2023年11月21日(火)に中国の北京や遼寧省の肺炎が流行しており小児病院が患者で溢れかえっている、と現地のメディアが報道しました。 この報道は国際感染症学会(ISID)のメーリングリストであるPromedでも紹介されていました。 この報道の中では、受診者の家族による「多くの人が入院しています。咳も出ないし、症状もない。ただ高熱があるだけで、多くは肺結節を発症しています」というコメントや、教師も感染しているということも紹介されています。 しかし、肝心のこの肺炎の病原体についての情報は述べられていません。 11月22日には、WHO(世界保健機関)から中国に正式に情報提供を求めたという声明がHPに掲載されました。 この中国の北京や遼寧省で起こっている小児の肺炎のアウトブレイクの原因は何なのでしょうか? 「まさか、またSARS(重症急性呼吸器症候群)やCOVID-19(新型コロナウイルス感染症