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2009年1月5日のブックマーク (4件)

  • 人間の都合 - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://d.hatena.ne.jp/zarudora/20080910 これを読んで、小田実の次のような一節を思い出しました。このころの小田実は当にキレキレで、それはまあ社会主義というものがまだ元気だった「古きよき」時代の産物なのかもしれませんけども、それでもやっぱりぼくはこのころの小田実が好きです。 根的な考えなおしが必要なような気がしてならない。つまり、「しくみの都合」から考えるのではなく、「人間の都合」から考える。「タダの人」のもつ根源的な平等からものごとをとらえる。そうしないと、差別はいつまでもかたちをかえて残り、平等も解放も、そして、ほんとうの意味での自由も達成されることはない。具体的に言いましょう。たとえば、お金のことを「しごと」とはまったく切り離したところで考えるのです。これこれの「しごと」をしたから、その「はたらき」でこれこれのお金を得て、これこれのくらしをする

    人間の都合 - 過ぎ去ろうとしない過去
  • 小さなことから…… - 猿゛虎゛日記

    昨日の深夜、たまたまNHKのドキュメンタリー「激流中国 富人と農民工」を見た。これは、4月に放送されたものの再放送だったようで、放送当時結構話題を呼んだものらしい。 いろいろと話には聞いていたすさまじい中国の経済格差の現状を描いたもので、強烈なものだった。改革開放で現れたとてつもない大金持ち(富人)と、きわめて厳しい生活を強いられている人々(農民工)のそれぞれを取材したものだ。 大金持ちの方についてもそのうち書くかもしれないが、貧しい人々について。内モンゴル自治区から天津に出稼ぎに行っている二組の家族が出てくる。そのうちの片方は、事故で怪我をした息子の手術代を作るために夫婦で働いているが、なかなか仕事も得られず、いつまでたってもお金がたまらない。故郷に帰って、両親にあずけている息子に会えるのは、年に一回、旧正月のわずかな期間だけである。 で、ネットでこの番組の評判を少し読んだのだが、そこで

    小さなことから…… - 猿゛虎゛日記
  • 歴史認識・デリダ・ハーバーマス - kom’s log

    合意形成の話はひとまずおいておいて、そもそもの問題の起点にまたもどる。「デリダを通ってしまうと、歴史的真実とか言えなくなる/言うということはデリダを裏切る」という東浩紀氏発言について昨年にひきつづきいくつかリンク。 ハーバーマスとデリダのヨーロッパ 三島憲一 (PDF 早稻田政治經濟學誌No.362,2006年1月,4-18) 90年代のデリダとハーバーマスの対立の経緯、および00年代になって収束した対立について詳しく書かれている。これを読んでみると、東浩紀氏が自身の歴史認識のありかたをデリダを通ったせいにするのは誠意がないなあ、と思う。少なくとも「80年代のデリダを通過した私には」ぐらいに限定したほうがよいだろう。冒頭に掲げられたデリダの言葉を眺めるだけでもよい。 「しばしば,この脱構築の時代と啓蒙とが対置されることがありますが,それは違うのです。私は啓蒙の味方,進歩の味方であり,􌔗進

    歴史認識・デリダ・ハーバーマス - kom’s log
  • ガザ地上侵攻:米国は「黙認」 - 毎日jp(毎日新聞)

    【ワシントン草野和彦、ニューヨーク小倉孝保】イスラエル軍のガザへの地上侵攻に対し、米国は容認姿勢を堅持。ハマスを軍事的に弱体化させ、治安上の脅威低減を狙うイスラエルへの配慮が目立った。 米国務省のマコーマック報道官は3日の声明で、停戦は早期発効すべきだが「持続可能にする必要がある」とも指摘。地上侵攻には言及すらせず「黙認」した形だ。アラブ諸国などを中心に目立つイスラエル批判やハマス寄りの停戦合意の模索をけん制したと言える。 ただ、国際的反発の強い民間人の死傷には「深い懸念」も表明、イスラエル軍に慎重な対応を求めた。 ニューヨークで同日行われた国連安全保障理事会緊急会合でも、米国は即時停戦に反対。協議終了後、米国のウォルフ次席大使は報道陣にハマス批判を繰り返した。 米国の姿勢に対しては、歴代米政権が親密な関係を維持してきた同盟国イスラエルが、ハマス攻撃を継続できるよう、条件闘争で停戦協議を長