やらせ質問と熟議民主主義 佐藤清文 Seibun Satow 2006年11月7日 無断転載禁 本連載の著作者人格権及び著作権(財産権)は すべて執筆者である佐藤清文氏にあります。 「議論の目的は勝利ではなく、改善であるべきだ」。 ジョセフ・ジューベール 9月に政府が開いた教育基本法改正に関するタウンミーティングにおいて、改正賛成の質問をするよう参加者に依頼していた疑惑に対し、内閣府は、11月7日、いわゆるやらせ質問への関与を認め、衆議院教育基本法特別委員会の理事会で陳謝しました。 与党は13日に特別委員会、14日に衆院本会議で基本法改正案を採決する日程を提示しましたが、当然のこととして、野党は調査が不十分として拒否しました。 タウンミーティングは、本体、間接民主主義を補完する直接民主主義の制度です。ところが、政府は人々との議論の場を儀式化させてしまったのです。 番組でやらせをして、処分を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く