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ブックマーク / newswitch.jp (17)

  • 古文書解読をAIが支援、人文学研究のDXが生み出すモノ ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    人文学研究でデジタル変革(DX)が広がってきた。古文書や史料をデジタルデータ化し人工知能(AI)に学習させたり、オープン化して異分野の研究者を巻き込んだりする試みだ。市民や出版社などの力を借りて取り組みを進めている。国立国会図書館では、AIが古文書の読解を支援するサービスの実装が進む。人文学DXは研究の幅を広げ、地域や教育とのつながりを生み出しつつある。(小寺貴之) AI翻刻、くずし字読解支援 「翻刻は地震史料から始まり、その対象は料理や仏典、医療や健康法など多様な古文書に広がった」と国立歴史民俗博物館の橋雄太准教授は目を細める。東京大学地震研究所や京都大学古地震研究会と「みんなで翻刻」プロジェクトを進めてきた。 みんなで翻刻は古文書のくずし字を現代文字に直すプロジェクトだ。これまでボランティアで8500人以上が参加し、今も約2940人が活動する。2930万字以上を翻刻してきた。誰かが

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  • コミックスにも波及、王子製紙の「共通文庫用紙」採用広がる ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    王子製紙が開発した「共通文庫用紙」の採用が拡大している。2022年初に角川春樹事務所、河出書房新社、筑摩書房、中央公論新社で一斉に始動したのに続き、PHP研究所、早川書房、東京創元社、光文社などに順次広がっている。地方の出版関連から引き合いがあるほか、出版社間でコミックスの用紙を共用化する動きも出てきた。デジタル化に伴うペーパーレスで紙需要が減る中、製紙会社と出版社双方で安定供給・調達に向けた連携が加速しそうだ。 王子共通文庫用紙は中央公論新社が19年ごろ王子製紙に持ちかけ、関係各社との協議や試作、品質試験を重ねて、22年2月以降の新刊向けに供給をスタート。用紙の色はクリームに近い白、厚みは各社の中間帯とした。 文庫は“出版社の顔”。刊行点数が多く、歴史がある出版社では独自仕様の用紙を発注しているが、安定調達のため連携する企業が増えている。共通用紙の需要拡大は製紙会社には機械稼働率の向上

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  • いよいよ21年初めに量産へ!村田製作所の全固体電池は何に使われる? ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    【京都】村田製作所は2020年度下期に量産を始める全固体電池について、補聴器などに採用される見通しを明らかにした。ロボット向けなどの位置制御機器や、工場などで環境データを収集するIoT(モノのインターネット)機器などにも採用される予定。同社はさらに容量が現状比20―30%高いタイプの開発を進めていることも明かした。高容量タイプは長時間利用前提のワイヤレスイヤホン向けで21年の早い段階に量産したい考え。 電解質に可燃性液体を使わず、安全で熱に強いなどが特徴の全固体電池は次世代電池として注目され、多くの企業が開発にしのぎを削る。村田は滋賀県の工場で20年度内に、月10万個の量産を始める予定を公表していた。 村田の全固体電池は容量2ミリ―25ミリアンぺア時で、他社開発品より100倍ほど高容量。サイズは縦5ミリ―10ミリメートル、横5ミリ―10ミリメートル、高さ2ミリ―6ミリメートルで表面実装可能

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  • 機械を作る機械って何?博物館で未来を担う子供たちに知ってもらおう ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    ヤマザキマザックが2日に工作機械の博物館「ヤマザキマザック工作機械博物館」を岐阜県美濃加茂市にオープンさせた。創業100周年の記念事業の一環で、他社製を含む歴史的な名機を駆動が可能な状態で展示する。 工作機械がなければ作れなかった蒸気機関車や自動車、航空機などの代表的な工業製品も展示。あらゆる工業製品を生み出すマザーマシンとしての役割を、楽しみながら理解できる構成になっている。 日の工作機械はかつて、生産台数で長年にわたり世界一を誇ってきた。現在も日の製造業を技術面でリードし、支える存在であることに変わりはない。だが関係者以外で「工作機械とはなにか」との問いに即答できる人は少ないのではないか。 それだけに博物館の社会的な意義は大きい。建設を唱えて名機を集めた2代目社長の山崎照幸氏(故人)、父の意思を継いで開館を実現した3代目社長で現会長の智久氏。親子二代の熱い思いには頭が下がる。 工作

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  • 人工筋肉で猫背矯正、実用化なるか ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    香川大学大学院工学研究科の佐々木大輔准教授と八瀬快人大学院生らは、空圧式人工筋肉を利用して背すじを伸ばす姿勢矯正器を開発した。人工筋肉が収縮すると背中の曲線に合わせて矯正器がロックされ、正しい姿勢を保持する。締めたり、緩めたりと、状況に応じて保持力を切り替えられる。5年をめどに実用化を目指す。 矯正器は背骨のように複数の樹脂ブロックが人工筋肉で連結された構造。人工筋肉が縮むと樹脂ブロック同士がかみ合って脊柱の形に硬く固定される。人工筋肉を緩めるとかみ合いに余裕が生まれて曲がるようになる。 人工筋肉の収縮力とブロック同士のかみ具合を調整することで、姿勢を保つ力を制御できる。人工筋肉はチューブ状のマッキベン型を採用した。空気を入れると膨らんで長さ方向に縮む。重量は約1キログラムと軽いが、強い力を出せる。 まだ少人数での検証だが、矯正器で姿勢をサポートすることで、何も着けずに正しい姿勢をとるより

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  • 翻訳家・柴田元幸さん「教養を身につけても別に良いことはない」 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    翻訳家でアメリカ文学者の柴田元幸さんに、言葉を取り巻く今の社会に対する鋭利な意見や、責任編集を務める文芸誌「MONKEY」に込める思いを聞いた。出版不況と言われて久しく有名な雑誌の休刊が相次ぐ中、「MONKEY」は「15号まで”広告なし”で赤字も出さずやってこられた」という。2013年創刊の季刊の文芸誌である。出版不況の中で「上手くいく処方箋はない」と言うものの、お話には色々な媒体が上手くやっていくためのヒントが散りばめられているように思う。 —ネットやデジタルツールが普及した現代の言葉に関する問題意識を教えてください。 「言葉は真実を伝えるためのものだという前提が今まではあったが、その前提がなくなってきている。以前は「噓をつけば世の中機能しない」という考えのもとに何らかの歯止めがあった。言葉を公の場で発する時には新聞やがあり、色々な人が関わることでチェック機能も働いていた。今はチェック

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  • レア本、刷ります!!大日本印刷がグループ外からも受注 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    大日印刷は重版(増刷)が決まっていないや絶版になったなど入手困難な書籍の製造サービスを1年以内をめどに拡大する。同社グループ外の書店で受注不可のの印刷も受け付ける。従来は同社の書籍販売サイトや傘下の丸善ジュンク堂書店(東京都中央区)で扱っていた。企業の垣根を越え、複数の書店から印刷を受注する取り組みは珍しいという。 書籍の印刷には、版を使わない「プリントオンデマンド」方式を採用する。版を用いずにパソコンからデータをプリンターに送るため、小ロットの印刷に対応可能。そのため中古市場で高値が付いていて購入が難しい作品でも一定の価格で販売できる。一般的な書籍の印刷に採用される「オフセット印刷」方式は専用の版を使う。そのため最低でも1000冊程度のロットが必要になり、少数の印刷に対応するのは難しかった。 注文があるものの在庫がないため供給できないは専門書が多く、その合計金額は丸善ジュンク堂

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  • 早大・慶大、図書館システム共同運用。ベンダー選びにみる国際標準 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    早稲田大学と慶応義塾大学は、図書館システムの共同運用を2019年8月にも始める。こうした取り組みは国内で初めて。図書検索に必須の書名や著者名などの「書誌情報」を両大のみが世界標準で整備しており、海外ベンダーのクラウドシステムの共同調達を実現した。システムや書誌情報入力のコストも大幅に減らせる。延べ1000万冊超の両大の書籍や、電子ジャーナルを一度に検索でき、研究力強化を後押しする。 両大が8日発表した。両大の図書館は86年から協力している。和書に強い早大、洋書や医学書に強い慶大という補完性で、学内にはない図書の4割程度を貸借し合っている。 図書館における書誌情報は、各言語の洋書の表記統一など厳密にする必要があり、登録の手間がかかる。国内では国立情報学研究所の独自仕様による登録データを各大学が活用するのが一般的だ。 一方で両大は国際化を見据え、世界標準の仕様で別ベンダーのサーバ型システムを使

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  • 航空機エンジン部品はもはや3Dプリンターなしでは作れない! ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    航空機エンジンは大きくて複雑だが、驚くほど小さな部品がその性能に大きな違いを生み出すこともある。今からさかのぼること10年、GEアビエーションとフランスのサフラン・エアクラフト・エンジンの合弁企業であるCFMインターナショナルは、燃費効率の良い新型エンジンの開発に着手した。 LEAPエンジン開発のはじまり これが昨年夏から商業運転を開始したエアバスA320neoに搭載されているLEAPエンジン開発のはじまり。CFMインターナショナルが手掛けるエンジンは単通路型のナローボディー機用エンジンが主流で、このマーケットは規模が大きいため収益が期待できる一方、燃料消費と排気ガスを劇的に低減させる必要性に直面していた。 そんな中、カギとなったのは燃料ノズルだった。GEアビエーションは、試行錯誤の末、効率的にエンジンの燃焼器に燃料を噴射できる燃料ノズルの設計に成功した。 最近までGEアビエーションでエン

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  • いにしえの知見を現代に!国文研、古典文献30万点を画像化 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る。我々は書物やネットを通じて過去から現在までのさまざまな出来事を知ることができる。だが過去の事柄のすべてを分かっているわけではない。そこで過去の文献情報を基に科学手法を用いて新しい分野を切り開こうとする動きがある。明らかになった過去の知見を我々現代人はうまく生かすことができるだろうか。 10年間の大型プロジェクト人の書物の中で江戸時代末までに書かれた書物を「古典籍」と呼ぶ。古典籍の内容はさまざまな分野に及び、これらの文献を生かし、異分野融合研究の創出が期待されている。 現在、大規模な古典籍のデータベース(DB)化を進めているのが国文学研究資料館だ。国文研は国内外の大学と連携し、古典籍の文献など30万点を画像化し、既存の書誌DBと統合した日語の歴史的典籍のDBを作成中だ。 2014―23年度までの10年間の大型プロジェクトで、医学や生命科学、自

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  • カードかざして1分で遺骨安置完了。“大型”自動納骨システムの中身とは ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    光洋自動機(横浜市港北区、山下宣行社長)は、横浜市営の日野公園墓地納骨堂(横浜市港南区)から自動納骨機械システムを受注した。受注額は約3億9200万円。自動納骨機械4台を納入し、6500区画以上を納骨できる大型設備。市営墓地で大型の自動納骨システムを採用するのは政令指定都市では全国で初めてとなる。納骨システムを納める建屋の建築工事はすでに始まっており、2017年度中に工事完了予定で、18年春から稼働する予定。 納骨システムはステンレス製で50―100年の耐久性がある。建屋の地下約8メートルまで自動式納骨棚を埋めるがステンレス構造なのでさびにくく腐が発生しない。またベルト駆動などの機械音は静かで、ステンレスコンテナには耐震ストッパーを装備している。 自動納骨システムは、参拝者が事前に登録されたカードを受付にある機械にかざすと、参拝室に行くまでに、納骨棚から拝檀へ遺骨が運ばれて拝壇に安置され

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  • 新幹線、最新の修繕工場はどうなってるの? ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    の交通の大動脈である東海道新幹線。時刻表通りの正確な運行を支えるのが、車両の適切な保守作業だ。浜松工場(浜松市中区)は東海道新幹線の車両を検査・修繕する唯一の工場。3年間または120万キロメートルの走行以内に実施する。 JR東海は耐震化と検査ラインの効率化のため、2010年に大規模改修工事を始め、ほぼ完了した。田中雅彦工場長は従来のラインを「車両の流れが複雑で、作業性の向上に限界があった」と振り替える。 新ラインでは建物の配置を見直し、「一筆書きの流れの効率的なラインが完成した」と胸を張る。 修繕作業を自動化で効率化したことも特徴だ。一つが先頭車両の研ぎ作業へのロボットの導入だ。塗装前に塗料の密着性を高めるため、表面を粗くする作業で、従来は2人が3時間20分かけていた。6のアームのロボットでは40分で済む。 塗装作業にもロボットを導入した。環境負荷低減のため、油性塗料から水性塗料に移

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  • 「リケジョという言葉が嫌いだ」 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    **四裕子さん(東大大学院総合文化研究科准教授) リケジョという言葉が嫌いだ。 日の大学で心理学を学び、米国の大学院に留学して視覚に関する数理モデルの研究で博士号を取得した。その後、ボストン近郊の病院や医学部に所属し、核磁気共鳴画像法(MRI)を使って脳の構造や機能の研究を5年ほど続けた。現在は東京大学の理系学科に所属して、ヒトの知覚や行動のメカニズムを脳の神経活動から説明すべく、基礎研究に取り組んでいる。 私自身は、特に女性であることで困ったことや働きにくいと感じたことはない。少なくとも基礎研究の現場においては、「女性の視点」とか「女性らしい考え方」は、必要ないし意味もない。 一方で、理系の基礎研究において、女性研究者の数が少ないという事実に戸惑う。女性研究者の数が少ないということは、その分、優秀な人材が他の業界に流れているということである。 日の女子学生たちが理系よりも文系に進路

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  • 「水の都・東京」水道橋ー羽田空港間、船の旅 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    水の都「東京」。その東京には未だ約60もの運河が沿岸部に張り巡らされ、全国的にも類を見ない数の多さを誇る。 東京(江戸)の運河の歴史は徳川家康が江戸城に入城し、兵糧としての塩を確保するめに旧中川から隅田川まで小名木川運河を開削させた事に始まる。江戸時代から明治時代にかけては物資輸送や、交通手段として盛んに利用され、人々の生活に欠かせないものとなっていった。 だが、大正時代に入ると物流は運河を利用した船運から陸上の鉄道やトラック輸送へのシフトが始まる。第一次世界大戦では鉄道による物資輸送が増え、続く関東大震災では都心部の残土処理のために幾つもの運河が埋め立てられてしまった。 また第二次世界大戦後は高度成長にあわせ東京港などの貨物量は急増したものの、陸上輸送の利便性が高まり運河の利用は大幅な減少をたどる。 しかし近年は水辺の環境を活かした運河の再開発や、増加をたどるインバウンド向けの新たな観光

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  • 農業ロボット、機能進化するも普及は? 収穫や箱詰めアシスト ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    農業従事者の高齢化が進むなかで、農作業の負担を軽減するロボットや器具への期待が高まっている。農業・品産業技術総合研究機構(農研機構)の農業技術革新工学研究センター(さいたま市北区)が埼玉りそな産業経済振興財団と開いた「第3回農業ロボット研究会」でも、今後活躍が期待される農業ロボットが注目された。高価格といった課題はあるものの、機能そのものは着実に進化している。 開花前に果房の大きさを整える「花穂整形」、果粒数を調整する「摘粒」、さらには「袋かけ」など、一日中腕を上げた作業を強いられるブドウ果樹園。こうした非常に負担の大きい作業を軽減するため、同センターが開発したのが「果樹用腕上げ作業補助器具」だ。 腰と両腕をベルトで固定するシンプルな構造で、腕を器具で支えた状態で作業できるため、長時間腕を上げたままでも疲れにくい。腕の高さも自由に変えられる。重量は約1・5キログラムと軽量だ。同センターの

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  • エンブレム問題は起こるべくして起きた。"1本の線に丸1日”を費やす意味 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    の線を引くのに丸1日を費やし、師匠から指定されたある一色を丸1日掛けて作り上げる、こんな修行を何年か積んでやっと助手のまたその助手の席を与えられるのが、デザイナーへの第一歩であった(ボクたちの時代が最後だろうけど)。 1の線というのは1ミリの線の中に極細の面相筆で何の線を引けるのかを同僚たちと競いあったものだ。なかなか出来るものではない。来る日も来る日もこの訓練の繰り返しである。並行して文字の練習だ。カラス口と曲線定規を巧みに操り、明朝体、ゴシック体、今でいうフォントを書き分けながらの修行をするのだ。 色でいえば、当時は色見貼もなければ勿論(もちろん)パソコンもない時代である。例えば、師匠から「ラッキーストライク」(アメリカの煙草(たばこ))の赤い丸を示し、「ナガトモくん、この赤い色を出しておいて下さい」と言われれば、ポスターカラーで色見を作らなければならない時代である。 さぁ

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  • 世界最多、科学者5000人が関わった論文公開 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    研究に関わった5000人を超える科学者の名前を記した物理学の研究論文がネット上に公開された。実際の人数は5154人で、1の論文に掲載された人名としては世界最多。とはいえ、「ヒッグス粒子」関連の大マジメな内容で、米物理学会誌「フィジカル・レビュー・レターズ」の電子版に5月14日に掲載された。せいぜい3000人台だった最多記録をゆうゆう更新したという。ネイチャー誌がニュースとして伝えた。 スイス・ジュネーブ近郊にある欧州原子核研究機構(CERN=セルン)が建設した世界最大の衝突型円型加速器「LHC」。公表された論文は、ここで素粒子実験を行うATLAS、CMSという二つの国際研究チームが、ヒッグス粒子の高精度な質量推定についての成果を共同でまとめたもの。ただ、全33ページのうち、文は9ページ。残り24ページが科学者およびその所属機関のリストにあてられている。フィジカル・レビュー・レターズの編

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