先日同僚の論文がアクセプトされた。プロスゲネットという、一流誌と言っていいと思う、かなりいい雑誌だ。共著なわけでもないけど、僕はこの報せを聞いた時に涙がで...先日同僚の論文がアクセプトされた。 プロスゲネットという、一流誌と言っていいと思う、かなりいい雑誌だ。 共著なわけでもないけど、僕はこの報せを聞いた時に涙がでるほど嬉しかった。 彼女はラボの移転のために、娘と離れて一人でずっと仕事をしてきた。 仕事をやめたり、他のラボを探して一緒に働けるラボを探す選択肢もあっただろうけれど、やりかけの仕事を終わらせるまでは、と涙をのんで単身ついてきたのだった。 それから1年弱、今まで以上に仕事に打ち込み、最終的にこのacceptにこぎつけた。 その間、娘に会いたいとシクシク泣いている姿を何度も見てきた。 生後6− 7ヶ月の頃に、お腹を痛めて産んだ娘と離れる心情はいかばかりのものか、男の
『当ブログはほぼ日刊です。最近論文が一段落して、遊びほうけてます。バスケとかサルとかボルとかハイクとかしてます。ダイエット&クライミング強化月間中。』今日も暗くすに行ってみっちり登ってきました。 今日はキッチョム大佐が一緒に来てくれたので楽しく登れましたよ。 いやあ、さすが大佐、強々で周りの注目を集めてて軽く嫉妬(・3・) でも、僕も今日は茶色(V3)がいくつか登れて満足。 明日は銀が登れるかな。 * * * さて、また大学院生の悲しいニュース。 東北大大学院生が自殺…博士論文、2年連続受け取り拒否され 東北大は13日、大学院理学研究科で教員の指導に過失があり、担当していた大学院生の自殺につながったとする内部調査結果を公表した。 (読売新聞) このニュースだけでは詳しい事情は全くわからないんですが、とりあえず同い年で命を断った彼に冥福を祈ります。 何があったのかわからないけど、もし
『当ブログはほぼ日刊です。最近論文が一段落して、遊びほうけてます。バスケとかサルとかボルとかハイクとかしてます。ダイエット&クライミング強化月間中。』今日はフィットネスクラブの体験を利用してアクティブレストの予定が、なか卯で親子丼を食べたらどうでも良くなって、ニコニコ動画を見て終わってしまいました( ´_ゝ`) アクティブ・レスト(Active Rest: ある程度体を動かして休むレスト)でも、パッシブ・レスト(Passive Rest: マッサージなどを受けて休めるレスト)でもない、イナクティブ・レスト(Inactive Rest: 単にやる気の無いレスト)。 今日はクライミング魂が不活性化されてるんですよ(ー_ー) * * * 先日の新婚さんを囲んで串カツを食べようの会ででの事。 ラブラブモード全開の新婚さんは、結婚するにあたって決して破ってはならない血の誓約を10ヶ条作
『当ブログはとある苦学生(笑)の生活を95%の真実と5%の法螺をジョークで2.5倍に水増しして提供しております。』『チルドレン』(伊坂幸太郎 著)を読んだ。 最近漫画雑誌のモーニングで連載してたり、サンデーで漫画化されたり、あれやこれやが映画化だのドラマ化だのされて調子のいい伊坂幸太郎の短編集。 短編集とはいえ、短編集の形をした一つの長編と見てもいい。 登場人物が5つの作品を通して共通しているから。 時系列がばらけたその5つの作品を通して、彼ら登場人物の背景や歴史が浮き上がって来て、本を閉じた時にじんわりと魅力が染み渡ってくる。 うん、いかにも伊坂幸太郎が書いた短編集、といった感じ。 おもしろかった。 伊坂作品には随所に飲んだ時にぽろっと出したくなるような“ちょい名台詞”がちりばめられている。 そういえば、浅田次郎の作品にもそういう傾向がある。 こういうのをいくつも引き出しに持ってると立派
『当ブログはとある苦学生(笑)の生活を95%の真実と5%の法螺をジョークで2.5倍に水増しして提供しております。』明日からボスが出張で不在。 もう来月中旬までほとんど会えないと言うことで、今日は実質今月最後のディスカッションだった。 昨日はホント意識飛ぶまでパソコンいじってたもんで、更新できませんでした。 申し訳ねっす(#+_+) で、結果はと言うと… 「もうそんなの向こう(共同研究先)にまかせればいいじゃん!」 で5分で終了。 ちょ、いや、だから…! って言葉もほぼ届かず、…飲み会に行っちゃいました(-_-;) (正確には接待か?) …ま、でもいつものことです。 無視、無視☆ 今までも、こうやって無視してデータ出してきたんだし。 俺が頑張らねば! * * * というわけで、慣れない情報処理に手間取って、思わず教科書に手を伸ばした。 と言っても、6000円もするんで図書館で借りたん
『研究者に必要なもの。…誰か教えてくれ。』今日はちょっと切ないお話。 あるだろうと思いながら、やっぱりあった悲しいお話。 * * * 僕の研究所には、尊敬する先輩がいた。 もの凄い格好いい先輩。 そりゃ、お世辞にもイケメンとは言えない。 頭も禿げてる。 お腹はちょっと出てる。 背も低い。 俗に言う、チビデブハゲのカテゴリーに入ってしまうかも知れない。 けど、ものすごい目がキラキラしていて。 その穏和な性格と素敵な笑顔で男も女も夢中にさせてしまう、そんな先輩だった。 僕の所属してるサークルはその先輩が作り、その先輩を中心に何十人も集まった、そんなサークルだった。 教官も事務も、誰も彼もが一目置く、そんな凄い人。 先輩には恋人がいた。 背の高く、髪の長い美人。 研究所一の美人だ。 何も知らない人が見たら美女と野獣なんて言ったかも知れない。 けど、先輩の周りに彼らをアンバランスだなんて言う奴は
『研究者に必要なもの。…誰か教えてくれ。』さて、今日明日と修士論文発表会です。 僕の後輩も明日の発表を控えてドキドキしてるわけです。 がんばれー(o^-')b ーーー さて、彼らの研究を見てたりして思ったのが、つくづく世の中って不条理にできてるもんだ、ということ。 彼らは、まあ身内という事を差し引いてもかなり頑張ってた。 毎日16時間とか18時間とか実験して、土日もほぼ欠かさず登校して。 まあ、僕の周りはそんな人ばっかりです。 けど、ひとたび研究室が変われば随分と様子は変わってくる。 彼女らの同期で、半年は研究室見学、半年は就職活動、半年はイギリスに語学留学、のべ3ヶ月くらいは帰省していた、という強者がいます。 さ、3ヶ月しか研究してねえ!Σ( ̄口 ̄;) 大陸系の留学生にはよくある事です。 けど、それでももらうものは同じ“修士号”。 世の中に出れば上も下もなく同じ肩書き。 じゃあ、真面目に
『研究者に必要なもの。…誰か教えてくれ。』さて、そういうわけでうどんを食いに四国まで行ってきた。 グルメ旅行と言えば聞こえはいいが、走行距離約600km、2泊(=2車中泊)1日の要は日帰り、1日5食うどん、というスパルタツアー。 お前はどれだけうどんが好きなんだと問いつめたい。 とはいえ、僕はなか卯に行けば牛丼に小うどんをつけてしまう(財布に余裕ある時限定)ほどのうどん好き。 うどんの聖地巡礼は楽しかった♪ まあ、当面はうどんはいらないけど(=_=;) 1. なかむら さて、一発目から超有名店。 釜玉うどんの元祖(?)らしく、もの凄い行列! どんだけおまいらうどん好きやねん!Σ( ̄口 ̄;) 注文:釜玉うどん 感想1:…醤油かけすぎた(×_×;) 感想2:天婦羅がウマそうだった(釜玉にこだわって入れなかった) 感想3:なか卯よりはおいしい、そして安い 2. まえば 2軒目はなかむらにほど近い
ヒトが好きなものに対して、「俺は嫌いだ」って主張するコトって、百害あって一利無し。 そんな当たり前のコトを思った。 「俺はそれは嫌いだ!」って主張って、きっと自分の価値観に自信があって、「どうだ!俺のこの価値観!」って自慢したい気持ちから出てくるんじゃないかなあ。 こうやって、字にすると、なんとまあ矮小でしょうもない行為だこと。 けど、世に溢れてる。 「ジャイアンツなんて!」 「俺はやっくん嫌いだなあ」 「ゆずの歌って嘘くさい」 「最近の若い者のファッションって…」 「アルパインやるとフリーって下らない」 「夏道歩きなんてつまらないよ」 「その研究、小っちぇえなあ」 思い出すほどに身につまされるし。。。(=_=;) そういうコト、思うのは止められなくても、言う必要は無い。 できるなら思うコトも無くしたい、そう思いました。 逆はいい。 「俺も好き!!」って主張は仲間が増えるし、
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