2月15日、イスラエル最高の文学賞「エルサレム賞」の授賞式がエルサレムの国際会議場で行われ、作家の村上春樹さんに賞状と1万ドルの賞金が贈られました。村上さんは英語で演説して、ガザ地区に対するイスラエル軍の攻撃を過剰なものとし、イスラエル軍の戦車や白リン弾とハマスのロケット弾を並列して批判したと伝えられました。 現地英字紙エルサレム・ポスト(Jerusalem Post)によると、村上さんは、日本国内で受賞拒否を求める声があったことを紹介し、「イスラエルを訪れることが適当なことかどうか、一方を支持することにならないかと悩んだ」が、考慮の結果「作家は自分の目で見ていないこと、自分の手で触れていないものは信じることができない。だからわたしは自分で見ることを選んだ。何も言わないよりも、ここへ来て話すことを選んだ」と述べたそうです。 私は村上春樹さんの著作を一冊も読んだことがなく、知識皆無の状況