を読み始めます。 数学的真理以外認めなかった祖父、信仰心厚い判事、生きる意味を求める友人、何にも情熱を傾けられない「わたし」。祖父の過去を追ううち、数学が人々の世界観・人生観を揺るがしていきます。数学に、人生に、絶対
第1話はこちら、第2話はこちらへ。 (編集部注:第2話より) 日本においては、電子書籍に関しての本や論文だけでなく、広く書籍市場、出版市場について論じた文献のほとんどが、わが国の書籍市場の特殊性として「委託販売」と「再販制度」を挙げている。そして、米国など諸外国との対比で、いかに日本の書籍流通が非効率で不合理であるかを強調するのだ。 しかし、これまで見てきたように、米国(そして英国)も、一種の委託販売制度を採用している。返本期限の長短などの違いはあるが、英米ともに返本の山に悩まされる関係者がいる。「商業主義の本ばかり売れる」「書店がどんどんつぶれている」などという悩みも、ほとんど同じである。参考書籍の中には、注文した書籍の支払いを遅らせる、日本でいう“延べ勘”や、そもそも支払いをしないで、全品を返本する書店の例などが挙げられていた。 また「定価」についても、日本と同様に、固定価格制度を導入
千葉県市原市の小湊鉄道養老渓谷駅近くで、菜の花が見頃を迎えている。黄色い絨毯のように広がる菜の花畑の中を走る列車を一目見ようという多くの観光客や鉄道ファンでにぎわいを見せている。 同鉄道の沿線には菜の花畑が多くあり、特に上総大久保-養老渓谷駅間の石神地区は列車と菜の花を一度に捉えることのできる人気撮影スポット。列車が通過前に鳴らす警笛を合図に、カメラを持った人たちが一斉にシャッターを切っていた。 3月末には近くの田んぼに水が張られ、菜の花や列車が水面に映る光景も楽しめるという。地元住民らでつくる石神菜の花会によると、見頃は4月上旬まで続く。
東海旅客鉄道(JR東海)が2027年の開業を目指すリニア中央新幹線。車両の心臓部は超電導磁石を組み込んだ「台車」だ。山梨県の車両基地で営業仕様車両「L0系」に台車の取り付けを完了。複数の車両をつなげて機器の連携を確認するなど、13年末の試験走行へ急ピッチで準備を進めている。L0系は昨年11月に山梨リニア実験線の車両基地(山梨県都留市)に台車部分を未装着のまま5両を搬入。これまでに順次台車の装着
ニコラ・コンタ/宮下志朗訳 四六版上製/205ページ/2500円+税 ISBN978-4-89176-948-2 C0098 3月20日頃発売! 産業革命前夜、ある一人の若者が見習い印刷工として、 ヴァンサン親方の工房の門をくぐった……。 徒弟ジェロームの厳しい修業時代を描きながら、工房への入会儀礼、印刷工の組合やその規定、地下印刷の裏側など、ニコラ・コンタ自身の体験をもとに、当時の印刷工房の様子をいきいきと詳細につたえる、貴重なドキュメント。 本邦初訳のレチフ・ド・ラ・ブルトンヌ「レチフ、職工長となる」も収録。 目次 第一部 徒弟制度 第一章「試用期間」 第二章 雇用証書 第三章 エプロン授与式 第四章 徒弟修業の最初の二年間における、さまざまな仕事 第五章 印刷仕事の労働力 第六章 徒弟修業の二年目 第七章 親方の一家団欒の夕食 第八章 田舎の別荘での娯楽 第九章 年期を終えずに出
《外国語を学ぶとはどういうことか》 これから「外国語」の話をしよう。 外国語学部とは何か、外国語学部生とはどういう大学生か、そもそも現代日本にとって外国語とは何か。 世間には、外国語学習を推奨する一方で、それだけではダメだという考えが根強い。外国語はできて当たり前。それに加えてコンピュータとか、あとはなんだかよく分からない資格をあれこれ取って、はじめて社会に有用な人間となる。就職難の昨今、外国語だけでは自分を売り込むセールスポイントにならないというわけだ。そういう観点からすれば、外国語なんて就職活動のときに自らを飾るアクセサリーの一つにすぎない。 そう考えるから、外国語しか学べない外国語学部は人気がない。 だが、本当にそうなのだろうか。 …本書はいろいろな読み方ができる。単なる大学生の日常を描写したエッセイとも読めるし、外国語学部論にも読める。どう捉えようが、それは読者が判断することである
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