【北京=川越一】中国国営新華社通信(英語版)によると、21日午後3時10分(日本時間同4時10分)ごろ、北京市中心部の地下鉄環状線「東直門」駅近くの新聞スタンド脇で爆発が起こり、通りかかった米国人1人が軽傷を負い、病院に運ばれた。 爆発の原因などは不明。新華社は「アクシデント(事故)」と表現しているが、爆発発生時、現場周辺にいた警備員は「火薬のような臭いがした」と話していた。爆発を報じるウェブサイトは閲覧が制限されている。 北京の日本大使館によると、北京市公安局は「爆発があったのは事実。負傷者は日本人ではない。詳細は調査中だ」としている。