日本共産党の志位和夫委員長は、二十日の記者会見で、筆坂秀世氏の本について記者団に問われ、次のようにのべました。やりとりを紹介します。 ――筆坂氏が本を出版したが感想は。 志位委員長 落ちるところまで落ちた、というのが感想だ。 ――「しんぶん赤旗」では不破哲三前議長、浜野忠夫副委員長が反論しているが、志位さんの記述もあるが、反論はあるか。 志位 それも含めて、不破さんの反論、浜野さんの反論で尽くされていると思っています。 ――読んでみると、暴露本という印象より、共産党にエールを送っていると強調されているが。 志位 暴露本として宣伝しているではないか。中身もそれを最大の売り物としている。しかし、その暴露なるものの内実がまったく虚偽だったということは、二つの論文が示したとおりだ。 ――党として対抗措置、法的措置を考えているか。 志位 これは、言論によって「しんぶん赤旗」で行ったということだ。 ―