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  • 土星の輪の内側、何も無い広大な空間 探査機カッシーニ

    土星とその最も内側の輪の間を通過しようとする米航空宇宙局(NASA)の無人探査機カッシーニの想像図(2017年4月6日提供)。(c)AFP/NASA/JPL-CALTECH 【5月6日 AFP】米航空宇宙局(NASA)の無人探査機カッシーニ(Cassini)は、土星の輪の間への突入を2回終えたが、これまでのところなにも発見されておらず、その広大な未踏の空間にはほぼなにもないことがNASAの研究者らによって明らかにされた。 NASAの研究者らは、これまでに土星の輪の間で宇宙塵(じん)すら見つかっていないことに驚いているという。土星の輪そのものは氷片や岩のかけらなどで構成されており、高速で移動している。 全長6.7メートルの探査機カッシーニは1997年に打ち上げられ、2004年に土星の周回軌道に入った。 土星の大気圏の表面と土星の輪は約2400キロ離れている。カッシーニは土星の輪の間を計22回

    土星の輪の内側、何も無い広大な空間 探査機カッシーニ
  • 創始者の死から100年、今も生きる人工国際語エスペラント

    ポーランド・ビアウィストクでのエスペラント講習会の様子。写真左の壁にかかっているのはエスペラントの創始者ザメンホフの肖像(2017年4月5日撮影)。(c)AFP/Janek SKARZYNSKI 【4月14日 AFP】ポーランド北東部ビアウィストク(Bialystok)にあるエスペラント協会のプシェミスワフ・ビエジュボウスキ(Przemyslaw Wierzbowski)会長(30)は「ハロー」ではなく「サルートン(saluton)」とあいさつする。国際共通語として人工的に作られたエスペラント(Esperanto)が、創始者ルドビーコ・ラザーロ・ザメンホフ(Ludoviko Lazaro Zamenhof)が亡くなってから100年たった今も生きている証しだ。 ザメンホフは国ごとに異なる言語が「人々を分断し、紛争の原因になっている」との思いからエスペラントを作ったと、ビエジュボウスキ会長は言

    創始者の死から100年、今も生きる人工国際語エスペラント
  • ネアンデルタール人、歯痛に「鎮痛薬」使用か 研究

    現在のスペインのエルシドロンに当たる地域に住んでいたネアンデルタール人の上顎骨の化石。一部に歯石を確認できる(2017年3月7日提供)。(c)AFP/Paleoanthropology Group MNCN-CSIC 【3月9日 AFP】ペニシリンの発明からさかのぼること約5万年前に、歯の膿瘍(のうよう)に苦しんでいた旧人類ネアンデルタール(Neanderthal)人の若者が、天然の抗生物質や鎮痛成分を含む草木をべていたことが分かったとする研究論文が8日、発表された。研究では、ネアンデルタールの歯石を調べた。 研究チームによると、現在のスペインのエルシドロン(El Sidron)に当たる地域に住んでいたネアンデルタール人の男性は、抗生物質を産生するペニシリウム属の真菌を摂取し、サリチル酸を含むポプラの木の破片をかんでいたという。サリチル酸は、現代の鎮痛薬アスピリンの有効成分だ。 英科学誌

    ネアンデルタール人、歯痛に「鎮痛薬」使用か 研究
  • 動画:スマホ時代に逆に「新しい」カセットテープの魅力

    【3月6日 AFPBB News】東京・浅草の老舗レコード店には演歌や歌謡曲を中心としたカセットテープが並び、訪れる高年齢層の顧客のほとんどが北島三郎(Saburo Kitajima)や美空ひばり(Hibari Misora)といった昭和の大スターたちの音源を買い求めていく。だが、古き良きこのカセットテープ文化に近年、変化の兆しが見られるという。再評価が高まり、専門店やカセットDJなども登場。カセットテープ発売50周年記念として70年代の復刻版が発売されるなど、新たな潮流が生まれているのだ。 「カセットテープは何回も再生したら、擦り切れる。いっぱい着れば擦り切れていく洋服と同じ。自分の音楽への愛情がメディアに現れるのが、かわいくていい」とアナログ音楽愛好家のかねこゆうこ(Yuko Kaneko)さん(39)はその魅力を語る。 ■新世代を引きつける小さな長方形 東京・中目黒に店を構える「ワル

    動画:スマホ時代に逆に「新しい」カセットテープの魅力
  • 人種差別の対象から一転英雄に、トーゴ代表選手が相手GKの命救う

    チェコ1部リーグ、ACスパルタ・プラハ対ボヘミアンズ1905。試合に臨むボヘミアンズ1905のGKマーティン・バーコベック(2014年3月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/MICHAL CIZEK 【2月28日 AFP】先週末に行われたチェコ1部リーグの試合で、トーゴ代表FWのフランシス・コネ(Francis Kone)は、敵チームのファンに人種差別的な言葉を浴びせられながらも、命の危険にさらされた相手GKを救う英雄的な行動をみせた。 25日に行われたボヘミアンズ1905(Bohemians 1905)対1FCスロバーツコ(FC Slovacko)の一戦、前半30分にロングパスを処理するため前に飛び出したボヘミアンズのGKマーティン・バーコベック(Martin Berkovec)は、猛スピードで同じくボールを追いかけてきた味方DFのダニエル・クルチ(Daniel Krch)と激しく交錯し

    人種差別の対象から一転英雄に、トーゴ代表選手が相手GKの命救う
  • ニュージーランドは未知の大陸「ジーランディア」の一部 研究

    南太平洋の海面下にあると主張される大陸「ジーランディア」の範囲を示した図。(c)AFP/Gal ROMA 【2月17日 AFP】ニュージーランドは、その大半が南太平洋(South Pacific)の海面下にある「ジーランディア(Zealandia)」大陸の一部として認識されるべきとする研究結果が17日、発表された。 研究者らによると、「ジーランディア」は地質学上、独立しており、標高や地質、地殻、領域などの条件が他の大陸に適用されている全ての基準を満たしている。 米地質学会「ジオロジカル・ソサエティー・オブ・アメリカ(Geological Society of America)」が発行する学術誌「GSAトゥデイ(GSA Today)」に掲載された論文によると「ジーランディア」の面積は500万平方キロで、全体の94%は海面下にある。 また論文は、ニュージーランドの北島(North Island

    ニュージーランドは未知の大陸「ジーランディア」の一部 研究
  • 仏文豪プルースト、初の映像発見か 式場でダンディーぶり発揮

    【2月16日 AFP】長編小説「失われた時を求めて(In Search of Lost Time)」で知られるフランスの文豪、マルセル・プルースト(Marcel Proust)の姿を収めているとする映像をカナダ人研究者が発掘し、15日に仏誌のウェブサイトで公開された。プルーストの写真は何枚か現存するが、映像が見つかったのは初めてとしている。 映像が撮影されたのは1904年11月14日でプルーストは当時33歳。1分11秒の無声の映像の中に、卵形の顔に細く黒い口ひげをたくわえたプルーストとみられる男性が数秒間映っている。 映像はカナダのケベック(Quebec)州にあるラバル大学(Laval University)のジャンピエール・シロワトラン(Jean-Pierre Sirois-Trahan)教授が発見し、プルースト研究誌「ラ・ルビュ・デチュード・プルースティエンヌ(La Revue d'E

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  • 極寒のフィンランドで光学現象「暈」観察

    この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。

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  • 映画『男と女』の歌手ピエール・バルーさん死去

    ピエール・バルーさん。パリの自宅で(2008年10月14日撮影)。(c)AFP/STEPHANE DE SAKUTIN 【12月29日 AFP】1966年の名作フランス映画『男と女(Un homme et une femme)』のテーマ曲で作詞と歌を務めたシンガー・ソングライター/作曲家のピエール・バルー(Pierre Barouh)さん(82)が28日、死去した。の潮田敦子(Atsuko Ushioda)さんが明らかにした。 潮田さんがAFPに語ったところによると、バルーさんは5日間にわたり入院していたが、心臓発作により亡くなった。 パリ(Paris)西郊に暮らすユダヤ人家庭で育ったバルーさんのキャリアは変化に富むものだった。第2次世界大戦(World War II)後にジャーナリストとして働いたのち、バレーボールのフランス代表選手に選出された。その後、ブラジルに渡り、ボサノバの歌手や

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  • 【都営交通×ラップ】都営地下鉄のPR動画「東京ローラーコースター」を公開 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

  • 今すぐざんげしたいあなたに…「司祭検索アプリ」登場 スペイン

    スペイン・マドリードで、祝福式の前に行われた共同告解式で司祭に罪を告白する信者(2014年9月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/GERARD JULIEN 【12月8日 AFP】スペインで8日、自分の罪を今すぐ告白して神の許しを得たいカトリック教徒のために、最も近くにいる司祭を検索できる新アプリ「Confesor GO」がリリースされる。 この新アプリは、まず利用者の現在地を確認した後、告解を聞いてもらえる最寄りの司祭を探し出し、その司祭の元にたどり着く最短ルートまで教えてくれる。 このアプリについて、ダウンロード提供する米アップル(Apple)の「iTunes(アイチューンズ)」のページには、「司祭は教会の告解室にいるかもしれないが、路上や公園にいる可能性もある」と説明書きが掲載されている。9月末に公開されたベータ版は、既にダウンロード回数が数千回に上っている。 スペインでは、8日は

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  • 「くんくんとにおいを嗅ぐ」爆発物検出器、感度16倍に 米研究

    ラブラドルレトリバー。米ニューヨークで(2013年1月30日撮影、資料写真)。(c)AFP/STAN HONDA 【12月2日 AFP】優れた嗅覚を持つことで知られる人間の最良の友、イヌから着想を得た樹脂製の「鼻」を開発したとの研究結果が1日、発表された。この鼻を爆発物検出器に取り付けると、その性能が格段に向上するという。 米国の研究チームが英科学誌ネイチャー(Nature)系オンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に発表した論文によると、検出器にこの人工鼻を取り付け、外気を1回だけ長時間吸引するのではなく何度も「吸って吐く」を繰り返すようにプログラムしたところ、空気中の分子の検出感度が16倍も向上したという。 論文の共同執筆者で、米国立標準技術研究所(NIST)のマシュー・ステイメイツ(Matthew Staymates)氏は、AFPの取

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  • 「ビッグマック」の生みの親マイケル・デリガッティ氏死去 98歳

    マクドナルドの看板メニューの一つ「ビッグマック」(2009年8月12日撮影)。(c)AFP/PAUL J. RICHARDS 【12月1日 AFP】米国のファストフードハンバーガーの代名詞「ビッグマック(Big Mac)」を考案したマイケル・デリガッティ(Michael "Jim" Delligatti)氏が11月28日、ペンシルベニア(Pennsylvania)州ピッツバーグ(Pittsburgh)郊外の自宅で死去した。家族が明らかにした。98歳。 ビッグマックはビーフパティ2枚とレタス、チーズ、ピクルス、オニオンに特製ソースをかけ、バンズ3枚で挟んだ2段ハンバーガー。米国の料理としてはスライスしたパン以来、最も記憶に残る発明と評される。 米紙ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)が1993年に掲載したビッグマックの紹介記事によれば、半世紀近く前、ペンシルベニア州

    「ビッグマック」の生みの親マイケル・デリガッティ氏死去 98歳
  • 動画:仏空軍、ドローン迎撃・無力化にワシを採用 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

    【11月18日 AFP】フランス空軍は、ドローン(小型無人機)を迎撃・捕獲できるワシ2羽を採用している。映像は空軍基地でドローンを無力化するワシ。10月26日撮影。(c)AFP

    動画:仏空軍、ドローン迎撃・無力化にワシを採用 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
  • 「キリストの墓」、修復作業で2世紀ぶりに開かれる

    エルサレム旧市街の聖墳墓教会の、大理石の厚板を取り外された「キリストの墓」(2016年10月28日撮影)。(c)AFP/GALI TIBBON 【10月30日 AFP】エルサレム(Jerusalem)旧市街の聖墳墓教会(Church of the Holy Sepulchre)にある「キリストの墓」が、修復作業の専門家によって少なくとも2世紀ぶりに開かれた。 AFPのカメラマン、ガリ・ティボン(Gali Tibbon)は修復作業の一部に立ち合い、紀元後33年頃にキリストの遺体が安置されたとされる岩窟の上に建てられたこの教会で撮影を行った。 現場の専門家らがAFPに語ったところによると、修復作業と考古学調査の一環で、キリスト教の聖地であるこの場所の大理石の厚板を3日間にわたって取り外した状態にした。教会関係者によると、厚板を動かしたのは、火災を受けて1810年以前に行われた前回の修復作業以来

    「キリストの墓」、修復作業で2世紀ぶりに開かれる
  • シェークスピア17作品は共著、ビッグデータで判明

    英劇作家シェークスピアの故郷ストラトフォード・アポン・エイボンで行われた没後400年記念パレードで、シェークスピア全集のを抱える男性(2016年4月23日撮影)。(c)AFP/LEON NEAL 【10月25日 AFP】英劇作家ウィリアム・シェークスピア(William Shakespeare)の著作とされている17作品が、他の作家との共著であることがこのほど分かった。今月刊行の作品集の新版で明らかにされた。共著については、ビッグデータの利用から判明したという。 この新刊によると、史劇3部作「ヘンリー六世(Henry VI)」は、シェークスピアとライバル関係にあったとして知られるクリストファー・マーロウ(Christopher Marlowe)が共著者だったという。 新版の編集は2009年1月に始まり、5か国の研究者18人が著作者の問題をめぐり激しい議論を重ねた。 編集者らによると、シェ

    シェークスピア17作品は共著、ビッグデータで判明
  • 画家「ヒグチユウコ」、10月7日より新作絵本の展覧会開催

    【9月14日 MODE PRESS WATCH】繊細なタッチで独特な世界観を描き、女性を中心に高い人気を誇る画家、ヒグチユウコ(Yuko Higuchi)の展覧会「GUSTAVEくん by HIGUCHI YUKO」が、10月7日よりポーラ ミュージアム アネックスにて開催される。展では、9月に白泉社から発売する新作絵『ギュスターヴくん』より、厳選した書き下ろし原画を展示する。 ヒグチユウコのイラストはちょっとダークで可愛らしい世界観が特徴だ。緻密にペンで一つひとつ描かれる動物は、地球には存在しえない幻想的な生き物。新作絵には、顔は、足はタコ、手が蛇という“ギュスターヴくん”と“ワニくん”が登場する。展では、絵のストーリー性を重視した新たなアプローチにより、空間全体で「ヒグチユウコ」の世界観を体感できる。また、ぬいぐるみ作家、今井昌代(Masayo Imai)と世界観を共有して

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  • 史上初のコンピューター音楽を復元、英数学者チューリングが装置開発

    英南西部ドーセットの名門私立校シャーボーン校に在学中だった16歳のアラン・チューリング(1928年撮影、2012年6月22日提供)。(c)AFP/SHERBORNE SCHOOL 【9月26日 AFP】第2次世界大戦(World War II)中にナチス・ドイツの暗号機エニグマ(Enigma)の暗号を解読した英国の天才数学者、アラン・チューリング(Alan Turing)が開発した巨大装置を使って1951年に録音された「史上初のコンピューター音楽」の復元に成功したと、ニュージーランドの研究者が26日、発表した。 シンセサイザーから現代のエレクトロ二カ(電子音楽)に至るまで、コンピューターを用いて創作される音楽すべての基礎といえる最初の1曲は、極めて伝統的な楽曲だった。英国歌「ゴッド・セーブ・ザ・キング(God Save the King、神よ国王を守りたまえ)」だ。 ニュージーランド・クラ

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  • NASA、木星の衛星エウロパ「驚くべき」発表を予告

    木星の衛星エウロパの地表断面を、最新の仮説に基づき描いたイラスト。右上は木星、中央奥は木星最大の衛星イオ(2013年3月6日公開)。(c)AFP/NASA/JPL-Caltech 【9月24日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は、ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)が捉えた木星の衛星「エウロパ(Europa)」の画像に基づき、26日に「驚くべき」発表を行うと明らかにした。 エウロパは、氷で覆われた表面の下に海があるのではないかと多くの専門家が考えており、そこに何らかの生命が存在する可能性さえある。 NASAはエウロパについてこれまでに「地殻下に生命にとって好条件となり得る液体水の海が存在することを示す有力な証拠がある」と発表している。 今回のNASAの発表は、グリニッジ標準時(GMT)の26日午後6時(日時間27日午前3時)からの記者会見で行われる。(c)A

    NASA、木星の衛星エウロパ「驚くべき」発表を予告
  • 最古級の旧約聖書写本、最新技術で「開く」 研究論文

    デジタル解析によりひも解かれたエン・ゲディの巻物。サイエンス・アドバンシズ誌ウェブサイトより。(c)Science Advances/Seales et al. 【9月22日 AFP】(訂正)極めてもろくなった状態の古代ヘブライ語の巻物をデジタル処理によって「開き」、史上最古級の旧約聖書写の中身を明らかにしたとの研究論文が21日、発表された。 米科学誌「サイエンス・アドバンシズ(Science Advances)」に掲載された論文によると、「エン・ゲディ(Ein-Gedi)文書」として知られるこの巻物には、旧約聖書のレビ記(Leviticus)の文章が記されており、その年代は3~4世紀、もしくはさらに古い可能性もあるという。 論文では、今回の巻物の解読を「聖書考古学における重大な発見」と表現している。 これまでに発見された最古の旧約聖書写は、紀元前3世紀から2世紀の間に書かれた文書が含

    最古級の旧約聖書写本、最新技術で「開く」 研究論文