タグ

米澤穂信と*mysteryに関するgenesisのブックマーク (9)

  • taipeimonochrome ミステリっぽい本とプログレっぽい音樂 » 秋期限定栗きんとん事件 下 / 米澤 穂信

  • 『夏期限定トロピカルパフェ事件』(米澤穂信/創元推理文庫) - 三軒茶屋 別館

    夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫) 作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2006/04/11メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 152回この商品を含むブログ (529件) を見る 米澤 結局、いまの子供たちは――まあ自分たちの世代ですけど――、こうなりたいという情熱が仮にないとしても、では自分にはいったい何ができるのだろうかというスキルへの懐疑は持っている。そのスキルへの懐疑を無視すると、俺は大物なんだというわけのわからない全能感に走ってしまい、ふらふらと時間を浪費して、遠くない未来に自分が何者でもないことに気付くというオチになってしまう。その背景にはもちろん、何者にもならなくてもご飯はべてられるという現実もあるでしょう。一方でそうならなかった人は、自分の全能感をトライアルしないといけない。そのトライアルを経て自分のスキルの限界を見極める過程をミステ

    『夏期限定トロピカルパフェ事件』(米澤穂信/創元推理文庫) - 三軒茶屋 別館
    genesis
    genesis 2009/03/13
    曰く,「小鳩君と小佐内さんの互恵関係は、名探偵と名犯人という特権性を互いに相殺し合う」,「ですが、人工的な関係を契機に人間的な関係までもが生まれてきたとしたらどうなるのでしょうか。」
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    2024夏休み旅行 神戸・2日目【前編】 zfinchyan.hatenablog.com ↑1日目はこちら 6:50 わたしと夫だけ先に起床 前日に買っておいたお芋のパンで朝ごはん 昨日の疲れからか、なかなか息子たちが起きてこなかったので、ゆっくり寝かせてから10:00にホテルの下にあるプレイゾーンに行って、パターゴルフやバス…

    はてなブログ | 無料ブログを作成しよう
    genesis
    genesis 2007/11/07
    曰く,「本作では、リアリティというものが欠如していて、ミステリ好きがマーダーゲームをやっているだけなのか、本当に殺人事件が起こっているのか、非常に曖昧なのです。」
  •  米澤穂信 『遠まわりする雛』  - Akashic Note

    『氷菓』に始まる古典部シリーズの短編集であり、古典部入部から間もない時期から、翌年の春までの1年あまりを時系列に従って描いた作品集。 『やるべきことなら手短に』『大罪を犯す』『正体見たり』『心あたりある者は』『あきましておめでとう』『手作りチョコレート事件』『遠まわりする雛』の7編が収録。 「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」という「省エネ」を信条に掲げる主人公の奉太郎が、高校で入部した古典部で千反田えるというお嬢様に出会ったことで、不意ながらも面倒ごとの解決に乗り出す…という、物語の基構造は編とほぼ同様です。ですが、作では(間には、『氷菓』『愚者のエンドロール』『クドリャフカの順番』事件を経て)千反田の「気になります」というひと言でもって奔走させられる奉太郎自身の複雑な変化が、青春ミステリの体裁を借りて克明に描かれています。 ミステリ的には、

    genesis
    genesis 2007/10/11
    曰く,「ミステリ的には、端整かつ大胆なロジック重視の謎解きであり、特に『心あたりある者は』は論理のアクロバットが見事な作品」
  • 米澤穂信と「探偵の敗北」 - 一本足の蛸

    雲上四季 - 米澤穂信の話|青春ミステリの条件と古典部シリーズを読んで思いついたこと。 米澤穂信の小説に登場する探偵役は謎に勝って女に負ける。 どういうことか。 まず、基的に米澤作品の探偵役は謎解きに失敗しないということ。『愚者のエンドロール (角川文庫)』の途中経過をみるとちょっと微妙だけど、あくまでも「基的に」なので目くじらを立てないでほしい。探偵役は提示された謎を楽々とクリアしている。 で、探偵役の自意識は肥大し、全能感に酔いしれ、かなりアレな状態になっているところを、ヒロインまたは準ヒロインの女性にガツンとやられてへなへなになってしまう。これが米澤作品における「探偵の敗北」だ。 もちろん、この構図にあてはまらない作品もある。たとえば、「Do you love me?」とか「11人のサト」とか。どちらも主人公は女性だし、後者はミステリですらない*1。だが、例外にこだわっていては先

    米澤穂信と「探偵の敗北」 - 一本足の蛸
    genesis
    genesis 2007/10/10
    曰く,「米澤穂信の小説に登場する探偵役は謎に勝って女に負ける。」
  • 米澤穂信の話|青春ミステリの条件と古典部シリーズ - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    青春ミステリの条件とは何か? それは探偵の敗北にあるのではないかと思います。 以下、探偵の敗北について考えつつ、青春ミステリの旗手・米澤穂信の最新刊『遠まわりする雛』を見てみたいと思います。 遠まわりする雛 作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/10メディア: 単行購入: 3人 クリック: 148回この商品を含むブログ (251件) を見る 2種類の青春小説 まずは青春小説に関してから始めましょう。 秋山が思うに、世には大きく分けて2種類の青春小説があります。甘いだけのものと、ほろ苦さを含むものです。 個人的な主観ではありますが、青春小説でしばしば描かれる思春期という年代は、非常に気持ちの悪いもののように思います。11歳から17歳ぐらいまでの間、ひとは声変わりや第二次性徴によって肉体的に大きく成長します。変質、もしくは変容と言ってもいいかもしれません。この時期に

    米澤穂信の話|青春ミステリの条件と古典部シリーズ - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜
    genesis
    genesis 2007/10/10
    曰く,「青春ミステリの条件とは何か? それは探偵の敗北にあるのではないかと思います。」
  • 遠まわりする雛 米沢穂信 A-  - 棒日記

    古典部シリーズ四作目。古典部の四人の一年間を短編で追いながら語ったもので、過去三作の長編もまた過ぎ去る時間の流れに組み込まれている。作者の青春の描き方を個人的にあまり信頼していなかったのだが、書はそのような心配を見事に払拭する出色の青春小説ぶり。ミステリ要素はストーリーに美しく組み込まれており、作品集として文句の無い完成度であろう。 古典部シリーズはそうでもなかったのだが、『さよなら妖精』『ボトルネック』や小市民シリーズを読む中で僕は、米澤の青春の描き方について疑問を持っていた。米澤作品特有のひねた主人公から語られる青春はその移り変わりを描写していくというよりは、予め痛みや破壊が到来することを織り込んだ、展開ありきの作り物という印象が強かったからである。ただ『ボトルネック』に対して小市民シリーズでは二作目での転換により、急展開を予定調和とせず受け入れて次作以降で変化させていくという気概が

    遠まわりする雛 米沢穂信 A-  - 棒日記
    genesis
    genesis 2007/10/07
    曰く,「作者の青春の描き方を個人的にあまり信頼していなかったのだが、本書はそのような心配を見事に払拭する出色の青春小説ぶり」
  • taipeimonochrome - インシテミル / 米澤 穂信

    傑作。とはいえこれも最近讀了した有栖川氏の最新作「女王国の城」と同様、閉鎖状況でジャカスカ人が死んでいくところはどうにもノれず、何度も溜息をつきながら讀み進めていったのですけど、主人公のどうにも冴えないボーイが探偵となって推理を開陳してからの展開が素晴らしすぎます。 高額の譯ありバイトにつられて集まった連中が、その名も暗鬼館なんてミステリマニアの心をくすぐる名前の館の地下室に押し込められて殺人ゲームを敢行、というトンデモな物語で、それぞれの個室のおもちゃ箱に入っているメモにはさりげなく名作のタイトルが添えられていたり、マニアにはお馴染みの「十戒」も見せてと格原理主義者に對して「どうです?どうです?」とアピールしてみせる風格に、何だか米澤らしくないなア、なんて感じて讀み進めていくと最後にはスッカリ騙されてしまいます。 とはいえ自分は、このおもちゃ箱のメモに添えられている名作のあることや、或

    genesis
    genesis 2007/10/04
    曰く,「「薄くて安い一枚皮のクレープのような作品しか書いてこなかった米澤君もここになってようやく本格推理小説の何たるかが理解出來てきたようだね...」なんてかんじで讀み進めていた本格原理主義者を...」
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    顔に見える?最近「送水口」が気になるという話 「送水口」が気になる今日この頃 最近街中で気になる存在、それがこの「送水口」です。地上のフロアが7階以上あるビルなど、一定の条件を満たした建築物には設置が義務付けられているもので、火事が発生したフロアにただちに水を送るために使われるものです。ポンプ車…

    はてなブログ | 無料ブログを作成しよう
    genesis
    genesis 2007/09/02
    ササキバラ,東浩紀,後期クイーン問題。
  • 1