古代聖地とつながる霊的要衝 富山県立山町にある尖山とがりやまは、その名のとおり「尖った」形をしている。遠目にもよく目立つ山だ。まさにピラミッドそのものという姿をしている。 だが、この山がピラミッドであることが広く知られるようになったのは、1980年代のことだった。当時、富山大学の教授だった山口博氏が「尖山はピラミッドである」と発表したのだ。 教授によれば尖山は、近くにある二上山ふたがみやまと五箇山ごかやまの天柱石とセットになっているのだという。 3つの山の山頂を直線で結ぶと、きれいな正三角形が描かれるからだ。さらに、超古代に天祖人祖神宮神殿があったとされる御皇城山おみじんやまと夫婦山と尖山を結んでも、やはり正三角形になる。 それだけではない。御皇城山と夫婦山を結ぶラインを南へ延長していくと、今度は位山くらいやまへ、二上山と天柱石の中間点と尖山を結んだラインを東へ伸ばすと皆神山みなかみやまへ