今シーズンのオホーツク海は、昨年12月の中旬までは気温が平年より高く経過していたこともあり、オホーツク海全体の海氷面積は平年より小さく経過していました。しかし、12月下旬から強い寒気が流れ込んだ影響で海氷面積はほぼ平年並みとなり、今年1月に入ってからも海氷面積ほぼ平年並みで経過しています。一方、オホーツク海の沿岸に向かって成長してきた流氷は平年より幾分早めに南下を進めており、網走では1月17日に平年より4日早い流氷初日となりました。そして、昨日30日から北海道付近は強い冬型の気圧配置となり、強い北よりの風が吹きつけた影響で、本日31日に流氷が平年より2日早く網走の沿岸に接岸したものと思われます。