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ブックマーク / tama-san.com (90)

  • InDesignの正規表現のUnicodeバージョン – ものかの

    InDesignは2019(v14)からメジャーバージョンアップ時にBoost.Regexも更新するようにしたようで、正規表現のUnicodeバージョンも更新されるようになりました。 CC 2018(v13)まで Unicode 5.1 CC 2019(v14) Unicode 9.0 2020(v15) Unicode 12.0 2021(v16) Unicode 13.0 2022(v17) Unicode 13.0 2023(v18) Unicode 14.0 2024(v19) Unicode 15.0, 15.1 正規表現のUnicodeバージョンの調べ方 Unicodeのバージョンにとくに影響するのは、\dや\sといった略記法です。InDesignの「\d」はUnicodeカテゴリーの「Nd」に相当するので、各UnicodeバージョンのNd文字をinddに並べて、\dでマッチす

    InDesignの正規表現のUnicodeバージョン – ものかの
  • Aver

    macOSデスクトップアプリ インストールされているAdobeアプリを詳細なバージョン付きで一覧表示 用途 AdobeのフォーラムやUserVoiceに投稿する際には、OSとアプリの正確なバージョン情報が必要です。しかし、バージョンを知らないユーザーにとって、正確に記載するのはかなり難しいことです。 このアプリはmacOSのバージョンとインストールされているAdobeアプリの詳細なバージョンを一覧表示します。 アプリの一覧から投稿するアプリを選んで「コピー」ボタンを押すと、必要な情報がクリップボードにコピーされます。そのまま投稿欄にペーストするとよいでしょう。 Tips shiftキーを押しながら「コピー」ボタンを押すと、一覧をすべてクリップボードにコピーできます スクリーンショット

    Aver
  • Illustrator EPSの「配置した画像を含む」 – ものかの

    勤務している会社には古いPower Mac G4グラファイトがあります。OS 9で起動しており、そこにはIllustratorのバージョン8と10がインストールされています。 このバージョン8と10で、EPS保存時の「配置した画像を含む」オプションの仕様の違いを調べました。いずれもEPS画像、PSD画像、TIFF画像の3種類のファイルをリンク配置し、Illustrator EPSファイルに保存して確認しました。 バーション8の「配置した画像を含む」 ON EPSデータ内に画像が含まれた 保存されたIllustrator EPSファイルを開くと、EPS画像はリンクのままで、他の画像は埋め込みだった OFF EPSデータ内に画像が含まれなかった 保存されたIllustrator EPSファイルを開くと、画像はすべてリンクのままだった バーション10の「配置した画像を含む」 ON EPSデータ内

    Illustrator EPSの「配置した画像を含む」 – ものかの
  • Glow Ai

    macOSデスクトップアプリ Illustratorファイルを同じバージョンのIllustratorで開く 用途 Illustratorファイルには保存時のアプリバージョンが記録されています。Glow Aiはそのバージョンを検出し、同じバージョンのIllustratorで自動的にファイルを開きます。 同じバージョンがインストールされていない場合や、すでに別のバージョンが起動している場合には、通知ウインドウで状況を知らせます。 推奨する使い方 Illustratorファイル(.aiと.eps)の関連付けをGlow Aiに設定することを推奨します。以下の手順で設定してください。 Illustratorファイルを選択し、Finderのメニューバーから「ファイル > 情報を見る」を選択します 「このアプリケーションで開く」のポップアップメニューからGlow Aiを選択します 「すべてを変更...

    Glow Ai
  • Adobeアプリのアップデート前に必ずやること – ものかの

    Adobeアプリのアップデートには、かなり酷い罠が仕込まれています。その罠を回避するには、あらかじめ設定を変えておかなければいけません。 設定は、Adobe Creative Cloud デスクトップアプリの「環境設定 > アプリ > 自動更新」にあります。詳細オプションをすべてOFFにすれば罠を回避できます。 □ 以前の設定および環境設定を読み込む ここをONにしていると、旧バージョンの設定が読み込まれます。デフォルトでONです。便利な機能だと思われがちですが、実は旧バージョンの設定が読み込まれるとアプリの動作がおかしくなってしまうことがあります。Adobeのユーザーフォーラムでよく見られるトラブル原因であり、Adobeあるあるの罠です。必ずOFFにしましょう。 □ 以前のバージョンを削除 ここをONにしていると、同名アプリの旧バージョンがすべてアンインストールされます。デフォルトでON

    Adobeアプリのアップデート前に必ずやること – ものかの
  • FONTPLUSのchws/vchw機能がすごい – ものかの

    FONTPLUSは、フォントベンダーのフォントワークスが提供しているWebフォント配信サービスです。そのFONTPLUSで史上初のchws/vchw機能が実装されました。これがすごいんです。 FONTPLUS – 全角約物が連続したときのアキを調整する chws/vchw機能は、日中韓の言語で、全角約物が並んだときの不自然なすき間を自動調整し、自然な見た目にする機能です。 DTP用のアプリでは、昔のPageMakerから現在に至るまで、日語版アプリにはすべて全角約物アキ調整機能がデフォルトで実装されてきました。しかしWebブラウザのWebKitBlinkのようなレイアウトエンジンには、今もなお実装されていません。今後も実装されることはないでしょう。このような日中韓の高度なレイアウト機能をサポートしない環境のために用意されたのが、chws/vchw機能です。 chws/vchw機能は、O

    FONTPLUSのchws/vchw機能がすごい – ものかの
  • やっかいな漢字 – CJK部首補助/康煕部首 – ものかの

    DTP制作向けのテキスト整形の話です(楽しい文字沼)。 CJK部首補助や康煕部首の漢字は、とてもやっかいです。なにがやっかいかというと、見た目では通常の漢字と区別ができないことです。 文字コードが違うのにどうして見た目がこれほど同じなのかというと、フォントの同じグリフが表示されているからです。 クライアントから支給された文字原稿に、もしかするとこのやっかいな漢字が混入しているかもしれません。なぜかというと、PDFから文字をコピーすると、通常の漢字だったはずなのに、なぜかやっかいな漢字に変わってしまうことがあるからです。このごろは文字原稿の作成にPDFから文字をコピー&ペーストすることが普通に行われているので、やっかいな漢字の混入は日常茶飯事といってよいかもしれません。 クライアントからPDFを支給されたときも、DTP制作者がPDFから文字をコピー&ペーストして、気づかずにやっかいな漢字を混

    やっかいな漢字 – CJK部首補助/康煕部首 – ものかの
  • 約物Webフォント「約味」(YakuAdj) – ものかの

    Webフォント「約味」(YakuAdj)を公開します。和文の句読点や括弧が連続したときのアキを自動調整するフォントです。 https://github.com/monokano/Fonts 以前、「約」(YakuCalt)というWebフォントを公開しました。これも約物が連続したときのアキを自動調整するフォントです。GSUBのcaltを使って実現しています。 今回公開する「約味」は、まったく同じ自動調整をするのですが、異なるのはGPOSのchwsとvchwを使って実現していることです。 Contextual Spacing GPOS Features—Redux 約味(YakuAdj)の良いところ グリフの数が約の半分なので、フォントファイルのサイズがより軽い。 フィーチャーコードがcaltより分かりやすい。 約(YakuCalt)の良いところ Webブラウザ上のテキスト選択箇所がズレ

    約物Webフォント「約味」(YakuAdj) – ものかの
  • Illustrator形式のファイル(.ai)についてちゃんと大雑把に説明してみる – ものかの

    v9以降の今のIllustrator形式ファイル(.ai)についてちゃんと説明しているところがないようなので、ここで大雑把に説明してみます。 結論から言うと、Illustrator形式のファイルはPDFファイルです。このことはIllustratorが大好きな皆さんもよく知っているでしょう。ここで私が説明しようとしているのは、それをもうちょっと大雑把に掘り下げた話です。 PDFファイル PDFファイルの中を覗くと、最初に「%PDF」と書かれていて、最後に「%%EOF」と書かれています。大雑把にいうと、PDFファイルは「%PDFから始まって%%EOFで終わっているファイル」のことです。Illustrator形式のファイルもこうなっています。 「PDF互換ファイルを作成」オフのIllustratorファイル それでは、保存時に「PDF互換ファイルを作成」をオフにしたIllustratorファイル

    Illustrator形式のファイル(.ai)についてちゃんと大雑把に説明してみる – ものかの
  • ものかの » 正規表現の略記法 \d と \s と \w

    正規表現の文字クラスの略記法 \d と \s と \w がいつのまにかアレレなことになっていたのでメモ。(1 Perl 5.8 以降で正規表現を使うには use utf8 が必須。 use utf8 では \d と \s と \w の文字クラスの内容が Unicode のカテゴリーに基づいている。 InDesign(Boost)も同様。 PCRE や Ruby は変わりなし。 (2 参考資料:perldoc の perlrecharclass 参考資料:Programming Perl の 5.4. Character Classes ちょっと詳しく見ていきます。 *以降、Perl = use utf8 の Perl ほとんど全ての人が [0-9] の10文字として使っていますが、Perl では \p{Nd} です。ただし、Perlのバージョンによって(対応しているUnicodeバージョン

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  • 「字詰め」って言わない方がいいよね – ものかの

    個人的な雑感です。 「字詰め(じづめ)」という用語があります。人によって、これは全く異なる意味で使われています。 一行あたりの文字数のこと 文字間をより狭くすること どちらも文字組版に関わることなのですが、指し示していることはまったく違います。私は文字組版の現場で長年仕事をしてきたので、字詰めといえば文字数のことです。文字間をツメる意味でこの用語を使われると、かなり違和感があります。 でも、もはやどちらが正しいという問題ではなくなっています。仕事の打ち合わせで相手が「じづめ」と言った時に、どちらの意味なのかをまず探らないといけないのが現状です。相手の経歴、職能、年代などを推測しながら、話の流れでどちらなのかを察していく。そのくらいハイコンテクストすぎる用語になっています。 このように普通に伝わる期待や安心が喪失し、疑念が先に立ってしまう時点で、もう用語としては破綻しているのではないでしょう

    「字詰め」って言わない方がいいよね – ものかの
  • 欧文フォント混植の理想と現実 – ものかの

    縦組で英数字を欧文フォントにするのは、きわめて筋が悪い。どのように筋が悪いのかをtwitterで連投したので、ここに貼っておきます。 欧文フォント混植の理想と現実 pic.twitter.com/ju4V40Iql6 — ものかの (@monokano) March 13, 2019 縦組の欧文フォント混植は、スペーシングの問題だけでなく、行分割の問題も同じくらい深刻です。欧文文字コード列は行分割禁止になる(丸ごと次行へ追い出されてスカスカに間延びする)ので、正立回転する文字は全角英数の文字コードにする必要があります。深刻な問題は同時に2種類あるのです。 — ものかの (@monokano) March 14, 2019 スペーシングの問題はフォントのグリフ、行分割の問題は文字コードに関わる話です。デジタル組版の文字は構成要素にグリフと文字コードの異なる2種類のデータを同時に持ちます。です

    欧文フォント混植の理想と現実 – ものかの
  • ヒラギノをDTPで使うコツ – ものかの

    ヒラギノは一部の記号が他のAJ1フォントと異なります。例えば、他のAJ1フォントで「×」「÷」は和文用全角グリフですが、ヒラギノだけは欧文用プロポーショナルグリフです。以下がその一部の記号。 §¨°±´¶×÷‐′″ℏℵ↔⇒⇔∀∂∃∅∇∈∊∋∑−∓√∝∞∟∠∧∨∩∪∫∬∭∮∴∵∽≃≒≠≡≦≧≪≫≲≳⊂⊃⊆⊇⊕⊖⊗⊘⊠⊥⊿ DTPでヒラギノを使うと、これらの記号が欧文用になってしまうのでかなり悩まされます。でも、InDesignならこれらを正規表現スタイルで等幅全角字形になるように仕込めばOK。ついでに「‘’“”」も加えるとさらにグッドです。インデデさん大好き。 すこし詳しい説明 AJ1のCMapには大きく分けて「UniJIS」「UniJISX0213」の2種類があります。UniJISX0213はヒラギノだけに採用されています。それ以外のAJ1フォントはすべてUniJISです。 この2種類の違

    ヒラギノをDTPで使うコツ – ものかの
  • InDesignで文字組みアキ量設定がCIDベースのとき[欧文][半角数字]の文字クラスに分類されるAJ1の全角グリフ調査 – ものかの

    InDesignで文字組みアキ量設定がCIDベースのとき[欧文][半角数字]の文字クラスに分類されるAJ1の全角グリフ調査 DTP Advent Calendar 2018 に参加してみました。19日に登録して文字バナするぞーとわくわくして意気込んでみたのですが、意気込みすぎて未完です。ごめんなさい… タイトルがやたらに長いのですけど、わくわくして意気込みすぎた未完の文字バナは、このInDesignのPublish Onlineでどうぞ! InDesignで文字組みアキ量設定がCIDベースのとき[欧文][半角数字]の文字クラスに分類されるAJ1の全角グリフ調査 Tweet

    InDesignで文字組みアキ量設定がCIDベースのとき[欧文][半角数字]の文字クラスに分類されるAJ1の全角グリフ調査 – ものかの
  • Unicode正規化 – ものかの

    コンテンツへスキップ 以前書いたものです。旧サイトへのリンクを貼っておきます。 Unicode正規化 その1 Unicode正規化 その2 Unicode正規化 その3 Unicode正規化 その4 Unicode正規化 その5

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  • 浮紙

    コンテンツへスキップ ファイルを開く ファイルを保存する テーマ ドキュメントウインドウ 不可視文字 検索 テキスト整形 浮紙の整形項目 ストック 特定文字を確認 設定ファイル 今後の予定 v4とv8の違い

  • Glee – for InDesign

    下記へ移転しました。 Glee & Glow | macOS & InDesign Mac 版 InDesign の問題点 Mac 版 InDesign は、InDesign ドキュメントのアイコンがすべて「インストールされている最新バージョン」になります。そのため、保存バージョンを容易には確認できません。 さらに、どのバージョンで保存された indd であっても、ダブルクリックすると常に「インストールされている最新バージョン」で開きます(Windows もこれは同じ)。 どこかにきっと「常に最新バージョンで開いて作業すればいい」という桃源郷があるのでしょうね。でも実際は、ユーザのほとんどすべてが困っているのではないでしょうか。 その原因と実際 しかし、これは InDesign がわざとそうしているのではありません。OS X がファイルとアプリケーションを関連づける仕組みに原因があります。

    Glee – for InDesign
  • OSX附属の游明朝体はInDesignで気をつけよう – ものかの

    OSX附属の游明朝体は10.10 YosemiteでAdobe-Japan1でしたが、10.11 El Capitan以降でAdobe-Identity-0に変わっています。 このROS変更は、InDesignのアキ量設定に影響を与えます。とくに和欧間のアキへの影響が大きい。つまり、.inddを開くときのmacOSのバージョンによって、游明朝体の箇所で、なかったはずの和欧間が発生したり、あったはず和欧間が消失したりして、事故になる可能性が大いにあるということです。 詳しくは下記のツイートから連投で説明していますので、日付の箇所をクリックしてご覧ください。 OSXの游明朝体ってEl Capitan以降でAdobe-Identity-0なのか! InDesignで気をつけないとやばい!! — ものかの (@monokano) October 3, 2016 追記1: 游明朝体のROS変更はフォ

    OSX附属の游明朝体はInDesignで気をつけよう – ものかの
  • Font – Glyphs – ものかの

    GlyphsにはAdobe-Japan1でフォント出力できる機能があります。エラーなしに出力するには、以下の条件をクリアしている必要があります。 グリフがすべてあること。 グリフ名がMapFileAdobe-Japan1...

  • 源ノ明朝/角ゴシック-5 フルセット版 – ものかの

    源ノ明朝/角ゴシック-4の続きです。 サブセット版は、日・簡・繁・韓のそれぞれで、フォントのグリフを必要なものだけにしています。ペアにする文字コードも必要なものだけです。 一方で、フルセット版は、日・簡・繁・韓のいずれにも全てのグリフがあります。完全に同一で違いはありません。そして、ペアにする文字コードも完全に同一で違いはありません。 それでは、フルセット版の日・簡・繁・韓の違いは何でしょうか。 文字コードとペアになるグリフが違います。それぞれに合ったグリフとペアになるように、日・簡・繁・韓で設定を変えているのです。 それでは、文字コードとペアになれないグリフ(上図で薄灰色のグリフ)はどうなるのかというと、当然このままでは表示できません。あるのに使えない状態です。日・簡・繁・韓の漢字を使い分ける(薄灰色のグリフを表示する)には、サブセット版と同じく各言語のフォントを使い分けることになります

    源ノ明朝/角ゴシック-5 フルセット版 – ものかの