高齢ドライバーによる人身事故はどうすれば減るのか・・・ またまた高齢ドライバーによる痛ましい自動車事故が起きた。2018年5月28日、神奈川県茅ヶ崎市の国道1号線で、付近にいた歩行者などが車に次々にはねられ、1人が死亡し3人がけがをした。 警察は、車を運転していた90歳の女性を過失運転致死傷の疑いで逮捕。女性は警察の調べに対して、「自分の側の信号は赤だと分かっていたが、歩行者が渡り始めていなかったので通過できると思った。そのあと横断する人が見えて慌てて左にハンドルを切った」と供述しているという。 女性は今年3月に運転免許証を更新した際、75歳以上のドライバーに義務づけられている判断力や記憶力を調べる検査では、問題はなかったという。 この事故に対しては、多くのマスコミが「もっと早く免許を返納していれば」という論調だが、検査に合格している以上、免許を所持する権利はあり、90歳だからと言って返納