桜宮高の元バスケ部顧問、傷害と暴行で書類送検 : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）大阪市立桜宮(さくらのみや)高校バスケットボール部キャプテンの２年男子生徒（１７）が顧問から体罰を受けた翌日に自殺した問題で、大阪府警捜査１課は２２日、顧問だった小村基(はじめ)・元教諭（４７）（懲戒免職）を傷害と暴行の両容疑で大阪地検に書類送検した。 捜査関係者によると、絶対的な上下関係の中で激しい体罰を繰り返した責任は重いとして、府警は起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。 発表では、小村元教諭は昨年１２月１８日午後、同校体育館で練習試合中などに男子生徒の顔や頭を平手で５回以上たたく暴行を加え、自殺前日の同２２日午後にも同体育館で顔や頭を十数回殴打し、唇に全治２～３週間のけがを負わせた疑い。容疑を大筋で認め、反省しているという。 府警は、自殺との因果関係については「捜査の目的は体罰の実態解明」として触れなかった。市教委は２月、元教諭が生徒に暴力行為を繰り返して精神的苦痛を与えたことが
