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ブックマーク / akihitok.typepad.jp (57)

  • POLAR BEAR BLOG: 「嫉妬は可能性の表れである」

    棋士の谷川浩司さんが書かれた『構想力』を読了。僕は特に将棋ファンというわけではないのですが(子供の頃はやっていました)、何事であれ優れた結果を残している人がどんな思考回路を持っているのか知るのが好きなので、こういったはたまに読むようにしています。 個人的には、Amazon書評でもあるように、ちょっと「ビジネスにも使えますよー」的な臭いが鼻につきました。突然「この考え方はビジネスにも応用できると思うのだ」と言われる場面が数回あるのですが、そんなことを言われなくても、十分参考になるアドバイスを仰っているわけで。あぁ、出版側(角川書店)から「ビジネスマンにも受けるように!」みたいな指導があったのかなと感じています。 ま、それは「玉にキズ」的なもので、書に登場するアドバイスが「玉」であることは間違いありません。谷川さんの言葉を「○○するためのライフハック」的に並べてしまいたい誘惑に駆られる

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    hatayasan 2007/10/19
    気になるということは、まだ降りてはいない、ということ。
  • 「ネガティブな態度」は感染力が強い

    「悪事千里を走る」と言いまして、昔から悪いウワサは広まりやすいものと知られていましたが、科学的にもそれが証明されたそうです: ■ Negativity Is Contagious, Study Finds (ScienceDaily) Indiana University の研究者たちが行った調査について。まず被験者に新製品の情報を見せ、他人の意見を聞かずに自分の評価を行ってもらいます。次に他の被験者たちがどんな評価を下したのかを明らかにし、最初の評価からどんな変化が現れるかを確認したところ、悪い評価の方が他人に及ぼす影響力が強いという結果が出たとのこと。怖いのは、「いいな」と思っていた人が「ダメかも」と思うようになるだけでなく、「ダメかも」と思っていた人は「最悪!」と感じるようになる――つまりネガティブな意見は、他人のネガティブな気持ちを強化する力もあったとのこと。 この結果を受けて、研

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    hatayasan 2007/10/08
    「像以上に「感情が感染する」という現象が強力なものだ」エントリ未満、ブコメ未満の感情も伝えることができるようになった今のはてななら、なおのこと。
  • SNSと「オンライン墓地」問題

    以前「ネット上にお墓を作る」というサービスについてエントリを書いたことがありました: ■ サイバースペースと「死」 (シロクマ日報) 文字通り、ネット上にバーチャルの「お墓」が作れるサービスや、死後も保存・公開しておきたいデータを半永久的にホスティングしてくれるサービスなど、既に様々な取り組みが行われています。しかし特別なサービスを使わなくても、私たちにとって身近な存在となったSNSが、「墓地」として機能する日が来るかもしれません: ■ Life Online After Death (adaptive path) adaptive path のブログに投稿されたエントリ。著者の Alexa さんが、不慮の事故で弟の Zach さんを亡くされてしまったそうなのですが、事故の一報を聞いて最初にしたのが「彼の MySpace のページを開くこと」。当然ながら、彼のページは事故に会う直前のままで

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    hatayasan 2007/06/05
    「アカウント停止されてしまう故人のブログ/SNSをアーカイブして、家族や友人など一部のユーザーに対して公開するサービス」
  • 「情報はタダであるべき」なのか

    最近『iPhone 衝撃のビジネスモデル』と『フューチャリスト宣言』を同時に手に入れ、一緒に読んでいます。そもそも各々のが扱っているテーマは違うし、狙って一緒に買ったわけではないのですが、「WEB2.0的なもの」をどう捉えるかについて両者の違いが際立っていて面白い。まだ消化不良ですが、ちょっと思ったことがあるので生煮えエントリを。 『フューチャリスト宣言』の中に、こんな一節があります: 茂木: (中略)情報というのはもともと自らが流通したがるもの。 梅田: Information wants to be free. 茂木: そのような、情報のあるべき姿の実現を望みます。一方、もちろんインフォメーションにはパワーがあるわけで、自分だけがあるインフォメーションを持っていることは自らの権威につながる。日の学者はそれによって生きてきたわけです。ヨーロッパからいち早く知の先端を輸入する。それが自

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    hatayasan 2007/05/24
    無料が当たり前のインターネットと課金しやすいケータイネットとの違い。
  • そろそろブロガーという名前も無くなるのでは。

    先週のNHK「クローズアップ現代」に端を発した、「アルファブロガーって何?」問題(というほどの騒ぎじゃないけど)。個人的には「ブログ」というものを改めて考えてみる、良い契機になりました。で、なんとなくぽわーんと思ったのが、 そろそろブロガーって名前も無くなるのかな。 ということです。 もうブログは誰もが知ってるメジャーな存在になった、と言うつもりはありませんが、「え!?ブログやってるの?すごーい!」などと騒がれることがなくなったのも事実でしょう。芸能人からフリーターまで、小学生からおじいちゃん・おばあちゃんまで。誰がブログを開設しても、驚かれることは無くなったのではないかと思います。えいやっで言い切ってしまえば、「ブログを開設しているのはメールアドレスを持っているのと同じくらい普通なことになった」のではないでしょうか。 メールを使っている人を、あえて「メーラー」と呼ぶことはありません。メル

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    hatayasan 2007/05/17
    「「ブログ」より「ブロガー」、「ブロガー」より「書き手個人」に注目するようになっていくのではないでしょうか。ツールが注目される時代は、いずれにせよ終わるわけですし」ブログはキャズムを超えたという話。
  • アルファブロガー特集を見て

    数日前からネット上で話題になっていましたが、昨日(5月8日)のNHK「クローズアップ現代」で「“カリスマ”続々登場!ブログ新時代」という特集が組まれていましたね。内容はというと、保田隆明さんや橋大也さんなどいわゆる「アルファブロガー」の方々を紹介し、彼らの影響力に企業が注目を始めたことを解説する、といった感じ。hatayasan さんのブログで詳しい内容がまとめられていますので、見逃した方はぜひご覧下さい: ■ NHK クローズアップ現代『“カリスマ”続々登場!ブログ新時代』 を観ました (忘却防止) さて僕の感想は……の前に、他の方々はどんな感想だったのでしょうか。放送終了後に「クローズアップ現代」でブログ検索し、ヒットしたエントリをランダムに読んでみたのですが、1つ驚いたことが。思った以上に「アルファブロガーなんて言葉を初めて聞いた」といった感想が多く存在していました。感覚的な数字で

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    hatayasan 2007/05/09
    「アルファではない、アルファを目指さないブログであっても真摯な気持ちで更新を続けている人々がいるということを忘れてはならないのではないでしょうか」
  • POLAR BEAR BLOG: ユーザーから本音を引き出す10の方法

    製品/サービス向上のために、ユーザー側からフィードバックを得る -- という作業をされた方なら誰でも、それがいかに難しいことかは身に染みてお分かりだと思います。問題の1つは、回答者が音や心を明かしてくれない(無意識か意図的かどうかを問わず)という点だと思いますが、これについて10個のアドバイスを掲げたエントリがありました: ■ When Observing Users Is Not Enough: 10 Guidelines for Getting More Out of Users’ Verbal Comments (UXmatters) 著者の Isabelle Peyrichoux さんは心理療法(サイコセラピー)を学んだことがあるとのことで、回答者の心理面から正しい情報を引き出すアドバイスを挙げてくれています。以下、ほんとーに抜粋&意訳しまくりでまとめたもの: 自分の勝手な判断

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    hatayasan 2007/04/18
    「客観的で、正確な観察を行うこと。」可視化された反応を早急に期待してはいけない。自戒自戒。
  • SNS化する新聞

    既にネットを賑わしているニュースですが、USA Today のサイトが一新され、WEB2.0 的な機能を持つことになりました。面白い内容なので、ちょっと覗いてみたいと思います: ■ Quick guide to new USATODAY.com features (USATODAY.com) いろいろありますが、大きなものをピックアップすると…… すべての記事にコメント可能 「推奨」ボタンの追加(良い記事だと思ったらボタンを押す、というおなじみの投票機能) 「アクセス数の多い記事」「コメント数の多い記事」「推奨数の多い記事」「メールされた数の多い記事(※記事をEメールで共有する機能あり)」が確認可能 ユーザープロフィールが登録可能(顔写真も登録でき、コメント等にアバターとして表示される) プロフィール機能では、他ユーザーへのメッセージ送信や、ブログや画像の投稿が可能(※ただしブログではコメ

    SNS化する新聞
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    hatayasan 2007/03/06
    大手メディアサイトも意識してCGMの震源になろうとしているという動き。
  • 購読解除される34の理由

    今日はなんか小ネタが続いてしまいましたが、この際ついでに。Problogger で「ブログが購読解除されてしまう34の理由」というエントリがありました。要は「ブログべからず集」といったところなので、自分用にメモ: ■ 34 Reasons Why Readers Unsubscribe from Your Blog (Problogger) 「どうして(いったん登録した)RSSフィードを登録解除するの?」というエントリに寄せられた109のコメント(現在はそれ以上のコメントが付いています)を解析したもの。このポイントは「いったん興味を持ってくれた人がなぜ離れていくのか」というところですよね。109じゃ母数が少ないだろ、というツッコミはさておき、さっそく結果はというと: エントリが多すぎる(エントリ数が常識はずれ) … 37票 エントリが少なすぎる(死んだも同然) … 29票 全文フィードでは

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    hatayasan 2007/03/02
    全文配信じゃないと環境によっては不便ですよね。
  • POLAR BEAR BLOG: リトマス試験紙としての『グーグル革命の衝撃』

    NHKスペシャル『グーグル革命の衝撃』を見終わりました。はてなや2ちゃんねるなどといったサイトでかなり前から話題になっていたこの番組。僕も今日の放送を楽しみにしていました。しかし今の感想は、と言うと……「NHKスペシャルを見て何の驚きも感じられなかったことが驚き」と表現できるでしょうか。それほど「なぜいまさらこんな内容を、しかもNスペで?」という印象でした。 実は今日、「なぜいまさら?」と感じた出来事がもう1つありました。朝日新聞にこんな記事が掲載されているのを目にしたのです: ■ 「バナー」→「検索連動型」 ネット広告 高い効果 採用企業続々 (朝日新聞 2007年1月21日朝刊 第5面) ネット上には記事が出ていなかったのですが、内容は何てことはありません。単に「検索連動型広告というものがあって、最近流行りなんですよ」というだけの記事。なぜこれが「ニュース」なのか理解に苦しみます。 W

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    hatayasan 2007/01/22
    これからGoogleを知る人の目線ならば、ちょうど消化できる内容だと僕は思いましたよ。
  • 7割は「見ないでブクマ」?

    最近「ソーシャル・ブックマーク論」とでも呼ぶべきものが語られることが多くなってきたように思うのですが、海外でも様々な議論を呼んでいるようで。ブクマではないのですが、ソーシャル・ニュースサイトの Digg について、こんな記事がありました: ■ 68% Of Diggs Go Dugg WITHOUT Viewing (We Have The Technology) YouTube にアップされた某動画が Digg に登録されたところ、ある時点で動画自体の閲覧数は258だったにもかかわらず、digg数(ユーザーからの得票数)が804だった -- つまり 258 ÷ 804 ということで、digg したユーザーのうち最高でも(当然258人全員が digg したユーザーというわけではないので) 32% しか実際の動画を観ていなかった = 68%の人々は中身を確認もせず投票した、という内容です。

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    hatayasan 2006/11/29
    「「元記事を見ないで反応する」というユーザーが多いほうが、SBMとしての活性度が高いと捉えられるかもしれません」お気に入りのコメントをニュース代わりと捉えるならば
  • 5000年間の争いを90秒で -- Maps of War

    Cool Hunting で紹介されていたサイト。中東を中心とした争いの歴史を、90秒間にまとめてくれている Flash です: ■ Imperial History (Maps of War) 中東をどんな国が支配し、滅んでいったのか、世界地図の上で解説してくれます。いつものように百聞は一見にしかず。どんな作品か、まずは再生してみて下さい。 上がそのスクリーンショット。最下段にあるスライダーが時間の流れを示していて、自由に好きな時代にジャンプすることができます。また現代の国境線を表示させることもできるので、過去の国々が現在のどの国にあたるか、一目で確認することができます。 こういう歴史上の知識は断片的になりがちで、流れを確認するのってなかなか難しいですよね。個々の事件や年代に関する勉強の前後に見ると、全体の把握ができて便利かもしれません。 また以前にも書いたことがありますが、スライダーで

    5000年間の争いを90秒で -- Maps of War
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    hatayasan 2006/10/21
    中東を中心とした争いの歴史を、90秒間にまとめてくれている Flash の紹介
  • POLAR BEAR BLOG 「答えがググれる世界」の教育

    最近忙しくて、なかなかニュースがチェックできません。ので今日はニュースというわけではないのですが、日経の記事にあったちょっと気になる部分にコメント。 ■ ネットと文明 第6部 ヒトはどこへ(1) 30センチの世界(日経済新聞 2006年8月17日朝刊 第1面) 日経新聞で以前から続いている「ネットと文明」の新シリーズ。今日が1回目で、いろいろと興味深い内容だったのですが、その中にこんな記述がありました: 最小の完全数は6、二番目は28。では三番目に小さい完全数は--。早大こどもメディア研究所客員研究員、戸塚滝登(53)は難題の宿題を小学五年生に出した。狙いは考える力の検証だ。 完全数はその数字を除いた約数の和がその数字に等しい自然数。「頭をどう悩ませたか見たかった」。ところがある児童が提出したノートに鉛筆の跡はない。「三番目は496」。ネットで検索したページのコピーがそのまま張ってあった

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    hatayasan 2006/08/19
    「「ググれる答え」は検索してしまって、セーブできた時間をもっと創造的なことに使う -- という考え方もアリなのではないでしょうか」
  • ソーシャルブックマーク社会学

    最近バージョン3がリリースされ、テクノロジー以外の話題も扱えるようになった Digg.com。多くのユーザーからの投票によって話題の記事が選ばれるシステムは、まさに「集合知」といったところですが、「話題」となる記事を選んでいるのは意外にもごくわずかな人々のようです: ■ Top 100 Digg Users Control 56% of Digg's HomePage Content (SEOmoz Blog) Digg では登録された記事はまず"Upcoming Stories"のページに表示されます。そこで多くの投票(digg)を得た記事が、晴れて"Popular Stories"のページに移るのですが、この"Popular Stories"に選ばれる記事のうち約20%は20人のユーザーによって登録されたもの、とのこと。同じく56.41%の記事が100人のユーザーによって登録されている

    hatayasan
    hatayasan 2006/07/24
    「はてブでは意外と?記事の内容をよく読んで「自分もブックマークするかどうか」を決めているような」
  • SNSがメールを殺す?

    SNSはEメールを置き換える、と言ってもにわかには信じ難いかもしれません。確かにSNSにはメッセージ送受信機能が付いているものがほとんどですが、同じSNSにアカウントを持っていない場合はどうなるのだということになるでしょう。しかし次のような状況であれば、当に「SNSがEメールを殺す」かもしれません: ■ Social Networks are Killing Email (Bokardo) この記事では以下のような指摘がされています: ミシガン州立大学の在校生45,000人のうち、92%の生徒が Facebook にアカウントを持っている。 生徒はSNSやチャットツールを使って連絡を取り合っているため、ミシガン州立大学は生徒にEメールアカウントを発行することの停止を考えている。 別のケースでは、ある父親が娘にメールを送ったところ、いくら待っても反応が無かった。理由を尋ねたところ、「MyS

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    hatayasan 2006/07/24
    スパムで汚染されたメールは次第に利用されなくなって、重要な連絡や個別の打ち合わせは機密性の高いSNSで、って時代がすぐそこに来ているような気がしている
  • 企業内ソーシャル・ブックマーク

    これは同様のアイデアを持っていた方は多いのではないでしょうか。ソーシャル・ブックマークの仕組みを企業内システムに持ち込むというサービス: ■ ConnectBeam aims to bring social bookmarking to the enterprise (TechCrunch) 最近日語版がリリースされた TechCrunch ですが、この記事はまだ日語訳されていないようなので、原文をリンクしておきます。ConnectBeam というサービスで、イントラネット上のページも対象に含めることが可能なソーシャル・ブックマーク・システムとのこと。残念ながら非公開ベータテスト中なので、すぐにアカウントを発行してもらうことができなかったのですが、TechCrunch の記事によれば イントラネット上のページをブックマークできる。 ユーザーには専用のページが与えられ、その閲覧・編集を他

    hatayasan
    hatayasan 2006/06/29
    同じような嗜好を持つユーザでブックマークを共有することができれば、ピンポイントで深い情報共有が可能になるだろう。SNS内SBMとでも言えばいいのかな。登山の山行記録集とかやってみたいな
  • 「利用者限定」社内システム

    先日ある企業を訪問し、社内コミュニケーションシステムについてお話を伺ってきました。詳しい話はできないのですが、数千人規模の大企業で、これまでも社内の知識共有というテーマに地道に取り組まれてきた企業です。 ある新しいコミュニケーションシステムの旗振りをされた方とお会いしてきたのですが、その方が面白いことをお話しされていました。曰く このシステムは全社員に使ってもらおうとして設計したのではない。ターゲットユーザーという概念を、なぜ社内システムにも当てはめてはいけないのか。新しいスタイルのコミュニケーションが合う世代に使ってもらえればいいし、合わない世代には彼ら向きのシステムがあれば良い。 といったような内容です(録音していたわけではないので、正確に一字一句このように言われたわけではないという点だけは明確にさせて下さい)。 僕はこの話を聞いて、目からウロコが落ちる思いでした。それは僕がもともとS