「インタビュー:「強くて優しい」新しいリベラルが必要 NPO代表理事、駒崎弘樹さん」の記事で思ったことです。 駒崎氏のインタビュー内容にはそれなりに納得できるところもあるんですが、違和感を覚えたのがこの部分です。 駒崎さん 今のリベラル勢力の退潮とある種の腐敗について胸を痛めています。リベラルはいろんな課題−−例えば集団的自衛権や原発問題−−に対して、反対はしますが、ではどうしたらいいかの答えを持っていない。それゆえに説得力ある対案を示せませんでした。例えば、集団的自衛権にしても一足飛びに「明日にも戦争、徴兵制がやってくる」といった形で危機感をあおる。もちろん、その可能性が将来的にないとは思いませんが、今すぐにでもやってくるというような物言いで動員しようとしているように見えます。「俺の正義」をぶつけるだけでは共感が広がりませんし、何より議論が成立しません。 http://mainichi.