世界最大規模の人材開発・組織開発関連イベント、ATD (The Association for Talent Development) のカンファレンスが、今年は5月に米国ニューオリンズで開催されました。さまざまなイシューについて論じられたATDについて、日本から出席された関根雅泰さん(株式会社ラーンウェル代表)、長久華織さん(三井物産人材開発株式会社)にお話をうかがいました。 「人間らしさに着目しよう」というメッセージが目立った Q 会場の雰囲気とか、ダイバーシティ的な観点はいかがでしたか? 関根 音楽が意識的に使われていたのはよかったですね。長いセッションが多くて疲れるのですが、そこで80年代や90年代の音楽が効果的に使われていました。つまり、参加者の中心世代である40代、50代に刺さる音楽です。 また、会場は横にもものすごく広くて、同種のテーマを追いたいのに、すごく移動させられる。た