じつはぼくにとってその質問はまったく無意味なのですが、あえて答えるならば、一ノ瀬ことみを助けるということになるんだと思います。このことについては、まだうまく言葉で伝えられる自信がないのですが、ひとまずぼくがこの解答へ至った理由を以下に書こうと思います。 この質問に解答するために、まず前提として、ぼくにとっての一ノ瀬ことみが、言うなれば非知覚的存在であり、二元論的に言うところの物的世界における発話や行為の指向対象として存在している平沢憂と単純に比較することは出来ないということを言明しておく必要があるでしょう。ぼくがねんどろいど平沢憂を机に飾っている一方で、一ノ瀬ことみに関するイコンやその他の偶像を(twitterにおける自分のアイコンを除いて)いっさい自分の目に触れないようにしているのもこのためです。だから、一ノ瀬ことみがぼくの五感に知覚されることは永久にありません。なぜならぼく自身が、そ