津田塾大学の西川賢先生から頂きました。ありがとうございます。『ニューディール期民主党の変容』に続く二冊目の研究書で,民主党を扱った前著のちょっとあとの時期にあたる共和党を扱われた本です。二冊目のハードカバーの研究書を上梓されるというのは本当にすごいことですね。博論を出版するというのは最近では非常に増えている話ではあると思いますが,博論と同じようなテンションで二冊目を書くというのは大変で,それができた方というのは本当に数えるほどではないかと。僕自身,新書や一般書ではなく研究書を,と考えていますし,ボチボチ進めてはいるのですが,数年前に一回ある研究会で「博論のコロキアムと同じような感じで報告します」と言ったら本当にいろんなコメントを頂いて,もちろんありがたかったのですがこれはツライw と思った記憶があります。 方法論についても造詣の深い西川先生らしく,質的研究として歴史を政治学的に分析するとい