専用サーバー上のHyper-Vで動いている仮想マシンがインターネットにアクセスする必要がある場合、何らかの方法で仮想マシンがインターネットにアクセスできる仕組みを作る必要があります。通常、専用サーバーにはインターネットにアクセス可能なグローバルIPアドレスが1つ割り当てられますが、そのIPはホストサーバー専用になっています。今回はホストOSにNATの機能をセットアップして仮想マシンからインターネットにアクセスする方法をご紹介します。 ルーティングの役割の有効化 Windows にはネットワーク共有の機能が搭載されていて容易にNATを実現することができますが、今回は今後VPNの設定などを行うことも見据えて Windows Server に搭載されているリモートアクセスの役割を利用します。この役割は役割と機能の追加ウィザードから簡単に有効化することができます。 ウィザードの途中で役割サービスの
![専用サーバーのHyper-VホストでNAT機能を有効化する | さくらのナレッジ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b8179b65f9208f2df3270456d37dcfaffaba3543/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fknowledge.sakura.ad.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2015%2F02%2Fkozuka03-01.png)