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+考察と*mangaに関するgenesisのブックマーク (54)

  • 「咲-Saki- シノハユ」第0局の“はやりん暗号”を解いてみた - 仮想と現実の真ん中あたり

    やあ、ワトソン君。すっかりご無沙汰だね。 最近の僕はすっかり引退同然でね。探訪は若い方々のご活躍にまかせて、養蜂家の真似事をしているよ。え? なんで養蜂家かって? それは働き蜂のようにだね…、え? それは養蜂家じゃない? まぁ、そんな事はおいとこう。 ところで、ビッグガンガン Vol.9掲載の「咲-Saki-」新シリーズ、「シノハユ」の第0局は読んだかい? 今後の展開を期待させる、良い導入編だったねぇ。 え? 瑞原プロの暗号? ああ、あんなもの、分かるわけが無いじゃないか。早々にあきらめたよ。「踊る人形」じゃあるまいし。 …と、そう思っていたんだがね。「咲-Saki-」ファンには凄い方がいらっしゃるね。 M1,2,4,8,17,34,68の管理人さんがTwitter上でこの暗号にチャレンジされていて驚いたよ。さすが、深読みファンの層が厚い作品だけの事はあるね。 そこで、自分も解いてみようと

    「咲-Saki- シノハユ」第0局の“はやりん暗号”を解いてみた - 仮想と現実の真ん中あたり
  • オカルトは,自分がオカルトであることに気付かない――原村和と涼宮ハルヒ,「そんなオカルトありえません」とSOS団を繋ぐもの - Danas je lep dan.

    そんなオカルトありえませんとは、アニメ「咲-Saki-」および「咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A」における原村和の発言。略してSOAと表記されることもある。そんなオカルトありえませんとは (ソンナオカルトアリエマセンとは) - ニコニコ大百科 『咲-Saki-』には数多の印象深い名科白がある。「リーチせずにはいられないな」「麻雀って…楽しいよね」「ニワカは相手にならんよ」「捨てゴマまかされました!」――その中でも特に知名度の高いのが,原村和の科白「そんなオカルトありえません」だろう。初出は県大会決勝中堅戦での染谷まこの回想シーン*1だが,一躍ブレイクするきっかけとなったのは副将戦で「ステルスモモ」こと東横桃子に言い放ったシーンだと思われる。「私の捨牌が見える? 見えないんじゃ…」「? 見えるとか見えないとか…そんなオカルトありえません」「!!」「私からはハッキリ

    genesis
    genesis 2013/06/19
    曰く,「オカルトを明確に自覚し,自らツキを引き寄せる宮永咲とは対極の存在――それが原村和であり,だからこそ阿知賀編は,彼女をめぐる物語であることに意味があったのだろう。」
  • 『GUNSLINGER GIRL』 相田裕著 静謐なる残酷から希望への物語(2)〜非日常から日常へ・次世代の物語である『バーサスアンダースロー』へ - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    『GUNSLINGER GIRL』 相田裕著 静謐なる残酷から希望への物語 1 http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20130103/p1 ↑ 上記の続きです。 さて、前回の1で設定した命題は、袋小路の物語類型であるスタート地点を考えると、『ガンスリンガーガール』というのは道具となりきる追い詰められた人間の逃げ道のなさの残酷さを愛でる?悲しむ?話になってしまい、物語が広がってオチに収束しない構造をしている、ということでした。それはつまり、ではどうやってこの物語を終わらせることができるのか?という出口を探すという「文脈読み」になると思います。作者の相田裕さんは、10年をかけてこの構造をどう料理したのでしょうか?。それを見てみたいと思います。 ■イタリアの南北問題とメガリージョンに起きる社会不安を〜欧州の地域主義と極右の台頭は人類の未来のモデルケース イ

    『GUNSLINGER GIRL』 相田裕著 静謐なる残酷から希望への物語(2)〜非日常から日常へ・次世代の物語である『バーサスアンダースロー』へ - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
    genesis
    genesis 2013/01/04
    曰く,「対幻想の引き篭もり系のイメージが好きな人は、その幻想がぶち壊される国家やマクロを描くのを凄く嫌い拒否する傾向があり、それを克服するのは、まさにナルシシズムの克服であり、本当の意味での成長」
  • 五十四さんを助けるためにアカデミー(学長と寮監)がやったこと - ゆるゆる+メリハリ+バランス

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  • コミナタ漫研vol.03レポ−ト〜相田裕と読む『ちはやふる』の回〜 - ピアノ・ファイア

    ちょっと年末年始を振り返りつつブログ更新したいと思います。 先月は冬のコミケに先立って、参加したいイベントがありました。 『GUNSLINGER GIRL』(『コミック電撃大王』で連載中)の作者として知られる相田裕がゲスト出演した「コミナタ漫研」です。 GUNSLINGER GIRL 12 (電撃コミックス) 相田 裕 アスキー・メディアワークス 2010-04-27 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools 来る12月28日、コミックナタリー主催のトークイベント「コミナタ漫研〜マンガ家に聞く、同業者の気になる仕事」の第3回が開催される。ゲストの相田裕が指定した「いまもっとも気になる同業者の仕事」は、BE・LOVE(講談社)にて連載中の末次由紀「ちはやふる」。 イベントでは「GUNSLINGER GIRL」で知られる相田に、「ちはやふる」の魅力とその源泉をプロ

    コミナタ漫研vol.03レポ−ト〜相田裕と読む『ちはやふる』の回〜 - ピアノ・ファイア
  • きららイズムと『けいおん!』の作品性に区別をつけようぜ。 | 猫拳@はてな

    イヤな大人が出てこないのは『けいおん!』の重要なとこですよね、という論調を見かけて。 みんなきららイズムとけいおんの作品性に区別をつけようぜ。 ブギーポップ以来、紙のオタクフィクションはイヤな大人のいないところでやりすごしてきたのではなかったか。それはけいおんの特殊性でもなんでもない。まあ、そうしたマインドを前面に押し出したのがけいおんだ、くらいはいえるかもわからんが。 かつてオタクフィクションとはアニメとゲーム、すなわちチャイルディッシュとほぼ等しいものを指していたけれども、90年代前半に角川・メディアワークス戦争の中で生まれた電撃ブランドが、決定的にオタクフィクションというスタイルをチャイルディッシュから分派させたと。 そのさきがけとなったのは80年代からのOVAで、それは玩具のCM番組としてのアニメではなく、アニメファンのためのアニメ、アニメを観るためだけのアニメというビジネスを可能

    きららイズムと『けいおん!』の作品性に区別をつけようぜ。 | 猫拳@はてな
    genesis
    genesis 2010/09/03
    曰く,「OVAやライトノベルは、旧来的な世代別マーケティングに必ずしも沿わない内容を打ち出すことができた。そこでは子供を描くにあたって大人を対置することが、必ずしも要求されない。」
  • 石川雅之『もやしもん』9巻 浅川芳裕『日本は世界5位の農業大国』 - 紙屋研究所

    主人公は菌が見える! 農大マンガ『もやしもん』が字だらけ、解説づくめであることについては、いずれ論じるかもしれないが、今日は9巻で書かれている料自給率論争について。 常識を覆す爽快感としての自給率政策批判 料自給率は低い、これを向上させねば、という議論は、ぼくが小学生のときからすでに「天ぷらそば」という「和」が自給率20%なんだぜ、という例とともに喧伝されてきた。だから、自給率という考えやそれを向上させるという意識はすっかり国民に定着している。実際今度の参院選でマニフェストや公約に「自給率向上」の言葉や政策がない政党は「新党改革」くらいなものだ。 そういう「国民的常識」を覆すのは無上の爽快感がある。 覆された方も「これで今日から俺も情報強者!」と意気込みたくなること請け合いである。 主人公・沢木が出入りしている研究室の先輩院生・長谷川遙が、小坂なる学生の自給率研究にいちゃもんをつける

    石川雅之『もやしもん』9巻 浅川芳裕『日本は世界5位の農業大国』 - 紙屋研究所
    genesis
    genesis 2010/07/20
    曰く,「自給率批判をからめるのは、論理的な必然も乏しいし、昨今の流行に乗ったという批判を免れ得ない」,「自給率批判は、まことに腰砕けというか、腰がすわっていない感じなのである。」
  • ヱヴァ破と、二人のアスカと、彼氏彼女の事情〜「優秀さ」と戦う物語〜 - ピアノ・ファイア

    『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』BD & DVD発売! ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.【初回限定版】 [Blu-ray] キングレコード 2010-05-26 売り上げランキング : 1 Amazonで詳しく見る by G-Tools 先週にリリースされた、ヱヴァ破。 待望のメディア化でした。ぼくも発売直後に、友人宅で鑑賞会をして盛り上がっていました。 友達とワイワイ突っ込みを入れながら観るという体験は、劇場ではできなかった楽しみ方です。 実際にそんな「実況プレイ」をやってみてわかったことは、こりゃあやっぱりオタクにとって凄く面白いエンターテイメントなんだな、ってこと。 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 (EVANGELION:1.11) [DVD] キングレコード 2009-05-27 売り上げランキング : 46

    ヱヴァ破と、二人のアスカと、彼氏彼女の事情〜「優秀さ」と戦う物語〜 - ピアノ・ファイア
    genesis
    genesis 2010/06/02
    曰く,「『彼氏彼女の事情』は、90年代における実存の苦しみと、80年代的なスノッブの問題を同時に昇華しえた「ラブコメ」」だからこそ...「破のBGMにカレカノのサントラが流用されていること」にも強い意味が感じられ
  • マンガのジャンル分布を作成してみる - マンガLOG収蔵庫

    僕はある程度はマンガ好きのつもりですが、あらゆるジャンルに精通している訳ではありません。読んでいない作品は星の数ほど存在します。雑誌の数だけで200〜300くらいは存在する筈ですから、当然のことと言えるでしょう。 マンガというジャンルを巡る諸状況はどうなっているのか。 ふとそんなことが気になりまして、暫定的に作成したところ次のようになりました。 comicsgenre.jpg (大きいサイズの画像ファイルはこちらです。) 何やら訳の判らない事態に陥ってしまいましたが、これでもかなり簡略化しています。 幾つか説明が必要な箇所がありますので、以下に記載しておきます。 まずは矢印について。3色の矢印がありますが、それぞれ指すものが異なります。 水色の矢印は、情報の流れを表しています。 2次創作の題材になったり、アニメやライトノベルのコミカライズであったり、アニメ化であったりです。 赤色の矢印は、

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  • あなたの手は きっと あったかい ―― 「ちょこっとヒメ」における擬人化と意思疎通 - よつぎりポテト

    4コマ漫画の話題を扱うブログ。メインは雑誌や単行の感想,たまに真面目な評論や考察やニュース。ニュースメインの「すいーとポテト@はてな」もよしなに。Twitter は @sweetpotato14 です。 カザマアヤミ「ちょこっとヒメ」が完結し、単行最終巻の7巻が先日刊行された。『ガンガンWING 4コマエディション』掲載時から追い続けてきた読者としては、作品が終わってしまったことをさみしく思いつつも、作品が無事に完結したことをとても嬉しく思う。振り返ると、ここまでハマった漫画作品は生まれて初めてだったように思う。雑誌連載はスクラップし、単行は三冊買い(最終巻まで複数買いを継続)、その単行には付箋をつけて何度も読み返したことを覚えている。 作品が完結したこともあり、「ちょこっとヒメ」がどんな作品だったのかということを書き残しておきたいと考え、この記事を起こした。記事のベースは今年7月

    genesis
    genesis 2009/12/28
    曰く,「本作ではふたつの〈目〉、言わば〈人間の目〉と〈動物の目〉が、動物たちの姿が描き分けられることによって切り替えられているのである。」
  • 森薫の新連載「乙嫁語り」に出てくる“テュルク系民族”を追う : 大阪大学 外国語学部 他大学研究会

    2009年01月19日 12:28 森薫の新連載「乙嫁語り」に出てくる“テュルク系民族”を追う 『エマ』で有名な漫画家、森薫先生の新連載が隔月の漫画雑誌『フェローズ』にて、去年の10月から始まってます。 その名も『乙嫁語り』(リンク先で試し読みできます。) 舞台は中央アジアのカスピ海沿岸、テュルク系民族の生活をテーマにしたお話です。 ……って、テュルク!? つ、ついに日にもトルコの時代が来たか!! あの緻密な書き込みっぷりに定評のある人気作家がテュルク系民族をテーマに選んで下さるなんて……トルコ語専攻として感謝感激。 次は是非オスマン帝国史でお願いします。 元々森薫先生は「小さいころから○○スタンという名前の国に興味があった」そうで、こうしたテュルク系民族を扱った連載が始まったのはある種必然的だったと言えます。 少し話はそれますが、日ではTURKという英単語を読み分けによって三通りの使

    森薫の新連載「乙嫁語り」に出てくる“テュルク系民族”を追う : 大阪大学 外国語学部 他大学研究会
  • 娯楽のハイエナ

    ちょっと前に「るくるく」(作・あさりよしとお、2002年~2009年)の最終巻を買って来たのですが…恐ろしく謎な終わり方で僕はとても混乱しました。「るくるく」は極貧の少年・鈴木六文の家に、謎の美少女悪魔・瑠玖羽(瑠玖羽)とお供のブブがやって来て六文の世話をし出す。それに合わせて神の御使いである天使たちも現われるようになる。自らの善を信じて疑わない天使たちは、悪魔である瑠玖羽達が何か悪巧みをしているに違いないと色々ちょっかいをかけてくる…というコメディですね。 もともと、瑠玖羽の目的は何か?とか六文と瑠玖羽の関係は何か?と言ったストーリーの中に謎が散りばめられていたのですが、それが締めに入る最終10巻に来て~連載的にも多分、9巻末に大天使ミカエルが現われて10巻に入るタイミングを見計らっていたように思いますが~謎をさらに謎をかけて行くような展開が続き、しかも、最終回はその謎をぱっと放り出すよ

    genesis
    genesis 2009/09/04
    曰く,「誰か、この謎を解いて下さい。」
  • 「津田雅美コマ割り研究序説」に寄せて/「ページの輪切り」論 - ピアノ・ファイア

    先日紹介した、文学フリマ発行の同人誌『少女漫画を語る Girls' Comic At Our Best! vol.04』ですが、無事入手できましたので、紫呉屋さんの「津田雅美コマ割り研究序説」に絡めてちょっとぼくなりに語ってみたいと思います。 さて、紫呉さんの記事そのものは、グラフや表などを駆使して「漫画のコマ割りのデータ的計測/分析」の面白さ(可能性)を説いたものでした。 そんな筋の主張からは外れるのですが、とにかく「ページまたぎ」という、1ページ単位で「割る」のではなく、「見開き全体を用いたコマ割り」が多い津田雅美の作風について私見を述べてみます。 津田雅美と「コマの輪切り」 結論を一言で言えば、津田漫画の特徴は「コマの折り返しが排除されるコマ割り」がされているということです。 いわゆる視線誘導が、「S字」を描かずに読めるということが、独特の読書感に繋がっています。 ┌┐┌┐|┌┐

    「津田雅美コマ割り研究序説」に寄せて/「ページの輪切り」論 - ピアノ・ファイア
  • ODN:サービス終了のお知らせ

    ご訪問いただいたお客様へのお知らせ アクセスいただいたWebサービスは提供を終了いたしました。 長年にわたり、多くの皆様にご利用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。 ODNトップページへ

  • 『猫の恩返し』の原作者・柊あおいの世界

    ●柊あおい女史について 柊あおい女史は、少女向けコミック雑誌『りぼん』を代表する漫画家の一人。中学一年の頃から漫画を描き、投稿を始める。しかし、デビューする機会には恵まれず、短大卒業後に一度就職して社会人になる。しかし、漫画家への夢を捨てきれずに働きながら漫画を描きいて投稿を続け、ついに1984年にデビューを果たす。中学時代から7年以上もコツコツと投稿を続けた末に巡ってきた、苦労の末のデビューであった。デビュー後しばらくの間はOLと漫画家の二足のわらじを履いていたが、その後漫画家として独立した。 初めての連載作品となった「星の瞳のシルエット」は絶大な支持を獲得し、その人気は『りぼん』の公称部数を200万部から250万部に引き上げる原動力になったと言われるほどであった。その後も「耳をすませば」「銀色のハーモニー」「STEP」「ペパーミント・グラフィティ」などの作品を精力的に連載、好評を博する

    genesis
    genesis 2009/03/09
    曰く,「柊あおい作品は二人だけの共有経験が大切にされる傾向にある。二人の間で何かが(運命的に)共有されることを通じて気持ちが通じ合っているので、恋愛にありがちな告白の儀式は特に重要視されない。」
  • 魔法先生ネギま!220~223時間目 (1) 現代の受け手は「我慢がきかない」?~過去編の位置づけをどう考えるか? - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    あまりに面白かったので、久々の分析を。 ■過去編をやりすぎると現在のステイタスがロストする?〜古典的な骨太の物語か?それともキャラ萌えか? この「旅立ちのラカン編」は、僕にとってはたまらなく面白いシリーズで、なんでたった数回で終わってしまうの?と、憤ってしまいました(笑)。これは、マクロ的にいうと、長期連載をしているときによく発生する主人公などの過去を描く、いわゆる「過去編」の位置づけをどう扱うか?って問題だと思うんです。だって、上のシーンとか見てんも、シリアスすぎるでしょう(笑)。普通の漫画ならばこの過去編だけで、1巻分くらいは余裕で尺を取ると思うんですよね。 なぜ、それをしなかったか?というのが今回の考察の目的です。長々書くので、テキトーにお付き合いください。 ちなみに僕の感想は、ああ、確かにこの話ならば、短くかなり端折って言いたいことを、慙愧の念に苦しみながら削らざるを得ないだろうな

    魔法先生ネギま!220~223時間目 (1) 現代の受け手は「我慢がきかない」?~過去編の位置づけをどう考えるか? - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
    genesis
    genesis 2008/12/20
    曰く,「ルルーシュもネギまもなんだが、昨今の物語には、〈感情移入の対象の誘導〉がうまくできないという現象が起こるんですよね。」
  • エロ漫画家 海野螢で見る「漫画のコマ割り」の歴史 - WebLab.ota

    漫画好きにオススメのエロ漫画 海野螢「少女の異常な愛情」のコマ割りがすげー! - karimikarimiで紹介されている海野螢先生で,半世紀分の「漫画のコマ割り」を見てみようと思う. 手塚治虫のコマ割りを見る (左,海野螢「少女の異常な愛情」.右,手塚治虫「ブラックジャック」) 手塚治虫は,漫画のコマ割りを話すとき必ずといっていいほど引用される.その代表的なコマがこれで,嵐の中で船が揺れている様子がコマを使って表現されている. 斜めのコマ割り=松零士を見る (左,海野螢「少女の異常な愛情」.右,松零士「戦場まんがシリーズ」) この回は全ページ・全コマが斜めになっている.これだけ徹底してコマを斜めに切ることは普通しない.しかし,例外が存在する.それは松零士である. 松零士の漫画はほぼ全部斜めのコマ割りで構成されている. 普通,違和感であったりスピード感を出すためにコマを斜めに切るの

    エロ漫画家 海野螢で見る「漫画のコマ割り」の歴史 - WebLab.ota
  • 過去のある女性を受け止めるために、用意された通過儀礼<『かんなぎ』と『めぞん一刻』>

    「君がどんなキャラクターが好きなのか言ってみたまえ、君がどんな人間かあててみせよう」 というのが一連の『かんなぎ』騒動を見ていて頭をよぎりましたが、今回は『かんなぎ』ではなく、そこから派生して『めぞん一刻』の響子さんと五代くんのお話。 連想したというだけで、特に両作品を対比させようという意図はありません。 ただ『めぞん一刻』は、「未亡人(過去のある女性)とそれに恋する大学生の物語」を抵抗感なく受け入れてもらうためにさまざまな配慮がされたマンガだと思いますからね。 常に新しい理想郷(とキャラクター)を探し求める流浪の民 漫画の人気キャラが非処女と判明してファン発狂 (まにあっくすZ) http://maniaxz.blog99.fc2.com/blog-entry-2081.html 非処女騒動で話題の「かんなぎ」無期休載へ …原作者に脅迫目的の郵便物を送付したとの書込みも (まにあっくすZ

    genesis
    genesis 2008/12/08
    [るーみっく] 曰く,「自分の中に理想のキャラクター像を持っていて、それに当てはまるキャラクターが出てくる作品を探し続けている人がある程度いるんでしょうね。」
  • 『GUNSLINGER GIRL』 6〜10巻 相田裕著 成熟した大人の恋の物語の挿入から生まれる立体感 - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    たしかに、超法規的な世界というのは、ある意味惨劇の死の世界であり、その生と死をつかさどる世界は、容易に聖化されやすく、綺麗だ。この作品に無常観や諦念というテーマを見つけるのはたやすい。でもその綺麗さを舞台装置のみで使うのは、ただ単に設定だけの作品で終わってしまいかねない。以降に期待する作品ですね。 『GUNSLINGER GIRL』 相田裕著 聖なる残酷さ〜美しいが納得できない世界観 http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20081025/p1 以前の書評で僕はこう書いた。ただ、いま思うと「ただ設定だけに終わる」ではなく、無常観や諦念というテーマ性・世界観に、作者が自ら選んで留まっていたのだ、ということがわかる。既に、もうこの世界観だけで、完全に世界が完成している。巻の途中で評価するのは、物語性のダイナミズムを重視する僕には珍しいのだが、この作品は既に

    『GUNSLINGER GIRL』 6〜10巻 相田裕著 成熟した大人の恋の物語の挿入から生まれる立体感 - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
    genesis
    genesis 2008/10/29
    曰く,「この精密な背景の書き込みと、政治家やマフィアなど年長の人物造形の書き込みと、そして、相田さんのこれまでの得意な関係性ではない...対等な男女の恋愛を描けた時に、すべてがそろったんだと思う。」
  • 『GUNSLINGER GIRL(10)』 - tukinoha’s blog

    大抵の読者にとってもっとも感情移入の容易な、悩み迷い、それでも少女を手放せないでいるヒルシャーと、正当な愛の理由を有するトリエラとの因縁話に一応の決着が付けられる第10巻。次にトリエラが主役になるのは、おそらく彼女が死ぬときなんだろうなぁ、なんて考えると泣けてきます。 「この人と一緒に 必死に生きて そして死のう」 あまりにも真っ当なラブストーリィで、この物語が少女を薬で洗脳して戦わせる悪趣味な話であることを忘れてしまいそうになります。もっとも、愛とは無意識のうちに選択するものであると決まっていて、「人が人を好きになる理由」について考えることは往々にして悪趣味になるわけですが……。 冒頭、たっぷり2ページ使ってトリエラが蝋燭に火をつける、この繊細な手触りが良いですね。蝋燭は長いのが1、短いのが1。長いほうがヒルシャーで、短いのがトリエラでしょうか。第9巻でアンジェリカを失ったマルコーは

    『GUNSLINGER GIRL(10)』 - tukinoha’s blog
    genesis
    genesis 2008/10/28
    曰く,「ガンスリの微温的な悪趣味さというのは、男性の願望を投影しながら、「キャラクターコンテンツとして」女性主体の物語を作っていこうという歪みに由来するものであると思われます。」