Intelがデジタルホームの新ブランド戦略「Viiv(ヴィーブ)」の概略を発表した。最初はPCベースのエンタテイメントPCでスタートして、最終的にはネットワークプレーヤーやDVDレコーダーのようなデバイスまで、その領域を広げるという。モバイルパソコンに特化していた「Centrino」のブランド戦略とは、この点で大きく異なっている。 ●安心のロゴ Intelは「Centrino」を、パソコンのウールマークのような存在にしたかったのだという話を聞いたことがある。単に、タグに毛100%と書いてあるよりも、ウールマークがついていた方が消費者は安心できるという状況を作り出したかったわけだ。Intel Insideロゴが、パソコンの部品としてのプロセッサがIntel製であることをシンプルに示しているのにすぎないのに対して、Centrinoは、その付加価値までカバーするブランド戦略だ。 それに対してVi