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ブックマーク / sunaharay.hatenablog.com (28)

  • 分極化するアメリカとその起源 - sunaharayのブログ

    津田塾大学の西川賢先生から頂きました。ありがとうございます。『ニューディール期民主党の変容』に続く二冊目の研究書で,民主党を扱った前著のちょっとあとの時期にあたる共和党を扱われたです。二冊目のハードカバーの研究書を上梓されるというのは当にすごいことですね。博論を出版するというのは最近では非常に増えている話ではあると思いますが,博論と同じようなテンションで二冊目を書くというのは大変で,それができた方というのは当に数えるほどではないかと。僕自身,新書や一般書ではなく研究書を,と考えていますし,ボチボチ進めてはいるのですが,数年前に一回ある研究会で「博論のコロキアムと同じような感じで報告します」と言ったら当にいろんなコメントを頂いて,もちろんありがたかったのですがこれはツライw と思った記憶があります。 方法論についても造詣の深い西川先生らしく,質的研究として歴史政治学的に分析するとい

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  • ごあいさつ - sunaharayのブログ

    職場から在外研究のお許しをいただき,8月17日に日をたちましてカナダ・バンクーバーのブリティッシュコロンビア大学に客員准教授としてしばらく研究生活を過ごすことになりました。いい年して初の海外生活,しかも家族連れということで,英語についても生活の立ち上げについてもなかなか苦労が多いところではありますが,研究者としての寿命を少しでも延ばせるようにボチボチ頑張って参りたいと思っております。 ただ,そういうわけで,残念ながら,いかにも慌ててご紹介した前回の更新で,いただいたごの内容紹介や感想なども難しくなりそうです(いただいているようでしたらできるだけご紹介したいと思うところではありますが)。たまに雑記を書く程度で更新頻度も減ってしまうことが予想されますが,引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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    hmmm 2016/08/19
  • 「平成の大合併」の政治経済学 - sunaharayのブログ

    中澤克佳先生と宮下量久先生による『「平成の大合併」の政治経済学』を頂きました。どうもありがとうございます。「平成の大合併」の…学というと,財政学,政治学,政治社会学,に続く四つ目になると思います。この辺からも平成の大合併が政治学・経済学・社会学といった分野にまたがる関心を惹き起こしていることがよくわかります。 中澤先生と宮下先生のご研究は,以前にも紹介したことがあります。ここで紹介しているのは書の6章になっているようで,この章を含む前半では合併に向けた意思決定と合意形成過程の分析ということで,どういう自治体が合併に向かっているのかということを色々な手法で検討しています。興味深いのは,市と町村で考えていることが違うという話(3章:市はストックの財政状況が悪化していると合併/町村はフローの財政状況が悪化してると合併)。確かに市と市が合併するというケースは非常に限られていて,市は周りの町村を吸

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    hmmm 2016/08/14
  • 排除と抵抗の郊外 - sunaharayのブログ

    4月14日以降に発生した熊地方の地震は当に深刻な状況のようで,被害にあわれている方が不安な状態から少しでも脱せられることを願うとともに,支援に当たられている方のご無事を祈っています。このようにかなり規模の大きい揺れが連続して,建物へのダメージを蓄積させていくというタイプの地震はあまり想定されてこなかったのではないかと思いますが,都市計画などを考えるときに新たな想定が必要になるのかもしれません。 さて,森千香子先生の『排除と抵抗の郊外』を非常に興味深く読みました。はじめは住宅政策が中心の話なのかなと思って手に取ったのですが,メインはフランスにおけるエスニシティの問題というべきか。共和国としてエスニシティの問題は存在しない(たとえば民族別の統計をとるようなことも禁止されている)というフランスにおいて,高度経済成長期に入ってきた移民やその家族たちをどのように包摂しているか(していないか)とい

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    hmmm 2016/05/27
  • 今年の○冊(2015年) - sunaharayのブログ

    もう年末ということになりました。この数年続けている博士論文をもとにした著書の紹介の季節ということで。もともとは2010年に日政治関連の博論出版が相次いだのを見てそれを紹介しようと思って始めたのですが,当時と比べると最近は現代日政治関係の博論出版がちょっと減ってるのかな,という感じがします。その中で唯一(?)多いのは地方自治関係だと思いますが,辻陽『戦後日地方政治史論』,稲垣浩『戦後地方自治と組織編成』,ヒジノ・ケン『日のローカルデモクラシー』といったが出ていました。 戦後日地方政治史論―二元代表制の立体的分析 作者: 辻陽出版社/メーカー: 木鐸社発売日: 2015/03メディア: 単行この商品を含むブログ (5件) を見る戦後地方自治と組織編成―「不確実」な制度と地方の「自己制約」 作者: 稲垣浩出版社/メーカー: 吉田書店発売日: 2015/04/01メディア: 単行

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  • ダブル選挙雑感 - sunaharayのブログ

    2011年に続く2015年の大阪ダブル選挙は,前回と同様に大阪維新の会の勝利に終わった。まだ選挙区別のデータとかをちゃんと確認していないけど,現時点での雑感を簡単にメモ。 まず前回と比べて投票率は10ポイントくらい落ちているが,西成区を除くと得票比はあんまり変わらないように見える。不思議といえば不思議。維新にも反維新にも,有権者は同じくらい失望して同じくらいのひとたちが棄権したんだろうか。まあ集計データではわからないので,善教先生はじめサーベイとっている人の分析を期待したい。 あくまで集計ベースなので,雑なことしかわからないが,出口調査等によれば,大阪維新の会と自民党の支持率はほぼ拮抗しているわけで,公明党・民主党(連合)・共産党の票を積み増せば,基的に自民党が支持する両氏が勝利するという予想がなりたつはずなのに,結果は維新の大勝となっている。 そうならなかったのは,まず無党派層の動向だ

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    hmmm 2015/11/24
  • シリーズ日本の政治 - sunaharayのブログ

    増山幹高先生から,シリーズ日政治の7巻『立法と権力分立』をいただきました。どうもありがとうございます。書は,立法を集合行為のジレンマに対する権力行為として捉えて代議制民主主義のありようを考えるというもので,これは(僭越ですが)先日私たちが共著で書きました教科書でも同じような見方をさせていただいているところで,説明の仕方として改めて意を強くするとともに,色々と練られた内容で非常に勉強させて頂きました。 特に,議会における委員会の機能については,断片的に学んできたものの自分としてもきちんと整理ができていないところがありましたが,多数派による議事掌握を問題にする見方(Cox and McCubbins 1993, 2005→4章),選挙区利益を追求するための分配的交換の場と捉える見方(Weingast and Marshall 1988とか→5章),そして政策的な専門化を進めて情報を効率よ

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  • 民主主義の条件 - sunaharayのブログ

    宣伝ですが、『民主主義の条件』というタイトルで新著を出版することになりました。以前に東洋経済で連載させていただいた「政治は嫌いと言う前に」を大幅に加筆修正したものです。それぞれある程度は残っていますが、分解したりしながら作ったので、ほとんど原型はとどめていないように思います。 目次と序章はこちらで公開しています。ポイントとしては、いかに「多数派」を形成するか、という観点から選挙制度や権力分立の制度を説明していくというところでしょうか。多数派形成ということに重きを置いて説明しているので、二院制や大統領制の説明がやや粗っぽい感じもしますが、変なところがあるようでしたらぜひご指摘ください。 今回は、純然たる一般書として(いやまあ前著も新書ですが…)、ほとんど注もなく、引用文献もすべてではありませんが、とにかくなるべくわかりやすいように、そして少しでも読者に届くようにと思って書いたつもりです。仮に

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    hmmm 2015/03/31
  • 建築と権力のダイナミズム - sunaharayのブログ

    分担執筆しました『建築と権力のダイナミズム』(御厨貴・井上章一編、岩波書店)が出版されました。私は「庁舎と政治−都市の中心をめぐる競合と協調」(第5章)を担当しています。政治と建築というテーマは、日ではそれこそ御厨先生が意識的に分析をはじめられているくらい*1でなかなか冒険的(!)なところのあるテーマではないかと思います。ふつうに書いている論文のように、きちんとした枠組みがあってその中で論理的に展開するというよりは、資料をまとめていく中でなんとなく「ダイナミズム」が見えてくる、というような感じがします。個人的にはあんまりそういうの書き慣れないので大変でしたが、私の場合、書いている中で都市と庁舎の「相関関係」がなんとなく見えてくるようなところがあったように思います(成功しているかどうかはわかりませんが)。 おそらく、何が書いてあるかイメージがつきにくい論文集だと思われるので、御厨先生の「ま

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    hmmm 2015/03/24
  • 最近いただいた本 - sunaharayのブログ

    2月はバタバタしてしまうのに、1月くらいには少し空いているように見えて、その結果予定を入れてしまい死にそうになるというのは毎年繰り返されているような気がしますが、この現象はなんていうだろう。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」か。 全然更新できなかったので、アリバイ的に最近いただいたを。 東海大学の出雲明子先生から、『公務員制度改革と政治主導: 戦後日政治任用制』を頂きました。これはすごくいい研究だと思います。2014年最後にして最大、というか。公務員制度・改革に関心がある方は必読だと思います(高いけど)。個人的にも非常に勉強になりました。こういうを読むと、歴史を知らなくてはいけないという言葉がよくわかります。このの感想をちゃんと書こうと思ってたのに時間が取れないからしばらく更新できませんでした。また別に書きます。 公務員制度改革と政治主導: 戦後日政治任用制 作者: 出雲明子出版社

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    hmmm 2015/03/19
  • デモクラシーと民族問題 - sunaharayのブログ

    立教大学の中井先生のご著書。博士論文をもとにしたものということですが、これはすごいですね。先行研究を整理したうえでの理論的展開、数理的分析、計量分析を行って、さらにラトヴィア・エストニアという非英語圏(ロシア語+現地語?)を対象とした事例分析を行うというプロジェクト。全て非常に興味深いものを書かれていて、メジャーリーグで野球に重要な5つの能力を持つオールラウンドプレイヤーのことを5ツールプレイヤーと呼ぶそうですが、書も政治学の分析に必要な「ツール」を高いレベルで使いこなした研究成果だと思います。 議論の内容は、旧共産圏から移行した中東欧諸国において、民族対立が激しい地域とそうでない地域の違いは何かを分析したものです。少数民族比率が高くても民族対立が激しくない国があれば、逆にそれほど少数民族比率が高くないのに民族対立が激しい国もある、ということで、その要因を分析するわけです。で、書の主張

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    hmmm 2015/03/19
  • 今年の◯冊(2014年) - sunaharayのブログ

    恒例でやっております今年の○冊の季節になりました。2010年からやってるので5回目になりますね。年々しんどくなってく気がしますが、このコーナーだけは読んでくださる方がどうもいるようなので、気力の限りは続けていきたいと思っております。とはいえ、在外研究にでも出ると終了、ということになるかもしれませんが…。一応注意書きですが、一年のうちで出版された現代日政治(+僕が読む政治史系)に関する博論を紹介していくものですので、ふつうの「おすすめ」とはやや違うことを留保させてください。だいたい値段が張るが多いので、買って読むのは敷居が高いと思われますが、ご関心のむきはぜひ近所の図書館に購入を希望を! まず、2014年の前半でいくつか出てきたのは、市民と政治の関係についての実証分析であったように思います。日政治の博論ではデータの制約もあるために、僕自身もそうですが選挙や財政に関する変数を使いながら

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  • 『市民を雇わない国家』 - sunaharayのブログ

    東京大学の前田健太郎先生の博士論文。非常に勉強になった。基的には日を中心とした丁寧な事例研究を通じて、公務員の数がどのように決まっているのかという問題を議論するもの。最後のところでは、計量分析の成功研究についての再現を使った分析をしていて、これは良い試み。実際のデータを追いかけると、有意とされている「独立変数の効果」というのがまあそれほど大したことないこともわかるし、再現を通じて分析される方はドキドキするかもしれないけど、データを公開して広く分析してもらうというのはありがたいことだろう。 書の主要な主張をざっくり言うと、日公務員数が少ないのは早い時期から行政改革が行われたからだ、ということである。稲継裕昭先生や西村美香先生の公務員制度研究を踏まえて、それに続く研究として位置づけられることになるだろう。これまでの研究が、実態分析や歴史的経緯の跡付けをメインにしていたのに対して、

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    hmmm 2014/10/17
  • 学長選挙 - sunaharayのブログ

    どうでもいい雑感なのだが、備忘のためのメモ。 今日、ちょっと某雑談中に学長ってどうやって選べばいいんだろう、という話が出てきた。学長は、というよりも専門家を選ぶのって言うのはなかなか難しい。企業経営者などにも通じる問題ではないだろうか、という感じがする。 個人的には「意向投票」みたいな制度はあんまり賛成ではない。前にも書いたように、大学というところで過度に民主性を強調するのは自縄自縛みたいなところがあるし、政党というか党派性がないところで多数制の選挙、というのもちょっとよくわからない。もちろん個人を選ぶんだからその都度でいいじゃないか、という考え方はあるが、そうすると有権者受けを狙う=現状維持志向、という可能性も出てくる(大学の場合、特に文系が強いとこだとそうなるんじゃないかと思ったり)。 やはりポイントは学長指名委員会なのではないか。ここが学長の大学経営能力という専門性の観点から有為の人

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    hmmm 2014/08/06
  • アカウンタビリティと説明責任 - sunaharayのブログ

    ちょっと先に人前でしゃべる仕事があり、「アカウンタビリティ」概念を軸に話をしようと思っていたが、どうもこの概念は一般にきちんと理解されているとはいえないと思われる。そこで、日で「アカウンタビリティ」という言葉がどう使われてきたか、ということをざっと調べていたらこれがなかなか面白い。 まず確認として国語辞典で「アカウンタビリティ」を調べてみた。ウェブで見ることができるデジタル大辞林では、「説明の必要な事柄、また、説明を求められた事柄について当事者が十分な説明を為すべき責任」とされていて、アカウンタビリティの訳語が「説明責任」とされている。しかしこの説明責任という訳語がなんというか非常に曲者なわけだ。責任を追及する者が納得する説明を当事者の「十分な説明」とした場合に、説明責任が果たされるというのは相当に高いハードルを超えることが必要になるわけで。 次に、朝日新聞の記事検索で、「アカウンタビリ

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    hmmm 2014/05/22
  • 今年の○冊(2013年) - sunaharayのブログ

    2010年から毎年年末にこのネタを書いてきてますが、2013年版今年の○冊を。2010年にこれを始めたのは、当時なぜか現代日政治関係の博士論文が続々と出版されていて、それを紹介しようと思ったからです。最近減ったかな、と思ったのですが、やはり今年については現代政治関係の博論はちょっと少なめだったみたいです。どちらかというと最近は、そういう博論(それ以外の分野でも)を出版してきた人たちが二冊目以降に相対的に一般向けのを書く、というのが多かったような気がします。 まず2013年初頭ころのものとしては、伏見岳人『近代日の予算政治1900−1914―桂太郎の政治指導と政党内閣の確立過程』、鈴木一敏『日米構造協議の政治過程』でしょうか。両方ともダイレクトに専門が近いわけではないので十分に読みきれているわけではないのですが、実はいずれも「制度化」にかかわるテーマとなっています。前者は桂太郎時代の予

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    hmmm 2014/01/02
  • 特定秘密保護における第三者機関の独立性 - sunaharayのブログ

    現在参議院で議論になっている特定秘密保護法案で、「第三者機関」の設置が議論になっている。法案の修正過程でその設置検討が付則に盛り込まれたということ。 特定秘密保護法案を担当する森雅子少子化相は2日の参院国家安全保障特別委員会で、行政機関の長による特定秘密指定の妥当性を点検する第三者機関に関し「法施行までに設置できるようにしていきたい」と述べた。第三者機関は与党と日維新の会、みんなの党4党の修正合意で付則に設置検討を盛り込んだ。 日経済新聞 12月2日 他国との関係で秘匿しなければいけない情報もあるだろうし、秘匿することが信頼されなければ教えてもらえる情報が少なくなるというのも分かる。ただまあ民主主義体制においては、統治者はあくまでも国民の代表であって、国民と平等な関係を維持しないといけないわけだから、国民が政府の情報にアクセスする(そして分析して理解する)ことが可能な状態が原則であって

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    hmmm 2013/12/07
  • 『日本の起源』 - sunaharayのブログ

    愛知県立大学の與那覇潤先生から頂きました。どうもありがとうございます。東島誠先生と與那覇さんが対談する形式の著書で、前著の『中国化する日』をベースに、日国・日社会の様々な起源を考える内容となっています。 いやー、それにしても與那覇さんすごいですね。旺盛な執筆活動というのももちろんそうですが、対談ベースでここに挙げられているような様々な文献に言及できるのは当にすごいなあ、と*1。しかも、言及される文献は、歴史学の実証分析に関わるものだけではなく、政治思想(史)や現代政治に至るまで当に様々で、その博識さには舌を巻きます。はしがきでは「平易に」とあって、ご人も「大学入学後のレポートの参考書に…」と書かれていて、確かに語り口は軽妙だし読みやすいですが、いやー、これをちゃんと批判的に検討するために元文献たどりながら読むとしたらえらいことですよ(別にネガキャンしてるわけではありません)。

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    hmmm 2013/09/02
  • 経済書・政治書ベスト30 - sunaharayのブログ

    東洋経済の毎年恒例となってきた企画です(ベストいくつ、というのは揺れがあるような気がするけど)。今年は私も東洋経済に連載を書かせていただいていることもあり、あわせて6冊ほど推薦させて頂きました。…しかし、コメントを採用して頂いた細谷先生の『国際秩序』以外は全くランキングに引っかからず、悔しいので紹介した個人的経済書・政治書ベスト3を紹介しておきたいと思います。ちなみに、自分のもあわよくば載ってるかと期待してはいたのですが、残念ながら選外でした(まあそらそうか)。 週刊 東洋経済 2013年 8/17号 [雑誌] 出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2013/08/05メディア: 雑誌この商品を含むブログ (3件) を見るまずは経済書から。専門外ですが、こっちの方が選ぶのは楽しかったし、ホントにいいだったと思うんですけどねえ。 1位は『都市は人類最高の発明である』です。都市経済学

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  • 保育と政治 - sunaharayのブログ

    少し前に、杉並区で認可保育園に入れなかった幼児を持つ母親たちがデモを行った(いわゆる「保活デモ」)というニュースを見て、何らかのかたちでまとめておきたいと思いつつ、問題が多岐にわたりすぎるので全然進まないのだが、少し時間がとれたので一応現時点でのメモ。この問題については、保育園に入れない、母親たちの悲鳴(東洋経済)のようなルポの他、海外メディア(NYT、BBCなど)で取り上げられていて、数年前から特に盛り上がってきたが、これがさらに激しくなっていく感じ。 定義と前提 何が問題になるのか、ということ自体、人によって見方が変わってくるだろうと思われるので、一概には言えないが、たぶん一致するだろうと思われるのは「待機児童」の問題。この問題自体、定義はいろいろありうると思うが、ここでは要するに、保育という社会福祉サービスを受けたいと思っても受けられない人が出てきますよ、という感じで定義しておく*1

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    hmmm 2013/03/25