米大リーグのタンパベイ・レイズと契約した筒香嘉智(2017年3月15日撮影、資料写真)。(c)TORU YAMANAKA / AFP 【12月17日 AFP】米大リーグ(MLB)のタンパベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)は16日、筒香嘉智(Yoshitomo Tsutsugo)外野手と2年総額1200万ドル(約13億円)の契約を結んだと発表した。 レイズはまた、筒香が所属していた日本プロ野球(NPB)の横浜DeNAベイスターズ(Yokohama DeNA BayStars)におよそ240万ドル(約2億6000万円)の譲渡金を支払う。 28歳で左打者の筒香は、NPBの過去4シーズンで139本塁打をマーク。2016年のオールスターでは最優秀選手(MVP)に選ばれ、同年のレギュラーシーズンでは44本塁打、110打点という成績を残した。 指名打者(DH)としての起用が予想されている筒香だ
(CNN) 観客の人種差別的な振る舞いが問題視されているイタリアのサッカー界で、1部リーグの委託により制作された人種差別反対のアート作品が物議をかもしている。目の色や形などが異なる3頭のサルの顔を描いたこの作品に対して、「意図が分からない」「逆効果では」といった困惑や非難の声が相次いだ。 問題の作品は伊1部リーグのセリエAが委託したもので、観客がアフリカ系の選手などにサルの鳴き声を模したヤジを飛ばすのを防ぐ取り組みの一環。来年5月に行われる国内カップ戦決勝に向けてアーティストのシモーネ・フガッツォット氏が制作し、16日に公表された。 目や鼻の周りに鮮やかな配色を施した3頭のサルがこちらを見つめるデザインのこの作品。フガッツォット氏はセリエAのウェブサイト上で、自身の敬愛するナポリ所属のセネガル代表選手が試合中に観客からサルの鳴きまねを浴びせられるのを見て、サルをモチーフにした作品のアイデア
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2016年、米国のフロリダキーズ諸島でラセンウジバエが大発生し、絶滅危惧種のキージカが被害を受けた。寄生されたシカは痛みに苦しみ、死に至ることもある。シカたちを救ったのは、米国とパナマ政府による不妊虫放飼プログラムだった。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 中米、パナマ運河のすぐ東に、緑の屋根の建物がある。一見、どこにでもある工場のようだが、ここはパナマ政府と米国政府が共同で運営するハエ養殖施設だ。 この施設では、1週間に数百万匹、1年間に10億匹以上のハエを育て、放している。施設内はほのかに腐肉のにおいがする。ハエの幼虫(ウジ)には、牛乳と卵と食物繊維とウシの血液を配合した餌が与えられている。 ここで育てられているのはおなじみのイエバエではなく、生きたウシの体に穴を開けて組織を食い荒らすラセンウジバエである。ラセン
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