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  • タコやイカはなぜ驚異の変身能力を獲得した? 色も形も一瞬で変化

    カナダ沿岸のクイーン・シャーロット海峡で、アカウニなどの棘皮動物に溶け込むように体の色や形を変えたミズダコ(Enteroctopus dofleini)。タコをはじめとする頭足類は、動物界で最もすばやく変身することができる。(PHOTOGRAPH BY DAVID HALL) タコやイカなどの頭足類は、ほとんどすべての種が、皮膚の色や模様だけでなく体の形や質感まで変化させる驚くべき能力を持っている。そのスピードはまばたきより速く、既知の動物の中で最速だ。 「頭足類は、私たちが知っている中で最も優れた変身能力を持っています」と、米国スミソニアン自然史博物館の頭足類の学芸員であるマイケル・ベッキオーネ氏は言う。ほとんどの頭足類が色覚を持たないことを考えると、これはさらに驚きだ。「頭足類にとって、多種多様な変身パターンを持つことは進化的に重要だったはずです」 頭足類の皮膚は、色素胞と呼ばれる細胞

    タコやイカはなぜ驚異の変身能力を獲得した? 色も形も一瞬で変化
    hozho
    hozho 2024/05/26
    “タコやイカなどの頭足類は、ほとんどすべての種が、皮膚の色や模様だけでなく体の形や質感まで変化させる驚くべき能力を持っている。”
  • シャチの新たな集団を発見か、研究者も驚く未知のタイプ、太平洋

    太平洋のシャチには、「オーシャニック(外洋)型」と呼ばれる第4のタイプが存在する可能性がある。画像は、米国カリフォルニアのモントレー湾を泳ぐオーシャニック型のシャチ。(PHOTOGRAPH BY SLATER MOORE PHOTOGRAPHY) シャチは通常、海岸線沿いにとどまる傾向にあるが、大海原をわたり、クジラなどの大きな獲物をとる新しいタイプの群れが新たに見つかったかもしれない。学術誌「Aquatic Mammals」に2024年3月14日付けで発表された研究によると、米オレゴンやカリフォルニアから遠く離れた外洋で、何度もシャチが目撃されているという。多くは大陸棚よりずっと沖合で、水深は約4500メートルに達する場合もある。 「少なくとも北太平洋では、これまでに外洋のシャチを対象とした格的な研究が行われた例はありません」と、研究リーダーを務めたカナダ、ブリティッシュ・コロンビア大

    シャチの新たな集団を発見か、研究者も驚く未知のタイプ、太平洋
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    hozho 2024/04/04
    “シャチは通常、海岸線沿いにとどまる傾向にあるが、大海原をわたり、クジラなどの大きな獲物をとる新しいタイプの群れが新たに見つかったかもしれない。”
  • 第二次大戦の米軍「血の第100爆撃隊」がドラマに、本気で再現

    1945年2月28日、編隊を組んで対ナチス・ドイツ戦に向かう米航空軍第100爆撃隊のB-17爆撃機。(PHOTOGRAPH BY NATIONAL ARCHIVES) 第二次世界大戦中、連合国軍による対ナチス総攻撃を支援した米第8空軍の第100爆撃隊が、「ブラッディ・ハンドレッズ(血の第100部隊)」と呼ばれるようになったのにはわけがある。彼らは上空7600メートルを編隊飛行して危険な日中の爆撃作戦を遂行し、多くの死傷者を出した悲運の部隊だった。 その第100爆撃隊に属していた個性豊かな兵士たちの物語を9話にわたるドラマシリーズで描いた『マスターズ・オブ・ザ・エアー』が、1月26日よりApple TV+で配信されている。ゲイリー・ゴーツマン氏、トム・ハンクス氏、スティーブン・スピルバーグ氏が製作総指揮を務め、共同製作者のジョン・オーロフ氏が脚も担当した。 実話を基にしたドナルド・L・ミラ

    第二次大戦の米軍「血の第100爆撃隊」がドラマに、本気で再現
    hozho
    hozho 2024/02/12
    “米第8空軍の第100爆撃隊が、「血の第100部隊」と呼ばれるようになったのにはわけがある。彼らは上空7600メートルを編隊飛行して危険な日中の爆撃作戦を遂行し、多くの死傷者を出した悲運の部隊だった。”
  • 土星の衛星ミマスの地下に海、最新研究で判明、別名デス・スター

    NASAの土星探査機カッシーニが、土星の衛星ミマスにフライバイし最接近してとらえた画像。巨大なハーシェル・クレーターがあるミマスは、映画『スター・ウォーズ』の宇宙要塞「デス・スター」に似ている。このミマスの地下全体に海がある証拠が示された。(PHOTOGRAPH BY NASA/JPL-CALTECH/SPACE SCIENCE INSTITUTE) 土星の衛星ミマスの地下全体に海がある証拠が発表され、天文学者たちを驚かせている。2004年から2017年にかけて土星探査機カッシーニが行った調査を新たに分析したところ、軌道周回中の「秤動(ひょうどう)」と呼ばれる揺れが、地殻の下が液体の海で占められているためであることが示された。論文は2月7日付けで学術誌「ネイチャー」に発表された。 地下海の存在はすでにいくつかの太陽系の天体でも確認されているが、ミマスもそのメンバーに加わることになる。また、

    土星の衛星ミマスの地下に海、最新研究で判明、別名デス・スター
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    hozho 2024/02/08
    “土星の衛星ミマスの地下全体に海がある証拠が発表され、天文学者たちを驚かせている。”
  • コロナ第10波の兆し、今後「心不全パンデミック」の恐れも、研究

    新型コロナウイルスの感染は昨年11月下旬から年が明けても増える傾向が続き、流行の「第10波」の兆しも見せている。理化学研究所(理研)と京都大学の共同研究グループは昨年末、症状が収まった後もウイルスが心臓に残存すると心不全のリスクが高まる可能性があると発表した。同5月に感染症法上の位置付けが5類に移行し、人々は「コロナとの共生」の日常に戻っているが、流行ウイルスの性質が大きく変わったわけではなく、油断はできない。厚生労働省は今冬期の流行拡大に注意を呼びかけている。 国内初感染確認から4年でまた増加傾向 新型コロナウイルスの感染者が国内で初めて確認されてから1月15日で4年が経過した。5類移行後は感染実態の把握方法は全数把握から全国約5000の定点医療機関による定点把握に変更された。厚労省によると、定点把握の感染者数は移行後も増え続け、昨年8月末から9月上旬には1医療機関当たり約20人になり流

    コロナ第10波の兆し、今後「心不全パンデミック」の恐れも、研究
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    hozho 2024/01/27
    “新型コロナウイルスの感染、流行の「第10波」の兆しも見せている。理研と京大の共同研究グループは昨年末、症状が収まった後もウイルスが心臓に残存すると心不全のリスクが高まる可能性があると発表した。”
  • 一緒に長旅する2匹のホホジロザメ サイモンとジキルの不思議な関係

    追跡用のタグを付けられ、海に放たれたホホジロザメのジキル。ジキルは別のホホジロザメと一緒に何千キロメートルも旅しており、科学者たちはその理由を知りたがっている。(PHOTOGRAPH BY OCEARCH/CHRIS ROSS) ホホジロザメがボートに向かってゆっくりと泳ぎ、専用の油圧リフトに乗る。このサメは餌の付いた針に掛かり、「犬にリードを付けて歩かせる」ようにボートまで誘導された――。OCEARCH主任研究員のボブ・ヒューター氏は、こう説明する。OCEARCHはサメの追跡を専門とするNPOだ。 サメがボートに引き揚げられると、「カーレースのピットクルーのように作業します」とヒューター氏は語る。ある科学者はサメの口にホースで冷たい海水を入れて換気をサポートし、別の科学者はサメが自分を傷つけないようにテールロープを取り付ける。研究チームは約15分で、サメの測定、超音波スキャン、さまざまな

    一緒に長旅する2匹のホホジロザメ サイモンとジキルの不思議な関係
    hozho
    hozho 2023/09/10
    “タグ付けされた2匹の若いホホジロザメ、サイモンとジキルが最近有名になった。北米の北大西洋沿岸を6500キロメートル近くも一緒に旅していることをソーシャルメディアで指摘されたことがきっかけだ。”
  • 【動画】マッコウクジラの超貴重な誕生シーン、感動的な光景

    まだ泳げない子クジラの下に潜って水上に持ち上げるマッコウクジラの群れをとらえた空撮映像。(PROJECT CETI) 2023年7月、カリブ海のドミニカ沖で定期観測を行っていた研究チームが、驚くべき出来事に遭遇した。マッコウクジラの出産だ。たまたま研究チームは高度な観測機器を備えていたため、収集したデータは、マッコウクジラについてこれまで知られていなかったことまで明らかにしてくれそうだ。 「私は20年近くクジラを観察しています」と、ナショナル ジオグラフィックのエクスプローラー(探求者)で、マッコウクジラの会話の内容を理解しようとする画期的な取り組み「プロジェクトCETI」の生物学リーダーであるシェーン・ゲロー氏は言う。 ドミニカ周辺の海域に生息するマッコウクジラのおとなと子ども。2023年7月8日にドミニカ沖で子クジラが誕生したとき、たまたま近くに研究者がいて、その様子を詳細に観察するこ

    【動画】マッコウクジラの超貴重な誕生シーン、感動的な光景
    hozho
    hozho 2023/09/04
    “まだ泳げない子クジラの下に潜って水上に持ち上げるマッコウクジラの群れをとらえた空撮映像。”
  • 2000年間話し手がいなかったヘブライ語、どうやって復活した?

    2023年に競売にかけられた、最古にして最も完全なヘブライ語聖書である「サスーン写」。こうした宗教文書は、2000年にわたってヘブライ語が存続した大きな要因のひとつだ。(PHOTOGRAPH BY WIKTOR SZYMANOWICZ, ANADOLU AGENCY/GETTY IMAGES) ヘブライ語は生きた言語だ。話者は世界中で約900万人にも及び、この言葉を通じてありとあらゆる思考や望みを伝え合っている。 わずか150年ほど前まで、ヘブライ語は古代の宗教文書の中にしか存在しない言語とみなされていた。当時の人々には、今のような事態は予測できなかっただろう。 ヘブライ語が使われなかった期間は約2000年に及ぶ。その間、ユダヤ人コミュニティーは世界各地に散らばり、それぞれが新たな故郷となった土地の言葉を使うようになっていった。19世紀後半の時点では、ヘブライ語の語彙には、ヘブライ語聖書

    2000年間話し手がいなかったヘブライ語、どうやって復活した?
    hozho
    hozho 2023/08/13
    “ヘブライ語が使われなかった期間は約2000年に及ぶ。その間、ユダヤ人コミュニティーは世界各地に散らばり、それぞれが新たな故郷となった土地の言葉を使うようになっていった。”
  • 火星のオリンポス山は島だった? 太陽系最大の火山の形成に新説

    火星のオリンポス山は知られている太陽系の火山では最大であり、裾野の直径は約600km、周囲の平地からの高さは約24kmもある。(PHOTOGRAPH BY CORBIS, GETTY IMAGES) 火星の北半球にそびえる巨大火山「オリンポス山」は、高さが20kmを超える太陽系最高峰の1つだ。今回、この山は約38億年前には火星の海上にそびえる火山島だったかもしれないとする研究が発表された。 2023年7月24日付けで学術誌「Earth and Planetary Science Letters」に論文を発表したフランス国立科学研究センターの火山学者アンソニー・ヒルデンブランド氏の研究チームは、オリンポス山の外縁の切り立った崖が、地球のハワイ諸島やアゾレス諸島の火山島によく似ていることに注目した。この特徴は、溶岩が海に流れ込むときにできる。 火星の巨大火山 ヒルデンブランド氏によると、オリン

    火星のオリンポス山は島だった? 太陽系最大の火山の形成に新説
    hozho
    hozho 2023/08/07
    “火星の北半球にそびえる巨大火山「オリンポス山」は、高さが20kmを超える太陽系最高峰の1つだ。今回、この山は約38億年前には火星の海上にそびえる火山島だったかもしれないとする研究が発表された。”
  • ギャラリー:集団で「立ち寝」をする巨大クジラ

    インド洋の水深15メートルのところで眠っている、マッコウクジラの群れ。その数は30頭を超す。このように立った状態で、何分もあるいは何時間も動かずにいる。このクジラはすべてメスで、子どもたちは親が寝ている間、水面で過ごす。(Photograph by Stephane Granzotto) 水深20メートルで眠っている、2頭の大人のメス。1頭は空気を吐き出している。呼吸をするときは、水面まで泳いでいって息を吸い、この場所に戻ってきてまた眠る。(Photograph by Stephane Granzotto)

    ギャラリー:集団で「立ち寝」をする巨大クジラ
    hozho
    hozho 2023/08/05
    ”インド洋の水深15mのところで眠っている、マッコウクジラの群れ。このように立った状態で、何分もあるいは何時間も動かずにいる。このクジラはすべてメスで、子どもたちは親が寝ている間、水面で過ごす。”
  • 閉経した母親が守るのは息子だけ、シャチで判明、娘や孫は守らず

    北部ノルウェーの冷たい海でニシンの大群を襲うシャチの群れ。子どももいる。シャチは閉経後も長く生き続けるわずか6種類の動物の1種だが、その有益さを科学者たちは解明し始めている。(PHOTOGPAPH BY TONY WU, NPL/MINDEN PICTURES) 墨を吐いたり、体の色を変化させたりする動物の能力は、人間から見れば不思議に思えるかもしれない。しかし動物界全体から見れば、「閉経」こそもっとも不可思議な現象であることはご存じだろうか。 「自然界において閉経は非常にまれな特性です」と指摘するのは、英国エクセター大学の動物行動学者チャーリー・グライムス氏だ。閉経し、生殖能力を失ったあとも長く生き続ける動物はたったの6種類。ヒトと5種のハクジラだけだ。 ハクジラ類のシャチもそうした動物の仲間だ。そこで、なぜシャチのメスが閉経を迎えたあとも20年以上生き続けるのか、大規模な調査が行われて

    閉経した母親が守るのは息子だけ、シャチで判明、娘や孫は守らず
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    hozho 2023/07/24
    “閉経後のシャチの母親は、自分の息子が他のシャチとの争いに巻き込まれて負傷しないように守っているという。”
  • CO2から室温でメタノールを合成できる触媒を開発、東工大

    二酸化炭素(CO2)と水素を原料とし、室温でメタノール合成を促す触媒を、東京工業大学の北野政明教授(触媒化学)と細野秀雄栄誉教授(材料科学)らのグループが開発した。新触媒はパラジウム(Pd)とモリブデン(Mo)からなる金属間化合物。簡単に作れて耐久性も高いと見込まれることから、実用化の可能性があるという。 メタノールはプラスチックなどの原料や燃料として需要が高い。現在は主に天然ガスを原料に量産されているが、CO2と水素からつくることもできる。2050年までに温室効果ガス排出の実質ゼロを実現にするという政府目標に向け、温室効果ガスであるCO2を有用なメタノールにする研究が近年は盛んになっている。 研究グループはレアメタルのパラジウムとモリブデンに注目。両元素の酸化物を混ぜてアンモニア中で数百度の温度で焼き、黒っぽい金属の粉末を得た。透過型電子顕微鏡で観察すると、パラジウムとモリブデンの層が交

    CO2から室温でメタノールを合成できる触媒を開発、東工大
    hozho
    hozho 2023/05/18
    “二酸化炭素と水素を原料とし、室温でメタノール合成を促す触媒を、東工大のグループが開発。触媒はパラジウムとモリブデンからなる金属間化合物。簡単に作れて耐久性も高いことから、実用化の可能性がある。”
  • 「絶対に見つからない」アトランティス伝説、なぜ人気なのか?

    遠い昔に消滅した高度な文明都市アトランティスの物語は、この伝説を信じる人たちを長く引きつけてきた。だが、考古学者たちは、アトランティスが絶対に見つからない明確な根拠があると断言する。(ILLUSTRATION VIA ISTOCK, GETTY IMAGES PLUS) ツタンカーメン王墓から死海文書に至るまで、考古学者たちは数多くの発見を成し遂げてきた。では、なぜアトランティスは見つからないのだろうか。 これは、考古学者のデビッド・S・アンダーソン氏らにとっておなじみの質問だ。米ラドフォード大学の助教で、マヤ文明とメソアメリカ考古学が専門のアンダーソン氏は、アトランティスに関して毎日のように質問されるという。「当の考古学より偽の考古学に関する質問の方がずっと多いのです」 アンダーソン氏らの答えはいつも同じだ。「アトランティスは絶対に見つかりません。完全に架空の話ですから」。だが、このよ

    「絶対に見つからない」アトランティス伝説、なぜ人気なのか?
    hozho
    hozho 2023/05/06
    “考古学者たちは、アトランティスが絶対に見つからない明確な根拠があると断言する。”
  • 北極の海氷が劇的に薄く平らに、2007年から、研究で判明

    グリーンランドのカーナークで、氷山から海の状態を吟味するイヌイットのハンター。北極の氷の形状の変化は、最終的に、海洋生物だけでなく海氷に頼って暮らす人々にも影響をもたらす。(PHOTOGRAPH BY PAUL NICKLEN, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 1895年4月、有名なノルウェー人探検家、フリチョフ・ナンセンは、北極の氷原を犬ぞりで進み北極点を目指したが、果てしなく連なる氷脈に行く手を阻まれた。「どこまでも続く氷塊は、まさにカオスだった」。ナンセンは、探検記『極北:フラム号北極漂流記』にこう記している。そりを引いてこの氷脈を越えるのは「どんな巨人でもへとへとになるほどの苦行」だった。 だが、2023年3月15日付けで学術誌「ネイチャー」に掲載された論文によれば、ナンセンの行く手に立ちはだかった険しい氷脈の大部分が、いまでは過去の存在になっているという。尾根

    北極の海氷が劇的に薄く平らに、2007年から、研究で判明
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    hozho 2023/03/18
    “北極の厚い海氷は、急激に薄く平らになっていた。この変化は2007年頃に生じた。夏に北極の海氷域が縮小したために海水温が上昇し、その結果、さらに海氷が急激に減少するというフィードバック現象が起きた。”
  • ネコ

    早わかり 分類: 哺乳類 保護状態: なし 性: 肉 寿命: 体長: 70 センチ 体重: 2 ~ 9 キログラム 成人男性(180cm)との比較 プロフィール 私たちがペットとして飼うネコにはさまざまな血統があるが、生物学上はすべて同じ種イエネコだ。 遠い昔から人間と共に暮らしてきたが、初めてネコを飼ったのは4000年前の古代エジプト人とされる。ネズミを首尾よく捕まえた野生のネコが、人間に重宝されるようになったのかもしれない。 古代エジプト人たちはネコを女神として崇拝した。かわいがっていたネコが死ぬとミイラにし、ミイラのネズミまでお供につけてあの世へ送った。その後、世界中の人々がネコを社会の一員として受け入れていった。(参考記事:「ネコは自ら家畜化した、遺伝子ほぼ不変、最新研究」) 野生の仲間と同様、イエネコも生まれながらの捕動物だ。獲物にそっと忍び寄り、鋭いツメと歯で襲いかかる。

    ネコ
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    hozho 2023/03/15
    “遠い昔から人間と共に暮らしてきたが、初めてネコを飼ったのは4000年前の古代エジプト人とされる。”
  • 大型ネコ科のピューマが1km以上も海を遠泳、驚きの報告

    森の小川を跳び越えるピューマ(Felis concolor)。水を避けることもあるが、状況によっては長い距離を泳げる。(PHOTOGRAPH BY JIM AND JAMIE DUTCHER, NATGEO IMAGE COLLECTION) 一般的に、ピューマは泳ぎが得意ではなく、ましてや長い距離は泳げないと考えられている。しかし、少なくともある1頭の冒険好きなピューマにとって、その認識は全くの見当違いだ。 米西部ワシントン州の土からピュージェット湾の無人島まで1.1kmを泳ぐ若いオスのピューマが、新たな研究で記録された。GPSで追跡された「M161」または「ノーラン」と呼ばれるこの個体は、米ワシントン州オリンピア郊外の曲がりくねった道を通り、海岸沿いを進み、海へ出た。論文は2022年11月17日付けで学術誌「Northwestern Naturalist」に掲載された。 もしピューマ

    大型ネコ科のピューマが1km以上も海を遠泳、驚きの報告
    hozho
    hozho 2023/03/05
    “一般的に、ピューマは泳ぎが得意ではなく、ましてや長い距離は泳げないと考えられている。しかし、少なくともある1頭の冒険好きなピューマにとって、その認識は全くの見当違いだ。”
  • 今も機密扱いの基地「エリア51」 なぜUFOの聖地になったのか

    米アリゾナ州セドナのUFOツアーに参加し、怪しげな宇宙船に目を光らせる人々。画像は、2017年に暗視ゴーグルを通して撮影した6枚の写真を組み合わせたもの。(COMPOSITE PHOTOGRAPH BY JENNIFER EMERLING) 米国ネバダ州の砂漠にある空軍基地「エリア51」。UFOを目撃するため、毎年、ここには世界中から多くの旅行者がやってくる。 エリア51には、UFOや宇宙人と結びつけられたいくつもの伝説がある。それらは根拠のない噂であることもあれば、中には現実の出来事に基づいたものもある。エリア51についての事実を確かめておこう。

    今も機密扱いの基地「エリア51」 なぜUFOの聖地になったのか
    hozho
    hozho 2023/02/19
    ”エリア51は現役の基地だ。この基地が1970年代以降にどのような目的で使われてきたかは極秘となっている。機密扱いから外れ、一般に公開されるようになるまでは、少なくともあと数十年はかかるだろう。”
  • 体重を減らし、病気のリスクを下げる「脂肪」で健康に、進む研究

    生まれたばかりのときに誰もが持っていたいわゆる「良い脂肪」は、年とともに失われる。科学者たちは、老化をい止めるためにこの脂肪を補給する方法を模索している。(PHOTOGRAPH BY FROGGYFROGG, ISTOCK/GETTY IMAGES PLUS) 体にある脂肪と聞いてほとんどの人が想像するのは、白色脂肪と呼ばれるものだ。皮膚の下や内臓にあり、その名の通り白またはクリーム色をしていて、代謝効率が悪く、大した働きをしない。エネルギーをほとんど消費せず、落としにくいので、肥満をはじめ様々な健康問題を引き起こす。 対して、人の体には違う種類の脂肪もある。褐色脂肪だ。生まれて間もない新生児の首と肩に多く、代謝効率が良く、多くのカロリーを燃やして体温を維持する(新生児にはこれが重要だ)。成長するにつれて褐色脂肪は減り、6歳になる頃には5%以下しか残らないものの、代謝にとって重要な組織で

    体重を減らし、病気のリスクを下げる「脂肪」で健康に、進む研究
    hozho
    hozho 2023/02/19
    “成長するにつれて褐色脂肪は減り、6歳になる頃には5%以下しか残らない、代謝にとって重要な組織であり、これが多い大人は肥満や糖尿病、高血圧などになりにくい。おそらくは長寿をもコントロールしている。”
  • 2021年に新種と判明したクジラ、残り約50頭で絶滅の危機

    メキシコ湾を泳ぐライスクジラ(Balaenoptera ricei)。以前はメキシコ湾ニタリクジラと呼ばれていた。(Photograph by NOAA Fisheries) 哺乳類の新種が発見されることは珍しい。ましてやそれが体長12メートルにもなるクジラとなればなおさらだ。 2021年、科学者らはクジラの新種を報告した。従来はニタリクジラの亜種と考えられていた「ライスクジラ」だ。 しかし、この胸躍るニュースは、悲しい知らせを伴っていた。メキシコ湾の一部に生息するこのヒゲクジラの仲間は、すでに絶滅の危機にあり、残る個体数は推定51頭だという。世界で最も希少な海洋哺乳類のひとつだ。 ライスクジラ(Balaenoptera ricei)の生息域は海上交通の往来が激しく、船の衝突や海洋汚染など常にいくつもの危険にさらされている。2010年のメキシコ湾原油流出事故では、生息域のほぼ半分が汚染され

    2021年に新種と判明したクジラ、残り約50頭で絶滅の危機
    hozho
    hozho 2023/02/07
    “メキシコ湾を泳ぐライスクジラ(Balaenoptera ricei)。以前はメキシコ湾ニタリクジラと呼ばれていた。”
  • 実はエジプトより多い、スーダンの知られざるピラミッドを巡る 写真13点

    エジプトからナイル川をさかのぼった先にある国スーダン。古代、この地は農業で栄え、神々や王、貴族のために巨大な神殿や墓が建造された。今も約255のピラミッドが残っているが、これは隣国エジプトにあるピラミッドの数の約2倍に当たる。(参考記事:「エジプトだけじゃない! 世界のピラミッド大集合」) にもかかわらず、これまでスーダンの古代遺跡を巡る旅をした人は多くない。というのも、2度の内戦(1956~1972年と1983~2005年)、2011年の南スーダン建国に至るまでの独立戦争、そして2021年のクーデターによって、スーダンの観光業は成長の機会をことごとく奪われてきたからだ。クーデター後の混乱が続いている今も、スーダンへの旅行は推奨されていない。 しかし、そこは魅力的な遺跡の宝庫。ソレブの巨大な神殿から世界遺産のピラミッド群まで、ナイル川をさかのぼりながらスーダンの歴史をたどる旅を紹介しよう。

    実はエジプトより多い、スーダンの知られざるピラミッドを巡る 写真13点
    hozho
    hozho 2023/01/22
    “エジプトからナイル川をさかのぼった先にある国スーダン。古代、この地は農業で栄え、神々や王、貴族のために巨大な神殿や墓が建造された。今も約255のピラミッドが残っている。”