2021年9月6日に手元に到着。目次は次のとおり。 雪嶋宏一「西洋における活字の形成」 (メモ)グーテンベルグの活字から、ニコラ・ジャンソンによるローマン体の成立までを中心に。 安形麻理「インキュナブラ研究における活字の分類」 (メモ)インキュナブラの活字分類と、主要ツールの紹介など。国立国会図書館の電子展示会「インキュナブラ 西洋印刷術の黎明」についてもちょっと言及あり。 山本政幸「エドワード・ジョンストンのロンドン地下鉄書体とその源流」 (メモ)エドワード・ジョンストン(Edward Johnston, 1872-1944)が設計したイギリスロンドンの地下鉄で使用されている書体や、ジョンストンが影響を受けた古写本などの書物について。モダンな書体の成立の背景に、アーツ&クラフツ運動がある、というのは面白い。 小宮山博史「欧米人による明朝体活字の開発と日本への伝来」 (メモ)明朝体活字のベ