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ブックマーク / synodos.jp (205)

  • 蓮舫氏の『二重国籍』は問題なし。説明責任は法務省にあり/奥田安弘×荻上チキ - SYNODOS

    民進党・蓮舫代表の国籍をめぐる問題が再び注目を集めている。そもそも「二重国籍」であることは問題なのか? そして、蓮舫代表が国籍資料を公表することにどういった影響があるのか。中央大学法科大学院教授・奥田安弘氏が解説する。2017年7月13日放送TBSラジオ荻上チキ・Session-22「民進党・蓮舫代表の『二重国籍』は問題なし。説明責任は法務省にあり」(構成/大谷佳名) ■ 荻上チキ Session-22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「バトルモード」、「わいわいモード」などなど柔軟に形式を変化させながら、番組を作って行きます。あなたもぜひこのセッションに参加してください。番組ホームページはこちら →https://ww

    蓮舫氏の『二重国籍』は問題なし。説明責任は法務省にあり/奥田安弘×荻上チキ - SYNODOS
  • インドネシアはいまラップが熱い/金悠進 - SYNODOS

    いま、インドネシアのラップ・シーンに大きな変化が訪れています。今回は、2010年代半ば以降のインドネシア人ラッパーたちを国内外の社会状況を踏まえながら紹介していきます。 グローバルスターとなったインドネシア人ラッパー 2016年はインドネシア・ラップの歴史において画期的な年となりました。1999年にジャカルタで生まれた当時16歳の青年、リッチ・ブライアン(Rich Brian)がYouTubeにラップソング「Dat $tick」のミュージック・ビデオ(MV)を投稿したところ、動画は一夜にして再生回数1億回を超えるバイラル・ヒットとなりました。リッチ・ブライアンはヒップホップのアメリカで大注目を浴び、世界ツアーを実現し、グローバル・スターに躍り出ました。ブライアンを発掘したロサンゼルスのレーベル〈88rising〉(アジア系のラッパーとR&B歌手をプロデュースする)創設者は、「ここまでア

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  • 不測の未来と政治の時間性――ホッブズとトゥキュディデスの視点/梅田百合香 - SYNODOS

    2020年、新型コロナウィルス感染拡大に伴い、各国政府が入国制限やロックダウン(都市封鎖)に踏み切った。世界保健機構(WHO)は「パンデミック」を宣言し、各国で移動の自由という国民の基的な権利が制限された。 グローバリゼーションが深化しつつあるなかであっても、非常事態となると、やはりリヴァイアサン(国家)が前面に出てきて強制力を発動する。入国制限という措置は、人々に国境という地理的境界を可視化し、国家の権限の及ぶ範囲を現実のものとして人々に実感させ、自覚化を促した。 『リヴァイアサン』(1651年)の著者であるトマス・ホッブズ(1588-1679)も、国家の役割は人民の安全を確保することであると明言している。国家の存在理由が人民の福祉(salus populi)である以上、今後どうなるかわからないという不測の事態において、国民を守るために各国政府が強く厳しい措置を取るのは当然であるともい

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  • 『伝わる英語表現法』長部三郎氏インタビュー――英語の世界への鍵は「動詞」である/芹沢一也 - SYNODOS

    伝説の名著、長部三郎さんの『伝わる英語表現法』(岩波新書)が、今年8月に復刊されました。復刊決定とともに書店から注文が殺到し、復刊当日に重版が決まるという前代未聞の英語学習です。長部さんは、米国国務省で通訳の仕事をし、日の大学や高校でも教壇に立つなど、実践と指導の両面で深く英語に携わってきました。そのような経験から、「英語は単語も構文も、簡単かつ明瞭であること」と喝破します。 たとえば、「国際情勢」。日人の英語学習者は“international situation”と言いがちですが、英語では“what’s going on in the world”と言った方が、より具体的で意味が分かりやすい。日人が陥りがちな一語ずつ「訳そう」とする発想から、このように「いかに意味を伝えるか」に意識を切り替えれば、簡単な言葉で生きた英語表現ができるようになると説く長部さん。英語を話すための極意を

    『伝わる英語表現法』長部三郎氏インタビュー――英語の世界への鍵は「動詞」である/芹沢一也 - SYNODOS
  • 「論理的思考」の落とし穴――フランスからみえる「論理」の多様性/『「論理的思考」の社会的構築』著者、渡邉雅子氏インタビュー - SYNODOS

    「論理的思考」の落とし穴――フランスからみえる「論理」の多様性 『「論理的思考」の社会的構築』著者、渡邉雅子氏インタビュー 社会 「ロジカル・シンキングを身につけよう」「これからの教育に必要なのは論理的に話す・聞く・書く能力である」……論理的に考え、書いたりプレゼンテーションしたりする能力はビジネスや教育分野でもてはやされ、現代では欠かせないスキルとして広くうたわれている。 しかし改めて考えると、「論理的」とはなにか? 「論理的」であることは何に立脚しているのか? どこでも共通する普遍的なものなのか? 『「論理的思考」の社会的構築』を著した渡邉雅子氏は、「「論理的」だと感じる思考や論理の型は、実は文化によって異なっており、それぞれの教育の過程で身につけていくものだ」と指摘している。稿では、「論理」の多様性やその社会的構築過程、小論文教育から見えるフランス独自の論理のあり方、日におけるア

    「論理的思考」の落とし穴――フランスからみえる「論理」の多様性/『「論理的思考」の社会的構築』著者、渡邉雅子氏インタビュー - SYNODOS
  • 立ち止まることで、新たな世界が見えてくる――「当たり前」を問い直すこと/哲学者・古田徹也氏インタビュー - SYNODOS

    立ち止まることで、新たな世界が見えてくる――「当たり前」を問い直すこと 哲学者・古田徹也氏インタビュー 情報 #教養入門#高校生のための教養入門#哲学 「哲学」と聞いて、みなさんはどのようなイメ―ジを思い浮かべるでしょうか。昔の偉い学者が、難しいことを長々と述べていると感じる方も多いかもしれません。しかし、哲学者の古田徹也先生は、哲学は当たり前と思っていたものについて改めて考える、「身近な学問」であると言います。果たして、その実態とは。今回の「高校生のための教養入門」では、難しいと思われがちな哲学を知る、そのきっかけを皆さんにお届けできればと思います。(聞き手・構成/若林良) ――古田先生が専門とされている哲学は、そもそもどのような学問なのでしょうか。 「立ち止まる」学問だと思います。立ち止まって、いままで当たり前と思って通り過ぎていたものを、いろんな角度から見つめ直すといいますか。 実際

    立ち止まることで、新たな世界が見えてくる――「当たり前」を問い直すこと/哲学者・古田徹也氏インタビュー - SYNODOS
  • 「趣味の歴史修正主義」を憂う/大木毅 - SYNODOS

    拙著『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』(岩波新書)を上梓してから、およそ3 か月になる。幸い、ドイツ史やロシア・ソ連史の専門家、また一般の読書人からも、独ソ戦について知ろうとするとき、まずひもとくべき書であるという過分の評価をいただき、非常に嬉しく思っている。それこそ、まさに『独ソ戦』執筆の目的とし、努力したところであるからだ。 残念ながら、日では、ヨーロッパにおける第二次世界大戦の展開について、30 年、場合によっては半世紀近く前の認識がまかり通ってきた。日のアカデミズムが軍事や戦史を扱わず、学問的なアプローチによる研究が進まなかったこと、また、この間の翻訳出版をめぐる状況の悪化から、外国のしかるべき文献の刊行が困難となったことなどが、こうしたタイムラグにつながったと考えられる。もし拙著が、そのような現状に一石を投じることができたのなら、喜ばしいかぎりである。 しかし、上のような事情から、日

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  • トルコの独立戦争から100年――国民の記憶と危機意識/柿﨑正樹 - SYNODOS

    いまから100年前の1919年5月19日、黒海沿岸の町サムスンに、ひとりのオスマン軍人が上陸した。その名はムスタファ・ケマル、のちにトルコ共和国の建国者となる人物である。当時のオスマン帝国は第1次世界大戦に敗れ、西洋列強により分割される危機に直面していた。 しかし帝国各地には祖国を救うべくさまざまな抵抗運動が生まれつつあり、ケマルはこれらを糾合しながら国民闘争をその後展開していくこととなる。そしてケマルに指導されたトルコの人びとは、度重なる戦争ですでに疲労困憊していたにもかかわらず、ここからさらに4年にわたる血みどろの戦いを繰り広げ、なんとか祖国の防衛に成功する。現在のトルコ共和国が成立したのは1923年10月のことであった。新生トルコの指導者はオスマン帝国との決別を誓い、西洋近代社会と国民国家を模範とした。 ケマルのサムスン上陸から一世紀が過ぎた今日のトルコでは、レジェップ・タイイプ・エ

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  • きょうだいの結婚へのハードルは、案外高くないかもしれない/山下のぞみ×太田信介×藤木和子×持田恭子 - SYNODOS

    漢字ではなくひらがなで書く“きょうだい”。障害や慢性疾患や難病などを抱えている人の兄弟姉妹がそう呼ばれており、今年2019年から4月10日が「きょうだいの日(シブリングデー)」となりました。一番早い人は産まれた瞬間からきょうだいになり、大人になってもあまり意識することがない人もいます。一方で、子どもの頃に、親や教師などの大人から「障害や病気などを抱えている弟の分までがんばれ」と過剰な期待をされたり、同級生から「お前の姉ちゃんって変だよな」といじめられたりと、きょうだいであることが理由となって、家庭や学校などで嫌な思いをしながら育つ人もいます。 そうしたきょうだいが、大人になってもっとも悩むことの1つが、結婚。「この人でいいのか」といった誰でも考える悩みに加えて、きょうだいという家族事情が、大きく結婚には影響をするのです。20代・30代のきょうだいが集まる場では、結婚の話題はもはや「鉄板ネタ

    きょうだいの結婚へのハードルは、案外高くないかもしれない/山下のぞみ×太田信介×藤木和子×持田恭子 - SYNODOS
  • なぜムスリム社会はISを「破門」しないのか?/『イスラーム思想を読みとく』著者、松山洋平氏インタビュー - SYNODOS

    なぜムスリム社会はISを「破門」しないのか? 『イスラーム思想を読みとく』著者、松山洋平氏インタビュー 情報 #IS#新刊インタビュー#イスラーム思想を読みとく 数々の暴虐な振る舞いで国際社会を震撼させてきたIS。なぜムスリム社会は「彼らはムスリムではない」と宣言し、「破門」しないのか、と考える向きもあるだろう。なぜISはムスリムと認められるのか? その理路を、『イスラーム思想を読みとく』著者、松山洋平氏にお話を伺った。(聞き手・構成 / 芹沢一也) ――「酒を飲んだ人に向かって『そんなことをするなんておまえはムスリムではない』と言ったり、考えたりすること」は禁じられている、という説明がとても意外でした。 それは「ムスリムである」ことの条件が「イスラームで求められる規範を(100%)実践している」ことだという認識があるからですね。そうした認識をもつのは、たとえば、「ヴィーガンであること」=

    なぜムスリム社会はISを「破門」しないのか?/『イスラーム思想を読みとく』著者、松山洋平氏インタビュー - SYNODOS
  • 情報技術と規律権力の交差点――中国の「社会信用システム」を紐解く/堀内進之介 - SYNODOS

    情報通信や情報処理に関わる技術の高度化によって、データとアルゴリズムは、グローバルなコミュニケーションのみならず、商取引や投票行動、医療、法執行、テロ対策などを含む、あらゆる人間活動と意志決定に多大な影響を及ぼし始めている。こうした変化は、しばしば「ビッグデータ革命」と呼ばれる。 政府機関は、先端技術の導入では民間企業に後れを取ることが多いが、近年では、民間企業が業種ごとに保有している行動履歴や購買履歴、通信履歴、閲覧履歴などのデータと、公的機関が保有するデータを抱き合わせることで、重要な決定を下そうという動きが活発になってきている。 たとえば、アメリカでは、犯罪予測、あるいは予測的ポリシングと呼ばれる分野で、そして、司法の現場で、データとアルゴリズムが活発に利用され始めている。 しかしながら、中国政府ほど、データとアルゴリズムの利用に野心的な政府は他にない。というのも、中国政府が2014

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  • 「当事者研究」の可能性について語る/荒井裕樹×熊谷晋一郎 - SYNODOS

    「研究してみようか」――自身の「障害」を分析し、研究する「当事者研究」。当事者は研究にどう関われるのか、その可能性について語り合う 当事者研究の広がり 荒井 最近、「当事者研究」という言葉が、あちこちで使われるようになりました。この広がり方の背景には、おそらく、それだけ「当事者が主体となって何かをする」「新しい価値や枠組みをつくっていく」ということに対する潜在的な需要があるのだと思います。その需要の具体像を言い当てることは難しいのですが、今日のお話の流れの中で、その糸口だけでも掴むことが出来たらいいかな、と思っています。 もともと、「当事者研究」という言葉は、北海道の浦河町で活動している「べてるの家」の試みから生まれてきたものですね。熊谷さんも、綾屋紗月さんと共著で「当事者研究」と冠した著作を出されていますし(『発達障害当事者研究――ゆっくりていねいにつながりたい』医学書院、2008年)、

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  • 「自殺」を「生き抜く」。/末井昭×岩崎航(写真:齋藤陽道) - SYNODOS

    進行性筋ジストロフィーをかかえる詩人の岩崎航さんと、お母さんがダイナマイト心中した末井昭さんが、仙台の書店で語り合いました。死のうと思った時に湧き上がってきたもの。表現すること。生きる手応え、祈りとは何か。2冊のロングセラー、『点滴ポール 生き抜くという旗印』(ナナロク社)と『自殺』(朝日出版社)をめぐる対話をお届けします。あゆみブックス仙台一番町店にて開催「笑って脱力して、きっと死ぬのがバカらしくなります。末井昭さんと岩崎航さんの「自殺」の話」より載録。(司会・構成/ナナロク社 村井光男、朝日出版社 鈴木久仁子) 少年のような目に釘づけに 司会 おふたりは、初対面でしょうか。 末井 ワタリウムで開催された齋藤陽道さんの写真展「宝箱」のオープニングのとき、齋藤さんがスカイプで岩崎さんとつないでくれて、パソコンを通してお話ししたのが最初です。お話といっても、周りにお客さんもいっぱいいたし、い

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  • がんと就労――病気になっても働ける環境をめざして/桜井なおみ - SYNODOS

    もし、あなたが今「がんです」と言われたら、最初にどんなことが頭に浮かびますか? そして、あなたは、今の仕事が継続できると思いますか? 「がん」は、日人の死因の第一位となっており、2人に1人が生涯に1度はがんにかかり、3人に1人ががんで亡くなっています。 私も、今から14年前にがんの診断を受けましたが、健康には自信がありましたし、これといった症状もなかったので、「なぜ私が?」と当に驚きました。死ぬかもしれないという衝撃のほかに頭に思い浮かんだのは、「仕事をどうしようか?」「親になんて言おうか?」「治療費はいくらかかるのだろう?」という3つのことでした。 少子高齢社会の日では、雇用年齢の長期化も進むでしょう。人によっては60代、70代、それ以上の年齢になっても、生きがいや生活費のために働き続けたい、働き続けなければならない人もいることでしょう。ですからこれからは、自分のキャリアにおいて、

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  • 何のために学ぶのか、何のために考えるのか?/飯田泰之×finalvent(『考える生き方』著者) - SYNODOS

    『考える生き方 空しさを希望に変えるために』(ダイヤモンド社)は、月間30万PVのアクセスを誇る「極東ブログ」と「finalventの日記」を主宰するアルファブロガーで、1日1冊の読書を30年以上もつづけているfinalvent氏の第1作。シノドス・マネジングディレクターで経済学者の飯田泰之が、大きな話題を呼んでいる処女作への想いを聞いた。(構成/乙丸益伸・編集集団 WawW ! Publishing、宮崎康二) 飯田 『極東ブログ』で色々ぼくのを取り上げていただきありがとうございます。いまでこそアベノミクスが盛り上がっていていますが、かつてはリフレ派の論客の議論を正面切って取り上げて下さる方はかなりかぎられていました。そんななかで、すでに3年前からリフレ政策に注目していたという点で、finalventさんにはとても興味を持っていたんですよ。 『考える生き方』はfinalventさんの処

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  • 【季刊民族学・シノドス共同運航便】化身ラマたちの故郷を訪ねて――モンゴル国 中西部の旅から/島村一平 / 文化人類学 - SYNODOS

    『季刊民族学』とウェブ上のアカデミックジャーナル「SYNODOS」とのコラボレーションが実現しました。特集記事「モンゴル仏教と化身ラマ――あるいは生まれ変わりの人類学」のうち3 編が誌面を飛び出して「SYNODOS」に登場します。ウェブ媒体と紙媒体のマリアージュをどうぞ。 遠くを見つめるガチェンラマ寺院の僧院長 撮影:島村 一平 モンゴル国中西部、ザヴハン県。聖なる山・オトゴンテンゲル山が鎮座するこの県には、かつて多くの化身ラマたちの大名跡(みょうせき)があった。その南部に位置するバヤンホンゴル県にも外モンゴルで序列第3位の化身ラマの大名跡があったことで知られる。 現在、この地域では、化身ラマの転生者が次々と現れているという。社会主義時代の宗教弾圧を乗り越えて人びとはいかに信仰を守ったのか。そして現在、どのようにして化身ラマが選ばれているのか。2016年9月、筆者は「化身ラマたちの故郷」

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  • 歴史修正主義と「言語ゲーム」――学術の力を信じるために/『歴史修正主義とサブカルチャー』著者、倉橋耕平氏インタビュー - SYNODOS

    歴史修正主義と「言語ゲーム」――学術の力を信じるために 『歴史修正主義とサブカルチャー』著者、倉橋耕平氏インタビュー 情報 #「新しいリベラル」を構想するために 90年代に現れた歴史修正主義的言説。多くの学術的な批判がなされてきたが、一向に収束する気配はなく、インターネット時代になってますます広く深く蔓延している。なぜ、学術は無力にみえるのか? あるいは、まだ学術の力を信じることはできるのか? 『歴史修正主義とサブカルチャー』の著者、倉橋耕平氏に話を伺った。(聞き手・構成/芹沢一也) ――最初に書のコンセプトを教えてください。 今国会で財務省の公文書改ざんが話題になっていますが、あれこそまさに「歴史修正主義(=歴史否定論)」の系譜にある思考です。私が今回ので問題にしていることの根幹というか、その最悪の事態がいままさに目の前で起こっている。歴史を恣意的に歪めることは、事実を歪めることです

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  • 患者の名は「近代日本」――西郷隆盛を通して診る日本の病理/『未完の西郷隆盛』著者、先崎彰容氏インタビュー - SYNODOS

    患者の名は「近代日」――西郷隆盛を通して診る日の病理 『未完の西郷隆盛』著者、先崎彰容氏インタビュー 情報 #新刊インタビュー#西郷隆盛 福澤諭吉、中江兆民、頭山満、橋川文三、江藤淳。多くの思想家や評論家が西郷隆盛に魅了され、言葉を紡いできた。その言葉を集めたとき、「近代日」とその病理が立ち現れる。いまなぜ西郷なのか? 西郷をめぐる言葉から、いったい何が見えてくるのか? 『未完の西郷隆盛』の著者、先崎彰容氏にお話を伺った。(聞き手・構成 / 芹沢一也) ――『未完の西郷隆盛』は福沢諭吉から司馬遼太郎まで、西郷を問い続けた思想家たちを取り上げています。どのような問題意識から、書に取り組まれたのでしょうか? 私たちは、「格差社会」「原発再稼働問題」「少子高齢化問題」など、さまざまな具体的問題に取り囲まれています。一つひとつの問題に対し、鋭い嗅覚をもって提言していくことはとても大事なこと

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  • 「アフリカの子ども」から私たちが学べること――『子どもたちの生きるアフリカ』刊行にあたって/亀井伸孝 - SYNODOS

    アフリカの子ども」から私たちが学べること――『子どもたちの生きるアフリカ』刊行にあたって 亀井伸孝 文化人類学、アフリカ地域研究 国際 #等身大のアフリカ/最前線のアフリカ#子どもたちの生きるアフリカ シリーズ「等身大のアフリカ/最前線のアフリカ」では、マスメディアが伝えてこなかったアフリカ、とくに等身大の日常生活や最前線の現地情報を気鋭の研究者、 熟練のフィールドワーカーがお伝えします。今月は「最前線のアフリカ」です。 私たちアフリカ研究者は、長期のフィールドワークを通じて、多くの人たちと出会う。とりわけ印象に残るのは、子どもたちとの出会いである。 村の子どもたちの仲間に入れてもらったり、一緒にサッカーで遊んだり、おもちゃを作ったり。何年も調査を続けていく中で、生まれたときから知っている子どもの成長を見守るという経験をすることもある。時には、滞在中に村で生まれた子どもが、フィールドワー

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  • 戦後民主主義とその敗北――いまだ終わらない「戦後」と向き合うために/『丸山眞男の敗北』著者、伊東祐吏氏インタビュー - SYNODOS

    戦後民主主義とその敗北――いまだ終わらない「戦後」と向き合うために 『丸山眞男の敗北』著者、伊東祐吏氏インタビュー 情報 #新刊インタビュー#「新しいリベラル」を構想するために 戦後日を代表する政治学者として名を轟かせ、今も多くの人に読み継がれている丸山眞男。しかし、丸山と戦後民主主義は、すでに高度経済成長に敗北していた。はたして、いま丸山を読む意味はあるのか? 『丸山眞男の敗北』の著者、伊東祐吏氏にお話を伺った。(聞き手・構成 / 芹沢一也) ――日は『丸山眞男の敗北』という刺激的なタイトルのを出された伊東祐吏氏にお話をお伺いします。丸山といえば論者によってさまざまな像があります。伊東先生にとって丸山とはどのような人物ですか? 丸山は内部に狂気を抱えた人だと思います。 一般的には、理知的で厳格な学者というイメージですよね。戦後民主主義を代表する知識人ですから。もちろん、丸山が当は

    戦後民主主義とその敗北――いまだ終わらない「戦後」と向き合うために/『丸山眞男の敗北』著者、伊東祐吏氏インタビュー - SYNODOS