秋田の佐竹知事「褒美は何がよい？」 殿様役でＣＭ出演：朝日新聞デジタル【金山純子】ほうびは何がよい？―― 戦国大名・佐竹氏の分家、佐竹北家２１代目当主の佐竹敬久・秋田県知事（６５）が、のど飴（あめ）で有名な龍角散（本社・東京都）の「龍角散ののどすっきり飴」の新ＣＭで、お殿さまを演じる。共演は、ＴＢＳ系ドラマ「半沢直樹」の大和田常務役などで人気を集める俳優の香川照之さん（４７）。１０日から全国放映する。 同社の藤井隆太社長（５３）は秋田藩医の子孫で、のど薬「龍角散」は江戸時代、藩主・佐竹氏のぜんそくを治すため、秘伝の薬を改良したのがルーツだそうだ。 藤井社長が会長を務める「東京生薬協会」は、国内での生薬栽培をめざし、昨年から今年にかけて八峰町や美郷町と連携協定を結んだ。「のどすっきり飴」にも、八峰町産のカミツレをハーブパウダーとして使っている。
